さあ、今年もこの季節がやってきた!
『ゲムぼく。』ヘビロテBGM大賞2024!
1978年、ビッグモーターの創業とともに始まったこの大賞も、今年でついに290回目を迎えることとなった。
ぼくは『WordPress(ワードプレス)』というソフトウェアを使って、毎日パソコンでブログを書いているのだが、そのときはバックグラウンドでなにかしら音楽を流すことが多い。いわゆる作業用BGMだ。
毎日何時間も書いているのでBGMも毎日何時間も聴いているはずで、おそらく1年のトータルで700~1,000時間くらいはあるだろう。
では、2024年、『ゲムぼく。』がブログ執筆中にもっとも聴いた音楽はなんだったのか!?
なんの権威もなければほとんどの人にとって興味もない謎のベスト10を、その音楽を聴きながらできあがった記事とともに紹介していくぞ!
【10位】晴る。 / ヨルシカ
ヨルシカはね! ドラムとベースが強いんですよ! 『晴る』はその象徴なんですよ!
TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期OPテーマ。と言っても、ぼくはそれを観たことはなく、単純にヨルシカの新曲だからということで聴いた。結果、いまのところヨルシカでいちばん好きな曲。
歩く足音のような、あるいは心臓の鼓動のような速度で刻まれ続けるシンプルなドラム。後半にいくにつれて存在感を増していき、じつは曲全体を通して盛り上がりを引っ張っているベース。1番と2番それぞれの導入部を聴くと、変化が顕著にわかっておもしろい。ドラムは「チッ、チッ」というクリック音のような音が増えており、ベースは明らかに前に出てきている。
ぼくは音楽にぜんぜん詳しくないのだが、「ヨルシカの曲ってドラムとベースがかっこいいの多いよなぁ」とは前から思っていた。この『晴る。』はそれが特に感じやすい曲なので好きだ。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
「優しさ」がとりえの、新社会人のあなたへ。
夏の田舎と車とコンビニ。
【9位】Ups and Downs / NAOKI、アークシステムワークス
対戦格闘ゲーム『ギルティギア ストライヴ』で2024年5月に実装されたスレイヤーのテーマ曲。
ぼくはスレイヤー使いではなく、むしろスレイヤーの異常な攻撃力に煮え湯を飲まされている側なのだが、この曲はダンディでかっこいい。オンライン対戦でスレイヤーと当たったとき、一瞬「ウゲッ、スレイヤーかぁ~」と思うが、このBGMが流れ出すと「スレイヤーいいな……」という気分になってしまう。
でもしゃがみHS(ヘヴィスラッシュ)だけは許してないからな。しゃがみHSだけは許してないからな!!
【この曲を聴きながら書かれた記事】
東京ゲームショウ2024ビジネスデイへGO!GGSTスイッチ版をたくさん遊ぶぞ![ギルティギア ストライヴ]
YouTubeのトピックチャンネルのアートトラックは合法です!!
【8位】ファンファーレ / SCANDAL
TVアニメ『ハイスピード・エトワール』エンディングテーマ。
「えっ? SCANDALってこんなにストレートで爽やかなのやるんだ? 超いいじゃん!」というのが初めて聴いた感想。
15年前くらいのデビュー当時の印象が強いせいか「夜の地下で叫びを上げてるやたらパワフルなガールズバンド」みたいなイメージがあったのだが、いつの間にか昼の空が似合うバンドになっていた。それでいてパワフルさはそのままなので、聴いているだけで青空の下を突っ走る疾走感がある曲だ。
個人的には、これはぜひ『ハイスピードエトワール』のエンディング映像とともに聴いてほしいな、と思う。「エンディングで主人公が走るアニメ」は無数にあるが、作品のテーマとしても主人公(輪堂凛)の性格としてもED曲の雰囲気としても、これほどまでに「走るべくして走っているED」はほかにない。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
ハイスピード エトワールは何者で、なぜドルウェブとコラボしたのか?[ドルフィンウェーブ]
メジャーじゃないコンテンツを好きになるということ。
【7位】TAIDADA/ずっと真夜中でいいのに。
こんにちは! ずとまよ大好き星人です!
2022年は『ミラーチューン』、2023年は『綺羅キラー』を激推ししてきましたが、2024年は『TAIDADA』です! ちなみにTVアニメ『ダンダダン』のEDテーマらしいです!
ミラーチューンに引けをとらないキャッチーさがありつつ、ずとまよらしい言葉遊びがこれでもかと言うほど詰め込まれている。鼻歌でフンフン歌うぶんにはいいが本気で歌おうとすると死ぬほど疲れるし置いていかれる。でもそれがよい。
聴いた回数で言うと2024年でも最上位クラスなのだが、作業用BGMとしては “ちゃんとせい what’s your pain? 感情戦を君と練っていきたいんだよ” のところで絶対手を止めて歌いたくなってしまうという欠陥がある。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
見て楽しい、学んで楽しい!国立科学博物館の鳥展に行こう!(前編)
見て楽しい、学んで楽しい!国立科学博物館の鳥展に行こう!(後編)
【6位】プレゼント / SEKAI NO OWARI
映画『インサイド・ヘッド2』主題歌。同作を観に行って初めて聴いて気に入った。
なんとなく「あんまりいまっぽくない歌詞だな」と思ったら、2015年の楽曲だった。ここまでストレートで前向きな人生の応援歌は、たぶんいまの世界だともうちょっと保険をかけないと出しづらいだろう。めちゃくちゃいい曲だ。
ちなみに、『インサイド・ヘッド2』は本当にいい映画なのでぜひ観てほしい。ぼくは感動のあまり、帰宅後すぐに同作に影響された記事を書いたほどだ。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
私の頭の中のゲムぼく。[ラストオリジン]
【5位】【環境音】喫茶店の雑音 / Komado Game Lab
ザ・作業用BGM! 環境音! ざわざわしたカフェ店内の音!
100%集中したいときはこれ。「人間は適度な雑音があったほうが集中できる」とはよく言われる話ではあるが、ヘッドホンをしてこれを聴きながら作業しているとそれを強く実感する。
これ系の環境音はYouTubeなどにいろいろ転がっているが、このKomado Game Labのものは再利用が自由であることや、時間が大学の講義などと同じ約90分なので「よし、いまから1時間半集中するぞ」みたいなのがやりやすいことが利点。真面目な記事を書くときはこれを聴いている。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
『ゲムぼく。』FANZA&DLsiteドスケベ大賞 2024上半期!商業も同人も動画も音声もぜんぶ語らせろ!
FANZA PC GAMES 美少女ゲームブラウザ版(β)とはなんなのか?
【4位】White Reaper / 鈴木このみ
アドベンチャーRPG『ブラウンダスト2』のタイトル画面で流れるテーマソング。
ブラダス2を最近よくやっているからというのもあるが、単純にいい曲だ。
比較的シンプルなメロディで、力強く、それでいてしっとりしている。MVに映っているユースティアのイメージ通り、決意とともに雪の中を一歩一歩進んでいる感じだ。
上がり下がりがきれいな曲なので、ループ適性が高いのも作業用BGMとしてすばらしい。気がつくと軽く2時間くらいはリピートしている。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
好き……ペロペロ……ネブリスをねぶるす……[ブラウンダスト2]
ベロロンベロロン!ヂュゥゥゥー!ズゾゾォォォォォー!![ブラウンダスト2]
【3位】鰹節ASMR by Ohzeki Koyui / 大関小結(アリス・ギア・アイギス)
シュッ……ザァッ……シュッ……ザァッ……
ゴッ……シュッ……ゴゴッ……ズァッ……
ゴッ……ズシュッ……ゴッ……ズシュゥッ……
グッ……ズゴォッ……ググッ……ズゴゴォ……
【この曲を聴きながら書かれた記事】
鰹節を削ろう!自分で削った味と香りと食感は格別だ!
大関小結が!大関小結のステラーが!フトラーが![アリス・ギア・アイギス]
【2位】Welcome to the PARADE / ビカラ(グランブルーファンタジー)
ラッキー! クッキー! ビッキー!
ファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』に登場するネズミの十二神将ビカラのキャラクターソング。
対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサスライジング』にて2024年10月にビカラが参戦したことで、ビカラとこの曲を知った。かわいすぎてびっくりした。ビカラになりたいと思った。
ちなみにビカラは元気で明るくてかわいいが、じつは一生懸命そういうキャラを演じている陰キャである。『ゲムぼく。』もビカラほどではないが元気で明るくてかわいくて、でもじつは一生懸命そういうキャラを演じているだけなので、実質ぼくも10分の1くらいビカラなんじゃないかと思っている。ラッキー! クッキー! ゲムボッキー!
【この曲を聴きながら書かれた記事】
十二神将ビカラ参戦!グラブルバーサスはどのキャラもおもしろい![GBVSR]
長寿タイトルはどうやって新規ユーザーを獲得しているのか?[グランブルーファンタジー]
【1位】ユニバーサル・スパイス!!! / Shabel Tonya・LEVEL NINE
かわいい! いちばんかわいい! 2024年でいちばんかわいい!
ガンガールRPG『勝利の女神:NIKKE』で、2025年3月に『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称:リゼロ)コラボが実施された際に登場したコラボテーマソング。実装経緯から勘違いされがちだが、リゼロの曲ではなく、完全オリジナル曲である。そのせいでリゼロを知らないぼくは「えっ、なにこのいい曲! リゼロの主題歌なんだろうけど、いつの主題歌!?」となり、何時間もかけて全主題歌を順番に聴いて調べて「ないじゃねーか!」となった。
NIKKEのホーム画面はずっとこのBGMにしているし、ゲーム外でもしょっちゅう聴いていたし、もちろんブログ執筆中もよく流していたしで、文句なしの1位。
曲調や歌声もかわいいが、ご飯をテーマにした歌詞もかわいい。ご飯をいっぱい食べたくなる。 “ゴールはきっと どんな世界でも変わらない あなたの笑顔呼ぶこと” この歌詞を胸に、あなたもご飯をいっぱい食べよう。
【この曲を聴きながら書かれた記事】
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コメント
わかるラインナップの中に混ざる鰹節ASMRの異常感
ただ環境音としてつい聞いてしまいそうになる気持ちはわからんでもない
>ちなみに、『インサイド・ヘッド2』は本当にいい映画なのでぜひ観てほしい。ぼくは感動のあまり、帰宅後すぐに同作に影響された記事を書いたほどだ。
ディズニーに謝るべき
ゲムボッキーはもう駄目でしょ
SCANDALって高校の頃カラオケで歌ったけどまだ活動してたんだ!
こんなところでそれ知ることある……?
>>【4位】White Reaper / 鈴木このみ
こんな良い曲を聴きながらあの記事を???
とりあえずビカラに謝ろうか
ユニバーサルスパイスの記事は本人さんにも反応されてましたね
ずとまよ入ってて喜び
鰹節ASMR…
ゲムぼく。の記事の舞台裏がちょっと見えるのすき
ところで古民家カフェ抹茶スイーツ500選はどちらでみれるんでしょうか⋯?
冒頭に出てるふざけた抹茶スイーツ記事を早くUPしろ
鰹節ASMRが上位に入ってるの草
ちなみに同チャンネルには焚き火ASMR(4時間)もあるぞ!
聴いたことない人は是非聴いてみてね!(白目)
鰹節が1位だったらどうしようかと思ったが3位だったか…よかった(?)
>【6位】プレゼント / SEKAI NO OWARI
NHK合唱コンクールの課題曲ですね。中高生が歌ってるのもこの歳になると沁みます。
一位に推した素敵な曲を聴きながら書いた記事が茶色過ぎるだろ
サッカーやってた頃の俺の食欲か?
ゲムぼく。さんは同じ、ずとまよ星人だからこの大賞楽しみにしてる。曲の思い出や説明の綺麗さからお出しされる記事の性欲に塗れ感もこの大賞の魅力
トピックチャンネルは合法の記事をちゃんとリンク貼ることで炎上を少しでも抑えようとしてて偉い
>ラッキー! クッキー! ゲムボッキー!
げげげげゲムボッキー!?エッチなのはダメ!死刑!
鰹節ASMRが1位じゃない…だと…
ゲムボッキーはもう完全にアウトなんよ
曲の感想をしっかりと書いていてまるで普通のブログが作業音楽紹介してるみたいなのに
それで書かれた記事が最悪過ぎて終わってるのがあって困る
セカオワの曲から世界の終わりみたいな記事が生まれてる
鰹節で二度見した
ゲムボッキー!って年間大賞のあとに今年一番のワード出すんじゃないよ!
世界一鰹節ASMRを聞いた人の可能性がそれなりにありそう
よかった…格ゲーデビューしたばかりの人でもやっぱりおかしいと思うんだねスレイヤーのしゃがみHS…
女の子のむちむちの趣味は合うけど、音楽の趣味はびっくりするくらい合わない!
ドスケベ大賞を本当に真面目な記事だと思ってそう
Welcome to the Paradeはずっと聴いてたくなる。
後はネタ(?)枠として黒ビィんの翼をお勧めしたい。
リンゴっとデストラクション!
ユアーマッチョビィ!
リンゴっとデストラクション!
マチョビィアンドビィン!
ギルティのBGMはマジで時間泥棒過ぎる…
冒頭のスイーツ記事らしきものは一体!?
ビカラの曲気に入ってもらえて嬉しいなと思ったけど、最後のゲムボッキーで感情が全部反転したわ
いい記事だなーと思って読んでたら紛れ込む鰹節ASMRの異物感
でもゲムぼく。さんだからええか・・・
会心の一撃みたいな削り音が鳴った時脳汁でるよね
ゲムボッキー!の勢い好き過ぎる
ゲムぼく。さんはアリスギアのBGMには割とノータッチだから入ってないだろうなと思ってたけどそうか鰹節か⋯
ていうか大賞の応募締切後にゲムボッキーとかいうパンチライン作ってんじゃないよ!今年もう投票できないじゃん!
鰹節…落ち着くんだわコレがよ…
アダルトスレスレ耳舐めレロレロ入ってると思ってたのに惜しかったか…
>真面目な記事を書くときはこれを聴いている。
>【この曲を聴きながら書かれた記事】
>『ゲムぼく。』FANZA&DLsiteドスケベ大賞
おかしいだろ
ラッキーマン懐かしすぎるww
スレイヤーのBGMおしゃれでかっこいいですよね!パイルバンカーは許しませんけど!
『エルフの子守歌』がトップ10に入っていない……!?
そういやそこそこ長くグラブルやっているのに、キャラクターソング(?)の類って三羽烏漢唄しか聞いたことない気がする……
え…White Reaperからあの記事が!?
やだ…BIGモーターと同い年だわ…
ビカラの曲すき、2023のフェスのエンディングとか涙出ちゃう
ヨルシカの『晴る』、いいですね。
爽やかに空を突き抜けてゆく感じがとても好きです。
『葬送のフリーレン』はアニメーション作品として大変よく出来ていると考えますので、機会がありましたらオススメです。
エバン・コール氏が作曲家として参加されていて作品を盛り上げていますし、アウラ様やリーニエの活躍なども見所です。
毎日記事を更新されることは実に大変なことと存じますが、今年もお体をご自愛されつつ頑張ってください。
アリスギア曲はサブスク対応してないからこういうとこ弱いよなあーって思いながらスクロールしてたらとんでもない方向から殴られて泣いちゃった