冷気アタッカーを使い分けろ！エンプレス＆グラシアス＆ティタニア比較研究！[ラストオリジン]

　乳と尻と脚を盛ることに慣れすぎて「なんでもデカいに越したことはない」と考えるようになった結果、要求メモリ量もデカくしすぎてしまったことでおなじみのラストオリジン。
　ブラウザゲームで16GBはいろいろ規格外すぎるだろ。GP03デンドロビウムか？
　

　そんなラストオリジンにおいて、ぼくはエンプレス好きが高じて冷気パーティーの研究が趣味になっている。
　ラストオリジンを始めて最初の3ヶ月くらいは属性の存在すら知らなかったのに、人は成長するものである。

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　さて、冷気パーティーは他属性（火炎・電撃）に比べてそもそも属性攻撃の使い手が少なく、特に攻撃機はSランクのエンプレスしかいなかったことから、極めてマイナーだった。日が当たることなく冷たい岩陰にずっと隠れていた。まさに冷気。
　しかしじつは、それはもう過去の話になりつつある。
　2021年11月以降、冷気属性の使い手が順調に増え、特に手薄だった攻撃機も2人実装されたからだ。
　

　その攻撃機とは、『ティタニア・フロスト』と『グラシアス』！
　いままではエンプレス頼みだった冷気パーティーだが、アタッカーの選択肢が一気に3倍に！

　……

　えっ、うれしいけど……
　うれしいけど、どうしよう……
　

　最愛のエンプレスの立場がおびやかされたらどうしよう……
　「やっぱSSランクのティタニアとグラシアスのほうが圧倒的に強いわ。エンプレスいらねーじゃん」みたいな状況になったらどうしよう……
　いや、それでもぼくは使うんだけど……好きだから使い続けるけど、世間からいらない子扱いされてしまったら悲しい……こんなにかわいいのに……こんなに太ももごんぶとなのに……
　

　しかし、結論から言うと杞憂だった。
　永遠の戦場（2022/01/12～2022/01/26開催回）を、いろいろ試しながら冷気パーティーだけで第30区域まで完全攻略したのだが、エンプレスもティタニア・フロストもグラシアスもそれぞれ独自の強みがあった。みんな違ってみんないい。

　そこで今回は、この冷気アタッカー3人を比較研究！
　それぞれにどんな強みがあり、どう使い分ければいいのかを氷が溶けるほど熱く解説するぞ！
　

【1】それぞれの強み

　3人とも「冷気攻撃の使い手である」「単体攻撃と範囲攻撃を両方持つ」「固定ダメージ・持続ダメージ・強化解除などを持つので特殊な敵にもある程度打ち手がある」などは同じなのだが、細かいところまで比較するとじつはぜんぜん個性が違う。
　まずはある程度わかりやすく覚えやすいように、それぞれの強みを3つに絞って紹介だ！
　

■エンプレス

[1]アクティブ2『ペンギンサプライズ！』の爆発力（条件がそろった際の火力）が高い
[2]パッシブ1『擬態』（敵のほぼあらゆる攻撃を3回までダメージ最小化）により生存能力がかなり高い
[3]Sランクなので入手しやすく育てやすい

　冷気アタッカーとしては唯一のSランクなので、もっとも入手・育成のハードルが低い。
　アクティブ1『アイスエイジ』の攻撃範囲が特殊（「く」の字型）なことを含め、ややクセはあるが、よく理解して条件をそろえてあげれば狂った火力を叩き出せるロマン砲。強靭な下半身から繰り出される突進の威力に震えろ。
　また、『擬態』のおかげで被弾が怖くないのは攻撃機としてかなりユニークな性能。擬態で耐えながらバフ・デバフを整え、ペンギンサプライズでぶち抜く戦法がよく似合う。
　

■ティタニア・フロスト

[1]保護無視全体攻撃（フロストストーム）持ち
[2]（条件つきだが）反撃能力持ち
[3]（条件つきだが）ある程度の回避率・防御力を持ち生存能力がやや高め

　アクティブ2（フロストストーム）をトリガーとして発動するパッシブ3（終わりなき憎悪）があるなど、ステータス画面を見ただけだと難解で運用方法の想像がつきづらいティタニア・フロスト。
　使ってみるとわかるのだが、「全体攻撃が求められる場面」や「格下の敵を相手取った単騎運用」で明確に強い。
　永遠の戦場など一部の高難度ステージでは敵が9マスいっぱいにびっしり出てくることも珍しくないため、そうした場合に全体攻撃はかなり役立つ。撃ち漏らした敵を反撃で処理できる点も優秀。
　また、アクティブ1『冷たい苦痛』には「冷気属性の持続ダメージ」というかなり珍しい追加効果がある。敵の冷気耐性さえ高くなければ特殊防御を無視して強引にHPを削り続けることができる。
　

■グラシアス

[1]あらゆる攻撃の威力が極端に高い
[2]アクティブ1、アクティブ2ともに保護無視攻撃
[3]パッシブ1『冷たい憤怒』の自己バフが強力で、速攻性能が高い

　エンプレスが「条件がそろえば強い」だとしたら、グラシアスは「雑に使っても強い」。
　さすがSSランクで出撃コストも高いAGS、と納得できるだけの圧倒的殲滅力。「よくわからんからとにかく強い冷気アタッカーを教えろ」と言われたらグラシアス一択だ。
　じつは防御面がかなり貧弱だったりラウンドごとに攻撃力が下がる自己デバフがあったりで長期戦に弱いという弱点があるのだが、長期戦になる前に倒し切ることが多いので問題にはなりづらい。
　冷気アタッカーとして見ると、じつはエンプレスと対照的な部分がわりと多い。入手しやすいバイオロイドのエンプレスと入手しにくいロボットのグラシアス、保護無視攻撃ができないエンプレスと保護無視攻撃しかないグラシアス、長期戦に強いエンプレスと短期決戦型のグラシアス……などなど。
　

【2】得意分野の可視化（グラフ化）

　冷気アタッカーとしての特徴・適性を、「対単体適性⇔対複数適性」「短期決戦適性⇔長期戦適性」の2テーマ4種類に分類し、それぞれを5点（とても得意）～1点（とても苦手）で評価を割り振ってみた。あくまで主観だが。
　そして、これをレーダーチャートにしてみると……
　

　こんなイメージ図ができた。
　使用感にもとづく個人の所感だし、他にも観点があるのにわかりやすさ重視であえて省いているので部分的だが、エンプレスとグラシアスが好対照である、ということはよくわかってもらえると思う。
　基本的には当然グラシアスのほうが強いが、グラシアスは敵を殲滅しそびれて反撃や保護無視攻撃をくらったときに意外なほどもろいし、攻撃力も徐々に落ちていく。よって、しぶとい敵を相手にするときや複雑なステージギミックがあり長期戦が避けられないときはエンプレスのほうが安定しやすい。
　また、ティタニア・フロストが単騎運用で輝くタイプだということもよくわかる。複数の敵を全体攻撃で仕留めつつ、ある程度の回避率や防御力がありそれなりに粘り強く戦えるので撃ち漏らした敵も反撃で処理できる。

　もちろん、育成しだい、パーティーメンバーしだいで変わってくる部分も多いが、やはり3人それぞれに強みがあり、単純な上位互換・下位互換は存在しないことは間違いない。
　
　

　個人的には、エンプレスとグラシアスの2枚アタッカー体制が汎用性が高くてお気に入り。グラシアスが撃ち漏らした敵や対処できない敵をエンプレスがぶち抜く。
　これをベースに、全体攻撃が必要な場合や速攻が求められる場合はティタニア・フロストを入れていくと、ほとんどのステージに対応できる。
　

　というわけで、みんな違ってみんないい！
　エンプレスは太ももがデカいしティタニア・フロストは乳がデカいしグラシアスは全身と消費電力がデカい！ GP03デンドロビウムか？

　さあ、キミも好きな冷気アタッカーを育てて冷気パーティーを組もう！
　

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