ひさびさダビスタ。#5『脚質のクセ、厩舎のクセ』[ダービースタリオン]

スポンサーリンク

【前回】ひさびさダビスタ。#4『馬主はお金がかかるのよ』[ダービースタリオン]

 前回で資金が1,400万円に達したものの維持費で毎月140万円が消えていくので、このままだと10ヶ月で潰れるシシャモファーム。
 稼がねば。それも、勝って稼がねば。連闘でレースに出続けて出走手当を荒稼ぎするという手もないわけではないが、そんな無茶ができる馬はハルウララだけだ。
 

 そんななか、2頭目の競走馬、タイムセールがデビュー戦を迎えた!
 ただ、期待度は微妙。メイショウボーラー×ジッターバッグの配合は多少のインブリードは入っているものの、1頭目のダイサンボタン(スウェプトオーヴァーボード×ジッターバッグ)ほどキレイにハマった感じがしていない。
 はたしてどれくらい能力があるのか。予想印が気になるところ……
 

 おっ、けっこうある!
 フレンチカクタス(現実では2011年フィリーズレビュー(GII)優勝馬)がいるので一番人気ではないが、それに次ぐ評価を得ている。
 どんな配合だったとしても走らせてみるまでわからないというのは、よくも悪くもダビスタの特徴だな。個人的には魅力だと思っているが。
 

 新馬戦は、勝ったのは案の定フレンチカクタス。しかもコースレコード。そりゃ勝てないわ。
 タイムセールはルメールというこれ以上ないジョッキーが乗ってくれたが、最後まで後方から抜け出せず着外。
 

 続いて、未勝利戦。ここでは一番人気!
 そしてここで、ふと思ったことがあるのだが……

 今回、差し~追い込み、弱くない?

 いや、もちろん脚質の問題もあるとは思うが、ここまでの全レースを振り返ると、最後の直線で後方から一気に抜き去って……みたいなパターンで勝った馬を一度も見ていない。
 逆に、先頭集団にいた馬が直線でもそのまま競り合ってゴール、は非常に多い。

 ということは、取るべき作戦は逃げ一択なのでは?
 最終コーナーを回った時点で先頭集団にいなかったら終わり、くらいの気持ちでいたほうがよいのでは?

 ダイサンボタンでも逃げで勝ってくれている福永祐騎手に鞍上を依頼し、逃げを指示すると……
 

 ほら、勝った!

 ひとまず、うちの現時点の産駒は逃げのほうが勝ちやすい、というのは間違いなさそうだ。
 

 その後も、ダイサンボタン(3歳)、タイムセール(2歳)の2頭で、賞金を稼いでいく。
 1着になれるのは4~5戦に1回くらいだが、5着以内にはある程度安定して入れるようになってきた。5着以内でさえあれば賞金はもらえるので、牧場の資金的にはプラスだ。

 なるほど、だいぶわかってきたぞ。勝ち方が、というほどではないが、入賞しやすい戦い方はわかってきた。
 過去のダビスタでも特定の脚質が勝ちやすいというのはあって、あの作品は逃げが強い、この作品は追込が強い、みたいなのはファンのあいだでもさんざん議論されてきた。
 突き詰めればもっと変わっていくだろうが、「スタミナが不要な短距離戦に出ることが多い序盤は逃げ有利」というのは定石として考えてよさそうだ。

 そしてもうひとつ、今回重要な気づきがあって……
 

 厩舎ごとの育成方針の違いが思った以上にありそうだ、ということ。
 ダイサンボタンの早乙女厩舎は、4~6ヶ月ごとに「疲れがたまってきたので放牧させましょう」と言ってくる。
 逆に、タイムセールの梶原厩舎は、一度も放牧を提案してこないし、レースとレースの間隔も短い。ふつうに連闘させていたことまであった。
 

 かなりスパルタで育てられているっぽいタイムセールだが、戦績はよい。よく成長していることがわかる。
 早乙女厩舎は牝馬に優しいのはわかるが、そのぶん馬の成長速度もゆるやかな印象だ。丈夫でない馬や晩成型の馬には合っていそうだが、健康な馬や早熟な馬には過保護すぎる可能性がありそうだ。
 

 そして、タイムセールはファンタジーS(GIII)に出走し……
 

 なんと3着に!
 重賞で入賞できたのは初めてだ。
 

 それをステップに、ついにシシャモファーム初のGI出走を果たした!
 阪神ジュベナイルフィリーズだ!
 

 フルゲート(18頭)でのレースで、相手はもちろん強豪ぞろい。でも、予想印が少し付いただけでも上出来だ。
 GIなので、勝てなかったとしても入賞できれば大金が手に入る!
 逃げ馬はほかに1頭しかいないから、悪くない条件のはず! がんばれ、タイムセール!
  

 ……あれ?
 逃げを指示したのに、ふつうに先行のポジションにいる……
 

 そして、直線に差しかかったあたりから少しずつ沈んでいく……

 つまりこれは、逃げの指示を騎手に無視されたわけではなく、地の力が劣っていて逃げられなかったのだ。GIで逃げを成立させるだけのスピードがタイムセールにはなかった、ということ。
 

 結果は7着。残念。
 でも、惜しかった! もう少しで5着は狙えそうだ。

 GIIIで入賞(3着)までは達成したわけだから、次はGIII~GIIで1着か、GIで入賞をめざしたい。
 狙うは、スパルタの梶原厩舎で逃げ特化育成だな。
 

【次回】ひさびさダビスタ。#6『馬券で儲ければよくない?』[ダービースタリオン]

ダービースタリオン -Switch
ダービースタリオン -Switch

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    競馬知らなかったけどウマ娘やってると何となく分かるから凄い
    ダビスタもやってみたくなってくる

  2. 名無しのゲーマー より:

    次次回あたりで大怪我して痛い目見そう

  3. 名無しのゲーマー より:

    逃げ馬は1にスピード2にスピード、3・4がなくて5にスタミナが育成の基本らしい

  4. 名無しのゲーマー より:

    前記事と合わせて普通のゲームブログになってる

  5. 名無しのゲーマー より:

    馬体重が軽い馬がダッシュ性能高いみたいな作品もあったよね
    PS版だったかな

  6. 名無しのゲーマー より:

    なんで新馬戦にG2の優勝馬が出走してるんだ……

  7. 名無しのゲーマー より:

    もうちょっとゲーム内での説明欲しくない?
    って思う俺はダビスタ向いてないんだろうな

  8. 名無しのゲーマー より:

    自分の名前をつけた馬に種付けして興奮する!みたいなの期待してるのに

  9. 名無しのゲーマー より:

    新馬戦は後の名馬と一度も勝てない馬が同条件で走らなければならない一番残酷なグレード

タイトルとURLをコピーしました