よし、S(スラッシュ)をギリギリ届く距離で当てた! ガードされたが許容範囲内!
いくぞ、エルフェルト! その太く鍛え上げた屈強な太ももで屈強なコンボを見せてやれ!
屈強スライディング!
屈強ジャンプからの……
屈強投げ!
エルフェルトの投げは屈強な太ももで歌い上げた屈強デスヴォイスを録音した屈強ラジカセで攻撃するぞ!
そして、まだ終わらない!
屈強ロマンキャンセルによって屈強な太ももを輝かせ……
全体重を乗せた屈強ウォールブレイク!
屈強! エルフェルト=ヴァレンタイン!
ぼくは対戦格闘ゲーム『屈強ギア 屈強ライヴ』(別名:ギルティギア ストライヴ)をプレイしている。屈強な太ももを持つキャラたちが競い合うゲームだ。プレイ歴は1ヶ月半くらい。
ちなみにここまでで15回ほど屈強と言っている。そろそろあなたはゲシュタルト崩壊しているはずだ。
オンラインマッチにおいてプレイヤーの腕前のおおよそのめやすとなるランクタワー適正階層は、9Fと8Fを行ったり来たりしている。
初めて9Fに上がったときはすぐに連敗して8Fに落ちたのだが、最近は9Fに長く居座れるようになってきた。
9Fと8Fを行ったり来たりしていますがだいぶ9F寄りで安定してきました
最近がんばっていること
・チェーン・ロリポップと見せかけて投げ
・投げからのコンボ
・しゃがみK→しゃがみダスト
・Missシャルロット背面当て挟み撃ち
・投げを読む
・ピンチでもあきらめない pic.twitter.com/sP1Yp63JBz— ゲムぼく。 (@gamebokusan) January 25, 2024
そして、適正階層以上に重要なのが、自分のなかで成長実感がちゃんとあることだ。
「小さなことでもいいから、1日1個だけでも新しいことを覚えるか、なにかひとつ上手になったと言えるようにしよう」と意識・実践しており、その成果がちょっとずつだが出ていると感じる。
攻略情報を見たり誰かに聞いたりせずにすべて独学でやっているので効率はよくないだろうが、モチベーションだけは高い。コツコツがんばっている。ぼくはエルフェルトの太ももを屈強にするためならいくらでもがんばれる。ここまでで17回ほど屈強と言っている。
ただ、いっぽうで、最近「あ、これはよくない傾向かもしれないぞ」と思えることも出てきた。
なにかと言うと……
うっ、ポチョムキンか……厳しそう……
……という感じで、特定のキャラに対する苦手意識が出てきているのだ。
とはいえ、苦手意識があること自体は別によい。むしろある程度はあって当然だ。
ただ、問題は「なぜ苦手と感じるのか」が自分のなかで言語化できていないことにある。「なんとなく苦手」になってしまっているのだ。
これだと、分析や研究が進まないので、いつまで経っても改善しない。トレーニングモードでなんとなく戦いを繰り返してなんとなく慣れた気になるだけになってしまう。
まあ、それはそれで一定の意味はあるのだろうが、ぼくは1日あたりにプレイできる時間がけっこう限られているし、いろいろ分析・研究すること自体は好きだから、せっかくならどうにかしたい。
よし、ちょっと考えてみるか。
たとえば、人の感覚というのはいいかげんなもので、実数値と体感値が違う、ということはよくあるので……
こういうふうに4種類に整理してみたら、なにか見えてくるかもしれない。
縦軸が戦績から見える実際の勝ち負け、横軸が体感としての得意意識・苦手意識だ。
戦績と体感がリンクしていれば、右上(第1象限)と左下(第3象限)にキャラが集まるはずだが……
実際に当てはめてみると、かなりばらけてしまった。
つまりこの時点で、戦績と体感はリンクしていないことが明らかになった。理由はほかにあるということだ。
では次に、グループごとにキャラをよく見て、なにか共通点がないか探していく。
まず、右上(第1象限)と左下(第3象限)は、すぐに共通点が見つかった。
右上は、対戦する機会が多くて、かつある程度わかりやすい性能のキャラが多い。つまり、場数が踏めているし、だいたいどんな攻撃があるかなどもわかっているので、よく勝てているし得意意識があるのだろう。
左下は逆。オンラインマッチで対戦した経験が少ないうえに、尖った性能のキャラが多い。尖った性能というのは、たとえば射程が極端に長いアクセルとハッピーケイオス、動きが速くてなにをされているのかよくわからないミリアとチップ、変な動きと変な攻撃がやたらと多いファウストなどだ。
これらは、場数が圧倒的に足りない。分析・研究以前の問題だ。このグループに対しては、「とにかく戦ってみる」ということが不可欠になる。オンラインマッチで見かけたら真っ先に挑んでいこう。ほぼ負けるだろうが、価値ある負けだ。今日の1敗が明日の2勝につながる。
次に、左上(第2象限)のグループ。ポチョムキン、テスタメント、闇慈、ベッドマン?、シンだ。
じつは、個人的にはここがいちばんの課題だと思っている。苦手意識があるのに勝ちが多い、つまりなんとなく勝ってしまっていて、手ごたえや根拠を伴わない不確かな勝利だからだ。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があるが、ここはまさに「不思議の勝ち」なので、いつか破綻する。目先の勝利に油断せず研究したほうがよい。
リプレイをいくつか見返してみると、これらの相手には大きく勝ったり大きく負けたりしていることが多かった。パーフェクト勝ちした次のラウンドでパーフェクト負け、みたいなこともしばしば。
要は、先手が取れて自分のペースに持ち込めたときに勢いで勝てているだけで、いちどペースを奪われたらコンボや壁際から抜け出せないまま終わっているのだ。
となると、攻撃の切れ目を知る必要がある。このグループに対しては場数は必要なくて、リプレイで一方的に攻められているシーンだけを重点的に見返し、「この攻撃はフォルトレスディフェンスで大きく突き放せそうだな」とか「コンボの終わりはだいたいこの技が来るな」とかをざっくりでもいいので覚えておくのがよさそうだ。そうすれば、コンボや壁際から抜け出して反撃に転じられる可能性が高まる。
で、あとは右下(第4象限)だ。ラムレザル、梅喧、メイ、ジャック・オー、ジオヴァーナ、ディキンソン。
唯一、ここがよくわからない。対戦回数が少ないわけではないし、極端にわかりづらい攻撃があるわけでもない。一方的になす術なくやられた試合もそんなにない。でもなぜか負けが多い。
あえて言うなら、読み合いに負けている、というのが近いかもしれない。うまくかわされたり、強い攻撃に打ち負けてしまったり、対空攻撃がコンマ数秒遅れて間に合わなかったり、ということがよくある。
これらのキャラを使っている人は、読み合いがうまい人が多い、ということだろうか?
それとも、逆転の発想だが、ぼくがこれらのキャラと戦うときになんらかの理由で読みが鈍っている……?
……あっ!
太ももがむちむちだ! 太く美しく鍛え上げられた屈強な太ももたち!
これらの太ももにはプレイヤーの意識と視線を誘導する効果があるので、読み合いにおけるぼくの集中力と思考力が、あっ、あっ、
ああ~~~~~!!
結論:右下(第4象限)は対策不可。
(2024/01/28(日)22:00- ギルティギア ストライヴ あつまれ新人プレイヤーマッチSP)
コメント
ほな太ももがむちむちならしゃあないか~
理性も性欲には負けるか
むちむちならディキンソンでもいいのか…
これはしょうがない
屈強ギア 屈強ライヴ意味分からなさ過ぎて好き
右下の共通点が一番すぐ分かってしまった…
相変わらず余りにも自己分析の精度と向上心が高い知的攻略記事だ
ゲムぼくが痴的なのを除けば
途中までものすごく知性で分析してたのに最後は痴性に負けてしまったか
両生類だったのか・・・
むちむちグループにディキンソン含まれてるの草 見境ない…いやあるのか
次はむちむち太ももたちを全員使いこなせるようになるのが目標だな
>小さなことでもいいから、1日1個だけでも新しいことを覚えるか、なにかひとつ上手になったと言えるようにしよう
ここだけ見ればすごく良いこと言ってるのに目的がムチムチなんだよな…
老若男女のむちむちを愛でる博愛精神に感動した
格ゲーってキャラが男女問わず全体的に全身ムキムキで太いイメージあるな
だいたい春麗のせいでついたイメージだけど
細い子いるの?
使用人口の少ないキャラの対策って難しいよね
たまに当たると「えっ、その攻撃中段だったの!?」とか全然知らなくてわからん殺しされることが多くなる
最終的にはもうわからんし人口少なくて対戦経験もロクに積めないから自分で使ってみたれ!の精神でそのキャラのコンボと連携覚えて力技で対策したりしてたわ
その結論に至るのかあ……ってなりましたが、画像を拝見してこれは至るのも仕方ないなと思いました。不覚。
でも自分の弱点や苦手意識を放置せず、しっかり考えていく姿勢は見習いたいですね。
steamで販売されてるDLC見るとディキンソンに「性的表現」タグが付いてるからゲムぼく。さんは別に間違ってないと思う
いつも通りのオチって言ってしまえばその通りだけど、そんなオチがあるかよ
(※肯定的な意味合いです)
結論の理由が本当に噛み合ってるせいで不用意に違うだろと言い切れないのが怖い
太ももなら仕方ない
記事の9割ぐらい「そこに独学で辿り着いたの!?素直に凄い!」案件なのに残り1割…
最初は別に太ももで選んだわけじゃないのに強制的にオチで太もも大好き族にされてつらい
でも僕は結局ラムレザルちゃんの太ももも大好きだからオッケーです
ディキンソン、ムチムチで良いですよね。
ラムレザル使いだったけど技が変わってピンとこなくなったので、記事に影響されてエルフェルト使ってみた。
まだ慣れないから階層はゲムぼく。に負けているが、かなり面白い性能しているなと感じている。
しばらくエルフェルト使い込んで見ようかな。
最初からどうかと思ったけど、最後まで真面目に読んでた自分がバカだった。
>今日の1敗が明日の2勝につながる。
この向上心本当に凄い。全てはエルフェルトの誇り高き屈強なぶっっっとい太もも由来の向上心だとしても。
戦績から自分の苦手キャラ割り出すのすごいぜ…
あと、何気に得意キャラにソルカイレオブリの基本的な昇竜キャラ+エルフェルト自身も居るのは基礎ができてる証拠じゃんね。
マジで苦手なキャラ対策したら直ぐにでも10F常駐までは行けそう。
すごい分析力……ゲムぼく。さん仕事もできるんだろうな、と感心しながら読んでたらいつものオチで安心しました。太もも克服がんばってください!
むちむちは修行を貫通してくるので対策は不可能ですね…
最近のギルティギアブログ見てたらやってみたい気持ちが日に日に強くなってきた。
かつて格ゲー挫折した身だけど、ゲムぼく。さん見てたらあの時自分に足りなかったものが分かってきた気がします。
ストイックでロジカルで凄いです!
性欲はアレだけど
これだけ自分のことを分析できるからこそ上達も早いんだろうなって思う
太ももはともかくとして
自分も最近ギルティギア始めたのでゲムぼく。さんの分析と対策は勉強になる
僕がエルフェルトに負けることが多いのは太もものせいだったかー
安易に男の娘に欲情しないゲムぼくは人間の鑑。って書き込もうとしたらディキンソンに思いっきり興奮しててダメだった
太ももが太ければ目を奪われても仕方ないね
ゲムぼく。は、むちむちだったら男もイケるのか…こわっ…と思ったけど今更だった
ストイックなのも間違いなく素晴らしいけれどやはりゲームは楽しみあってこそだから素敵な考え。
デッドアングルアタックってそういう意味だったの……
トラッカーデバイスが必要ですが対戦中にアイトラッキングしてみて欲しいですね。そうすれば第4象限と他とで有意な差が見られると思われます。
メイちゃんの太もも健康的でホント好き
最終的に19回屈強って言ってた。
エルフェルトは防御性能弱めのキャラだし誰がやっても防御は苦しいはずなのだ。
そもそもどうしてダウンを取られてるのか?
にも着目した方がいいかもしれないのだ。
ディキンソンは太ももだけどお腹もむちむち戦闘に使う道具もむっちむち
おっさんおるけどいいんかw
右下の理由が正しいなら、エルフェルト使われてる相手側もムチムチに目を奪われて判断力鈍ってるから同じ程度の判断力なのでは?と思うなどした。相手はゲムぼくほどムチムチに興味がないのかもしれないと思い直した
なんで途中までまともに考えてたのに右下でこうなった?
信じてほしいんですけど、ファウスト先生って過去は結構むちむちしてたんですよ(実体重はさておき)