よし……13回目の天上階チャレンジ!
相手はジョニーか。ジョニーは最近戦っていないが、苦手意識はない。もちろんプレイヤーとしての力量差は否めないが、こちらの得意な状況を作れれば勝機はあるはず!
Missシャルロットで空中ダッシュを誘って前P対空だ!
ジョニーは空中技がそこまで強くない印象だし、ぼくは前P対空だけはそこそこ上手なので、これでペースをつかむ!
よし、いい感じだ! 我ながらていねいな試合運び! これならいける!
正直、ジョニーの技やコンボはまだよくわかっていないところがあるので、そこを悟られて強引にガードをこじ開けられて攻め込まれるとマズいが、この感じならそういうことには
あっ……
あっあっ、
ああ~~~!
太ももふっと~~~~! 好き~~~~!!
エルフェルト=ヴァレンタイン、太ももが太すぎて衝突した壁を破壊! 太ももウォールブレイク!
ぼくは対戦格闘ゲーム『フトスギア モモダイブ』(別名:ギルティギア ストライヴ)をプレイしている。
太すぎる太ももで突進し壁を叩き割る爽快ぶっ壊しアクションだ。
2023年12月にプレイし始めてから、はや4ヶ月。
実質的に初めての格ゲーなおかげもあって、毎日が発見や気づきの連続であり、とても楽しい。ずっと楽しい。
ここ数ヶ月はオンラインマッチを中心に遊んでいて、2024年2月にはランクタワーの最高階である10Fに初めて到達。2024年3月には、隠された真の最上階である「天上階」に挑む天上階チャレンジも初めて出現した。ちなみに天上階チャレンジは1試合勝つだけで経験値が大量に入ることが多く、レベルもかなり上がった。
間違いなく着実に成長している。間違いなく着実に成長しているのだが……
なんか、10Fって、幅広すぎない?
体感では10Fだけで実質5階層くらいあるイメージなのだが?
ランクタワー10Fは、9F以下と比べると人口が格段に多い。いろんな人がいる。
また、ふだんは天上階にいたり、天上階を何度も経験していたりするような人も多いため、極端に強い相手と当たることもけっこうある。
よって、運よくポンポン勝てる日もあれば、ウソみたいに大連敗して9Fにすぐ落ちる日もある。
個人的には勝ち負けというよりはさまざまな人と戦って知識を得たり技を盗んだりすること自体が楽しいので、この10Fは環境としてはとても気に入っている。
ただ、マッチングする相手の幅が広すぎて戦績や手ごたえは安定しづらいし、9F以下に比べると格段に長い期間ひとつの階に滞在することになるので、自分が本当に強くなっているのかどうか、自分がいまどのへんにいるのか、見失いやすい環境だな、とも思った。
おそらく、10Fに滞在することになる期間は今後もしばらく続くだろう。
楽しく遊べているのでマンネリ化はしないと思うが、自分の現在地を見失ってしまう可能性はゼロではない。もし見失うと、目標なくなんとなく対戦を繰り返すだけになってしまうかもしれない。
いまのうちに、自分なりの観点で、10Fのレベル感を細分化しておこう!
こうだ!
ここまでの経験をもとに、10Fは実質5段階ほどあるのでは、と具体的に整理してみた。
あくまで個人の所感によるものなのでほかの人がどう思うかは知らないが、ぼくのなかでは明確な基準を作れたと思っている。これを見ておけば、10Fに長くいても、自分の現在地を見失わずに済みそうだ。
ぼくは現在、これで言うとレベル4の状態にある。
10Fにいるぶんには、勝率はわりと安定してきた。もちろん、強い人と2連続で当たると6戦で0勝6敗~1勝5敗くらいになることはあり、そうなると9Fに落ちてしまうわけだが、もう少し長いスパンで見ると安定して勝ち越せている。たとえば30戦すれば16~20勝はできる。
天上階チャレンジは直近6戦で5勝1敗くらいだと発生することが多いわけだが、この発生自体は珍しくなくなってきた。もう13回出ている。
しかし、天上階チャレンジが突破できるのかと言うと、それはぜんぜんだ。
「運が悪くて負けた」ではなく「実力差がありすぎて負けた」と感じる試合ばかりなので、やはりここには明確な差がある。レベル4とレベル5の間の壁だ。自分はレベル5には明らかに達していないということは肌でわかる。
なのでやっぱり、いまのぼくは10Fのなかのレベル4だ。3でも5でもなく、4だ。
これを整理できたのは、モチベーション管理の面でとても大きい。
たとえば、「10F」という適正階層だけをめやすにしていると、たまたま運悪く9Fに落ちただけでも「もしかして自分はヘタになったのでは?」「なにかが鈍ってしまったのでは?」と変に不安になりやすい。
ただ、「10Fのレベル4」と認識できていれば、たまたま9Fに落ちても「まあ、それはいいや」で済む。適正階層の数字そのものは本質的ではないと理解できているので、不安にならない。そのぶん、さっさと自分自身と向き合って実力向上に充てられる時間を増やせるようになる。
なので、大丈夫!
やっぱりぼくは強くなっているし、エルフェルトの太ももは太くなっている!
自分の現在地を見失わず、ひとつずつ課題を見つけ、着実に成長していけば……
天上階チャレンジは何度だって出せる!
自己認識を強化できたことと、天上階チャレンジ自体にそこそこ慣れてきたことで、15回目の天上階チャレンジでは……
よし、見えている! 緊張せずにいい動きができてるぞ!
あと1勝!
あと1ラウンド!
……あっ!
惜しい~!
あと一撃! あと一発パンチかキックが入っていれば!
……という、あと少しのところまでいくことができた!
運もあったと思うが、運だけではないという実感もある。また近いうちに天上階チャレンジは出せるだろうから、あせらなくてよさそうだ。
とにかく今後も、目先の勝ち負けにとらわれず、自分は10Fのレベル4までは来ているのだと自信を持って……
エルフェルトの太ももを太くすることだけにこだわればよい!
人は太ももが太ければ、大地を力強く踏みしめて何度でも立ち上がれる!
コメント
格ゲー歴4ヶ月で天上階まで本当にあとほんの半歩まで来れてることに驚きと称賛しかない
例えそれが太ももへの執着だったとしても、並大抵の執着ならここまで来れないよ
読んでて、ランクアップが難しいから確かにモチベーションや目標みたいなメンタル面も試される階層って感じですね
もう後は誰と当たるかの運だけな気がします
頑張ってください
最後の画像の太ももが腰より太い
太ももノイズさえ無ければ万人に勧めたい良記事
格ゲーゲムぼく部、とことん前向きで元気がもらえるので読んでて楽しい。
ゴールドルイスに狂ってる時はどうかしてるけど。
次かその次の記事では天上階に行ってそうな上達スピードだぜ
うお…太ももと向上心太すぎ
15回も天チャレ出せてるならもういつ上がってもおかしくない
ゲムぼく。頑張ってるな・・・
というか15回も出てるのかよ、実際十分強いよ
でもバニーガーデンで1週間くらいブランクがありそう
分析の質と力は同じなのに、バニーガーデンとギルティギアで記事の読み味が違いすぎる。
変幻自在の特質系か?
あれだけむちむち狂いでアーアー叫んでる人が、こんなに冷静に自分を客観視できるの凄い
こんなに冷静に自分を客観視できる人が、あれだけむちむち狂いでアーアー叫んでるのとても怖い
天上に行っても永住するには天上人に連勝しないといけないのでそれですぐに10階に落とされる罠
それにしてもゲムぼくさんのゲームに対して真摯に付き合う精神は見習っていきたいです。
音楽ゲームのbeatmaniaIIDXにおける十段と皆伝の差のような感じですね……(最上位とその手前)
現代は十段と皆伝の間に中伝という称号があってゲムぼく。さんの表のレベルで言うと個人的には4と5にあたりますが
初めて格ゲーを触った中でそのような個別の到達点を認識できることは凄いことでは無いかと思っています。
ただbeatmaniaIIDXにはムチムチキャラを操作する要素が無いんですよね(音楽ゲーム全般かも)
いつか大会レポートとかして欲しいなぁ
A.B.Aが得意なんですかね?
天チャレで得意キャラに絞って挑むのもありですよ
(自分はそうしないと無理でした)
レベル5になれば天上階と10Fを往復する、また違う世界の住人になりそう
そして太ももが一段と太くなりそう
GGSTのエルフェルトwikiにゲムぼくさんの名前載ってて草。しかも初心者向け記事として優秀とか格ゲー勢にも言われてるし
10階の幅が広すぎるという考察は慧眼すぎる
実際そうだし、天上階の幅の広さは10階の倍以上あるよ
この優れた分析と考察がスーッと脳内に入ってくるのほんとにすごいと思う
この記事も参考にしてモチベ維持していこう!
ゲムぼくさんの記事を読んで最近9Fに到達できたので今後もフトモモフト・フトライブの記事を楽しみにしてます。
グッスマでエルフェルトのぬいぐるみが予約受付中みたいですよ
特段むちむち仕様ではないですが可愛いです
いつも楽しく記事を拝読させていただいております。
最近ストリートファイター6のブームが到来していると思いますがゲムぼく。さんのギルティギアの記事のおかげでまた楽しくギルティギアをプレイする事が出来てます。
上達の喜びを思い出させてくれて感謝しかありません!!
実力はそこまでですが私もいつか天上界チャレンジを出せるように頑張ります!!