こんにちは、『ゲムぼく。』テーブルゲーム部です!
「ナインタイルっていうカードゲームが子どもでもすぐ遊べて楽しいですよ」というクチコミをいただいたので、とりあえずAmazonほしい物リストに入れておいたら、贈っていただけた。
ありがとうございます。大事に使わせていただきます。
届いてまずびっくりしたのが、テーブルゲームにしてはパッケージが異常に小さい!
厚みはふつうだが、縦・横に関しては名刺サイズよりちょっと大きいくらいしかない。
トランプと同じくらいの感覚で持ち運べるので、旅行などにも向いていそうだ。
というわけで……
GoToトラベルキャンペーンで子どもたちと小旅行に行く際に持っていき、そこで初プレイをすることに!
開封!
なかには、正方形のカードがたくさん入っている。
小さな絵柄が9つ描いてあるのが「お題」用のカードで、大きな絵柄がひとつ描いてあるのが「手札」用のカード。なお、手札用のカードは表裏で違う絵柄が描かれている。
よく見ると、手札用のカードには四隅にグレーの点が描かれている。
これはNo.1~No.4までの、プレイヤーの番号を表しているらしい。つまり、最大4人で同時プレイが可能ということだ。
手札用のカードは1人につき9枚ある。これを適当に3×3に並べた状態からゲームスタート。
ルールはいたってシンプルで、真ん中に「お題」のカードを1枚置き、手札をそれとまったく同じ見た目になるように並び替えるだけ。いちばん早かった人が勝ちだ。
「えっ、そんなの超カンタンじゃん」と思うかもしれないが、じつはそうでもない。
思い出してほしいのだが、手札用のカードは表裏があり、それぞれに違う絵柄が描かれている。
つまり、単純に並び替えただけでは、お題と同じ見た目が作れない(マークの数が合わない)可能性があり、その場合はどれかをうまくひっくり返してマークの数を合わせないといけないのだ。
どのマークがいくつ余計にあって、どのマークがいくつ足りなくて、そのためにはどれとどれをどうひっくり返せばよいか、というのを瞬時に考えたり試したりしなければならないので、意外と頭を使う。論理的思考かひらめきのどちらかが必要だ。
論理的思考なら大人が有利だが、ひらめきなら子どもに分がある。よって、大人と子どもでやってもけっこういい勝負ができる。
これ、1ゲーム1~2分で終わって、お題カードが何枚もあるので、テンポよくどんどん遊べる。
そして、基本的には思考とスピードのゲームだが、最初に適当に並べたときの運がよければ裏返すことなくそろえられるので、苦手な人や慣れていない人でもときどき勝てる。
これらが合わさった結果、15分くらいの短めの時間で遊んでも、みんなが最低1回ずつくらいは勝利を経験できるゲームに仕上がっている。
個人的には、これがなによりすばらしいと思う。
こういうゲームって、せっかくルールを覚えて時間をかけてプレイしたのに一回も勝利や成功を体験できずに終わってしまったら、「なんだこれ。もういいや」ってなっちゃうこと、けっこうあるからな。特に、子どもはそのあたり素直だ。
ちなみに、子どもたちは今回が初プレイだったが、じつはナインタイル自体は見たことがあったらしい。パッケージを見たとき、「あっ、ほいくえんにまえあったやつ!なくなっちゃったらしいけど、ほかのクラスにあったの、みたことあるよ」と言っていた。
また、Amazonレビューなどを見ていると、介護施設などでお年寄りの頭の体操にも活用されているようだ。
まさに老若男女問わず、という感じのゲームだな。
とても楽しかったので、温泉に入ったあと、就寝前にもベッドに寝転がってプレイ。
さすがにふかふかのふとんの上だと並べづらかったが、ごろごろやるのも楽しいな。
遊んだあとは、キレイにしまおう。
なんかこうやって見ると、単に飾りやインテリアとしても機能しそうなくらいキレイなカードだ。
マークさえ認識できれば誰でも遊べるので、文字がわからなくても、色がわからなくても大丈夫。そういう意味でも、すぐれたゲームだ。
いろいろテーブルゲームを遊んできたが、とっつきやすさとテンポのよさでは、このナインタイルは頭ひとつ抜けている感じがする。興味がある人はぜひ。
コメント
テーブルゲームカテゴリーができたのか
各ゲームの比較とかもやって欲しい
旅先で遊ぶトランプとかのゲームっていいよね…
それのために旅行行くまである
マークが認識できるのに一緒やってくれる人が居ないから遊べないぞバカヤロー
シンプルな良ゲー感
点字にしてくれたら視覚障害者でも遊べそう
たまに有能になるゲムぼく
友達に子供ができてから贈り物としてすげー役に立ってます。
大人でも普通に楽しめるし、これからもレビュー楽しみにしてます。
余裕ぶっこいて子供に負ける、のパターンじゃないなんて!