Amazonほしい物リストから、『ito(イト)』というテーブルゲームをいただいた!
ありがとうございます! さっそく遊んでいくぞ!
このitoは、Amazonを見るといつも人気上位に入っているし、レビュー数も多い。
かなり売れているゲームだと推察されるが、いったいどんなゲームなのだろうか。
……ん?
このイラストの感じ、なんか見たことがあるような……
“ゲームデザイン:326(ナカムラミツル)“
ぼく「えっ!? 326なの!? イラストレーターだけじゃなくてこういうゲームデザインもやってるんだ!?」
息子「ミツルってだれ?」
ぼく「えっとね、ギタルマンの人。ギタルマンの人だよ。ギタルマンの人。ええっと、ギタルマンの人」
息子「なんで4回も言ったの?」
出典:https://www.gamecity.ne.jp/products/GITAROO-MAN/
326の名前から「19(ジューク)の人だよ」でも「いまは爆笑問題と同じタイタンに所属してる人だよ」でもなく、ひたすら「ギタルマンの人だよ」という情報しか出てこないのはぼくくらいのものだと思う。ギタルマンの人だよ。
このitoには、協力ゲーム『クモノイト』、協力&裏切りゲーム『アカイイト』というふたつの遊び方があるらしい。
クモノイトのほうが初心者向けかつ少人数でも遊びやすいっぽいので、とりあえずそれを小学校低学年の娘&息子と遊んでみることにする。対象年齢は8歳からなので、子どもでも大丈夫。
ええっと、1~100までのナンバーカードと、ライフカードがあって……
説明を読む限り、基本的には「各自が手札としてナンバーカードを持って、みんなで協力して小さい順にナンバーカードを場に出していく」っていう感じかな。
……ん?
ぼく「なんかこれ、この前やった『ザ・マインド』に似てるな」
娘「でも、これはぜんぜんちがうっぽいよ」
ぼく「どれ?」
娘「これ」
ぼく「へぇ~! あっ、テーマカードってそれか! なるほど、じゃあぜんぜん違う! これはこれでおもしろそう!」
これをふまえて、『クモノイト』の基本ルールを整理すると下記のようになる。
1. プレイヤーはナンバーカードを手札として1枚ずつ持つ。手札は他プレイヤーに見せてはいけない。
2. テーマカードで提示されたテーマに従って、自分のナンバーカードの数字を言葉に言い換えて表現し、プレイヤー同士で会話する。
3. 会話の内容をもとに他プレイヤーの数字がどの程度の大きさかを推測し、「自分の数字がいちばん小さい」と思った人から順にナンバーカードを出す。
4. 順番を間違えてしまった場合はライフが1減る。ライフが0になる前に小さい順にカードを出し切ることができればステージクリアとなる。
5. ステージクリアしたら、ライフが1回復する。手札が各自1枚増えて、次のステージに進む。3rdステージ(手札3枚)をクリアできたら完全制覇。
初プレイ、1stステージ。
テーマは「小学生の好きな言葉」で、ぼくの手札は27だ。1~100の27だから、わりと小さいほうだと言える。
うーん……小学生の好きな言葉か……
たとえば、最小の1は小学生がぜんぜん好きじゃない言葉になるはずだから、「宿題」とか「テスト」とかになるのだろうか?
逆に、最大の100は小学生がいちばん好きな言葉になるはずだから、「うんこ」で確定だ。これは間違いない。うんこだ。
それをふまえて、27か……小学生が大嫌いってほどではないがそんな好きでもない言葉……
ぼく「おばあちゃんが不意に買ってくるあまじょっぱい系のおかき」
娘「ぜんぜんわかんない」
ぼく「えっ、わからない!? この絶妙なたとえ伝わらない!?」
息子「なんか、あんまり好きそうじゃないふんいきはする」
おっ、ちょっと伝わった!
ぼく「ふたりは?」
娘「え~、えっとね、たいいくかな。じゅぎょうのたいいく」
息子「ニンテンドースイッチ」
ぼく「おお~、なるほどね! わかった! わかった気がする!」
娘は運動が得意だ。体育は、好きな授業で言うとわりと上位のはず。おそらく数字で言うと60~80くらいか?
そして、息子のニンテンドースイッチはわかりやすい。いまの小学生はみんなスイッチが好きだ。うんこの次に好きだ。たぶん98~99くらいではなかろうか。
ぼく「出します! 27!」
娘「ひくっ! じゃあ……たぶんスイッチよりはたいいくがひくいかな~。だします!」
結果、娘(体育)は83、息子(ニンテンドースイッチ)は96だったので、無事に小さい順に3枚のカードを場に出すことができた! 1stステージクリアだ!
これ、楽しい~! たとえば27でも「自分が27だと思うもの」が「相手も27だと思うもの」とは限らないからうまく伝わる言葉を選ばなきゃいけないし、相手が言った言葉に対しても、どういう考えで言ったかをうまく推測しなきゃいけない!
お互いの言葉の意図を汲んで、小さい順に数字の糸をつなげていくゲーム! まさにitoだ!
ルールがわかったところで、どんどん遊んでいこう!
“テーマ:学校にあるものの大きさ”
娘[94]「ええっと、こうしゃ。がっこうのこうしゃ」
ぼく[99]「えっ、校舎!? 校舎デカくない!? えっ、ぼくも校舎くらいあるけど!? えっ、校舎っていちばんデカいのでは!? いや、校庭のほうがデカいのか!?」
息子[5]「ランドセル」
娘「ちっさ!!」
ぼく「とりあえず1枚目は確定だ! 出しちゃうといいよ」
息子「だしま~す。5です」
娘「ほら、パパ早く出して。わたしはこうしゃだよ」
ぼく「えっ、ホントに? ホントに校舎? そんな自信あるの?」
娘「ある」
ぼく「じゃあ出します! 99!」
娘「でっか!!」
ぼく「ええ~!?」
“テーマ:食べ物の人気”
娘[88]「うーん、カレーライスかな」
ぼく[26]「あ~、わかりやすい。カレーライスね、なるほど」
息子[34]「みそしる」
ぼく「味噌汁!? 味噌汁ってどう評価したらいいの!?」
息子「パパは?」
ぼく「うーん……あっ、あれだ。おばあちゃんが不意に買ってくるあまじょっぱい系のおかき」
娘「それさっきも言ってたよ」
ぼく「そう、さっきも言った。つまり……?」
息子「……あ~! そういうことか! パパがたぶんいちばん小さいよ、これ」
ぼく「おっ、伝わった? じゃあ、出します! 26です!」
息子「さっき27くらいだったもんね。じゃあ、だします。34です」
娘「はい、さいごカレーライス! 88! クリア~!」
ぼく・娘・息子「イエ~イ!!」
めちゃめちゃ楽しいやん!
めちゃめちゃ楽しいやんか~これ~!!
パッケージに「めちゃくちゃ仲良くなれるゲーム♪」「価値観のズレで会話がはずむ!」と書いてあったが、まさにその通りになった。
初対面の人と遊ぶときには「いかに初めての相手でも伝わるような言葉にするか」を考える楽しさがありそうだし、友達や家族などよく知っている人と遊ぶときには「この人がこう言うということは……?」みたいな読み合いが発生するおもしろさがある。
おもしろいので、ぜひ遊んでみてほしい。なお、小学生の好きな言葉100はうんこです。
コメント
ザ・マインドの時itoをコメントでオススメしたけど、itoホント面白いよね
そんなに話したことない人でも結構盛り上がれたりするのでマジオススメ
ギタルマンってなんだよ・・・
ゲムぼくさんのおちんちんは1ですね
パパぼく。さんとお子さんたちがボドゲやってる回大好きクラブ
すごく真っ当に遊びたくなる記事を書くな
むちむちの話をしろ
名前(数字)、誤解が生じる。
ぼく(5)
>逆に、最大の100は小学生がいちばん好きな言葉になるはずだから、「うんこ」で確定だ。これは間違いない。うんこだ。
ちんこかもしれないだろ!
ギタルマン懐かしい…やった事は無いけど
ギタルマンは続編だしてはやくして
内村さまぁ~ずっていうアマプラでやってた番組で
ウッチャンとさまぁ~ずのおじさん3人がitoに激ハマりしてたの見てたわ
老若男女関係なく楽しめるテーブルゲームっていいよなぁ
マインドは阿吽の呼吸系のゲームだから難しいけど達成感や戦略性っていう本格派で、itoは例えなんかの会話もあって盛り上がれるからレクリエーションがあるから似てるけど、それぞれに良さがありそうですね
ゲムぼく。がウンコ好きなことだけは分かった
ゲムぼくさん、感性が幼稚園児
94(めっちゃ上の方だが、まだ上が片手の指以上居る)だとかなり困るし、表現力が試されるのだな
そういう意味では「90超えたら最上級じゃん」って思ってしまいがちな子供には難しいゲームだけど
そこを頑張って意図を読み取ってこそパーティゲーム 楽しそうね
知らない人と遊んで本当に仲良くなれるか試してほしい
よく考えたらゲムぼく。さんがボドゲ遊べる相手は子供さんだけだと思い至ってしまった
ゲムぼく。さんはぼくのちんちん(95)と言っても、他のプレイヤーからするとじゃあ相当小さい…一桁だなとかなるわけだな
なるほど、面白そうなゲームだ
ゲーミングお嬢様で見た奴ゥー!
アカイイトという方がブログのネタ的には面白いのにちゃんとお子さんが楽しめるほうのルールを選ぶ当たりふつうにいいパパで感動してしまいました、なんか悔しいのは内緒にしておきます
お友達とお題むちむちでプレイしてみてください
お友達と…
ワンピースカードゲームの時みたいに、いつムチムチの話になるかとワクワクハラハラして読んでたのに、今回はほのぼの系のまま終わりかよ!
なごむ。
私立名門校の校舎!とか言えば校舎を上回れたんだろうか、面白いかどうかは別として。
ゲムぼくさんがムチムチテーマでやったら1-100でどんなムチムチを出すんだろう?キモそうだけど
ギタルマンってなに?お子さんに分かるの?
326懐かしすぎて爆発した
こういうゲームすると相手に自分が本当に思い描いてるものを伝えることの難しさがわかる気がする
ゲムぼくボドゲ部好き
自分には一緒にやる相手がいないから人がやってるのを見て楽しむ
体育か。40くらいかな?って思ってしまった
元気な子供達よ…
上にもあるけど、アマプラにある内さまでitoやる回はおススメです
数字の糸は繋げても赤の他人との糸は繋げられないってコメントがないな…おかしい…
ゲムぼくさんと違って体育好きなお子さんになって良かったね(偏見)
ゲムぼくの配信でもボドゲやってよ
お子さん出すのはちょっとアレだからゲムぼくさん一人プレイで
パパ僕の記事100