双翼閃とホークアローの違いを解説しますよみたいな建前のもと、いまさら聞けないスキルの基礎を勉強し直したハウンド5人組!
人並みの知識と人並み未満のパーティーバランスを持って、ようやく第2階層に突入だ!
このハウンド5人旅は、じつは記事にしていないところで全滅しまくっている。第1階層だけで軽く20~30回は全滅している。
なかには、ボスの行動パターンを把握するためにわざと全滅した例もあるわけだが、もっとも多い全滅の原因は、
探索開始時にルル(鷹)とリリ(猟犬)を呼び忘れてしまって、最初に出遭ったザコ相手に即全滅、というものである。
通常のパーティーであれば、鷹・犬の呼び忘れはハウンドひとりが1ターン役立たずになるだけで済むが、ハウンド5人旅の場合はまるまる5人がポンコツと化す。あわてて笛を吹こうとするがその前にたいてい殺される。
いかに素のハウンドが頼りない存在であり、この旅の主役がお鷹様とお犬様であるか、ということを痛感させられてしまう。
さて、そんなこんなで何度も全滅をくり返しながら、ちょっとずつ前進しているこの旅。
第2階層の冒険で、最初に攻略することになった強敵がこいつである。
驀進の大麒麟。たぶん「ばくしんのだいきりん」または「ばくしんのおおきりん」と読む。
7Fに登場するキリン型のF.O.E.である。
順番通りにいくなら、その手前の6Fにいるサソリ型のF.O.E.にまず戦いを挑むべきなのだが、それはやめた。サソリのほうは物理防御力が高いうえに突・斬に耐性があり、相性がきわめて悪いからだ。
その点、7Fのキリンは耐性的な相性が悪くなく、しかもドロップ品から作れる装備が弓と服。どちらもハウンドにとっては超重要である。
よって、キリンを倒しまくって全員の装備を調えてからサソリに挑むのが正解だろう、と判断した。
ハウンド5人旅は、弓と服も当然5人ぶん必要。2×5=10で、合計10体ものキリンを討伐しなければならない。
長い戦いになるので、少しでも確実性の高い勝ちパターンを見つけたいところだ。
レベル20あれば勝てることは確認済みなのだが、安定性を高めるため、今回はレベル24で挑む。
【装備・スキル構成】
※今回は重要スキルのみ記載
前衛:アリス
ターゲットアロー10、双翼閃1、弓マスタリー1、重装マスタリー1
ひさびさにターゲットアロー役として復活!敵の防御力を下げたあとは双翼閃を担当する。
前衛なので、防具は耐久力重視。そうしないとキリンには通常攻撃ですら殺されかねない。
前衛:ユーリ
ハンターショット10、弓マスタリー1、黒霧1
ハンターショットでキリンの腕と脚を狙い撃つ。
封じの成功率を少しでも上げるため、弓はLUC上昇効果を持つヘペライ。アクセサリも運のネックレス。
レベル20から習得できる種族スキルの黒霧は、今回の切り札のひとつ。
後衛:チグサ
双翼閃4、弓マスタリー5、重装マスタリー1
帰ってきた双翼閃連発ババア。彼女の頭の中は双翼閃をあと何発撃てるかしかない。 まったく血の気の多いババアだぜ。
後衛:ナンナ
鷹笛10、双翼閃4、弓マスタリー1、チェーンブラスト1
チェーンブラストは切り札中の切り札と言える超重要なユニオンスキル。
鷹笛10を使ってなお余裕のあるTPを活かして、スキあらば双翼閃も撃っていく。
後衛:ララパ
犬笛10、救護指示1、獣の癒し1、ブラッシング1、弓マスタリー1、(祈祷:鎮守)
老木の弓の固有スキル『祈祷:鎮守』がかなり重要。ハウンド5人旅にとっては貴重な防御力UP手段。
おそらく、このスキルのためだけに老木の弓を使うことは今後も多いだろう。
例によって、戦闘開始前に召喚は済ませておく。
ただ、召喚で消費したTPの回復はしない。今回は宿屋に戻りつつ計10体ものキリンを倒さないといけないわけで、いちいち迷宮でTPを補充していたらあっという間に食材が尽きてしまう。なるべくアイテムはケチりたい。
キリンは背後から接触することによる先制攻撃が非常に狙いやすい。
移動法則をじっくり見極めて、いざ、後方からアタック。
■TURN1
アリス:ターゲットアロー
ユーリ:黒霧(ユニオンスキル)→ハンターショット
チグサ:通常攻撃
ナンナ:通常攻撃
ララパ:祈祷:鎮守
先制攻撃なので、相手はなにもしてこない。
今回のひとつめの切り札『黒霧』でキリンの封じ耐性を下げ、ルル(鷹)の通常攻撃での頭封じか、ユーリのハンターショットでの腕封じを狙う。
キリンが力を溜めたあとに放ってくる『パワースイープ』(頭技・物理)は、ハウンドのHPと防御力では防御しても即死してしまう。これを絶対にそのままくらってはいけない、というのが勝利の絶対条件。
選択肢は、頭を封じることでそもそも撃たせないか、腕を封じることで威力を大幅ダウンさせるか。頭封じか腕封じのどちらかをキープし続けられれば勝利が見えてくる。
頭封じを狙う際の注意点として、双翼閃やホークアローを使ってしまうと鷹は通常攻撃してくれなくなる。よって、このターンは誰も双翼閃を使わない。
また、ララパは老木の弓の『祈祷:鎮守』を使う。キリンの攻撃はすべてが即死級なので、防御力上昇で少しでも生存確率を高める。
結果としてこのターン、頭封じに失敗したが腕封じには成功。まずまず順調な滑り出し。
■TURN2~
アリス:双翼閃 or ターゲットアロー
ユーリ:通常攻撃
チグサ:双翼閃
ナンナ:双翼閃
ララパ:通常攻撃 or 祈祷:鎮守 or 救護指示 or メディカ
キリンが力溜め(パワースイープの予備動作)をしてくるか腕封じが解けるまでは、このフォーメーション。
ターゲットアローと祈祷:鎮守を切らさないようにしながら、双翼閃でガンガン削っていく。
双翼閃によるルルの追撃はだいたい200~250ダメージ。3人で双翼閃を撃てば、本人の突攻撃と合わせて800前後のダメージが期待できる。キリンのHPが4,484なので、5~6ターンこれを続けられれば倒せる。
力溜めでもパワースイープでもないターン、キリンは通常攻撃をしてくる。HPの半分以上を持っていかれるが、幸いにも即死することはない。救護指示やメディカで間に合う。
■TURN4
アリス:ターゲットアロー
ユーリ:ハンターショット
チグサ:双翼閃
ナンナ:チェーンブラスト(ユニオンスキル)→双翼閃
ララパ:通常攻撃
3ターン目にキリンが力を溜めてきたので、このターンは必ずパワースイープが来る。
腕封じがあるので全員防御すれば耐えられる……と思いきや、3ターン目の終わりに腕封じが切れてしまった!
しかし、備えは万全。ここで黒霧に続く切り札、チェーンブラストを使う。敵全体の頭・腕・脚を高確率で封じるユニオンスキルで、頭封じ耐性の低いキリンに使えばほぼ確実に頭封じにできる。
1ターン目に使った黒霧はコスト4人、チェーンブラストはコスト5人なので、黒霧→チェーンブラストの順なら連続で使える。これは今後の攻略でも重要なポイントになる。
結果、チェーンブラストで頭封じと脚封じに成功。もはや勝ったも同然!
■TURN5~
アリス:双翼閃
ユーリ:通常攻撃
チグサ:双翼閃
ナンナ:双翼閃
ララパ:通常攻撃 or 救護指示 or メディカ
頭封じが切れるまで、恐れるものはなにもない。
双翼閃×3のおかげで火力だけは高いパーティーなので、頭封じが解けて次のパワースイープが来てしまう前には余裕でしとめられる。
というわけで、無事に6ターン目で撃破。この安定度なら、10体倒すのも途中全滅なしでいけそうだ。
封じに弱い相手にはめっぽう強いぞ!ハウンド5人旅!
今回のポイントは、黒霧→チェーンブラストの封じ系ユニオンスキル2段構えと、キリンは最悪、頭じゃなくても腕が縛れれば大丈夫、ということ。これらを押さえておけば、キリンを長いターン無力化するのがグッとラクになる。
あとはこれを9回くり返し、首長獣の体毛を計10個入手するだけ。怖いのは迷宮突入時のルル・リリ呼び忘れだけだ。
しかし、それについてもぼくはついに完璧な対策を編み出した!もうこのパーティーにスキはない!
「笛を吹け」メモを全フロアの入口に設置!
わーお!アナログゥー!
【次回】#8『8Fのセリク』
コメント
双翼閃連発ババアの紹介毎回好きw
S・R・B!S・R・B!(双翼閃連発ババア!)
糸持った?も忘れるなよ!
長与千種さんかな?
アナログだけど効果抜群ゥー!