自家製血統で三冠馬!#23『あとひとつ』[ダービースタリオン]

【前回】自家製血統で三冠馬!#22『キズナ×ドライブにすべてを懸けて』[ダービースタリオン]

 第14世代の期待の星、トナリニイタイカラ
 6月1週入厩なので成長タイプは早熟でなく普通だと思われるが、それでも2歳12月のホープフルS(GI)で○○◎▲△。いい勝負が充分に期待できる!
 作戦は、鞍上のルメールを信じて『お任せ』を選択。
 

 ルメールがとった作戦は、先行してからの最終コーナーでの早期抜け出し!
 いいポジションだ! ほどよく内側を走れているからスタミナのロスも少ない!
 

 来たァァァァァァ!
 

 3歳クラシックの前哨戦となる、ホープフルSを制した!
 皐月賞(GI)とまったく同じ中山2,000mで勝てたことは大きいぞ!
 

 最優秀2歳牡馬にも選ばれた。誇らしい。
 

 年が明けて3歳の3月には、弥生賞(GII)を制覇!
 弥生賞は、3着までの馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレース。ぼくはその仕組みを『みどりのマキバオー』で知った気がする。

 ホープフルSと弥生賞を勝ったことで、三冠への第一歩となる皐月賞への備えは万全。
 しかし、成長タイプが普通だとピークは3歳後半~4歳前半くらいに来るはずなので、3歳前半の皐月賞はかなり苦しい可能性がある。
 皐月賞はピークと明らかにズレているので不安、日本ダービーもピークとズレている可能性があるが皐月賞よりはマシ、菊花賞は3,000mという距離が適性的に不安、という感じだ。
 

 さあ、皐月賞が始まる!
 予想印は、○▲○・△。人気としては、アルアイン(2019大阪杯1着馬)イスラボニータ(2014皐月賞1着馬)などに次いで4番人気。
 予想印があまりよくないのは、悪い要素だ。やはりこの時点でピークを迎えていないのが苦しい。

 しかし、じつはいい要素もたくさんある。
 まず、ライバル馬がアルアインということ。これは正直「助かった」と思った。ダビスタではライバル馬(その世代の代表的な強豪馬)が歴代のレジェンド馬からある程度ランダムに選定されるのだが、ここまでの経験から言えば、そのなかでアルアインは比較的マシなほうだ。コントレイルキタサンブラックサトノダイヤモンドあたりが来たら手に負えなかったと思う。
 そして、良馬場で1枠2番が取れており、ほかの馬は差し~追い込みが多いということ。スタートさえ失敗しなければ、逃げ~先行で内側のいいポジションを走れる可能性が高い。
 ポジション取りは、トナリニイタイカラ自身の力も必要だが、どちらかというとルメールの腕にかかっている。頼むぞルメール!
 

 ルメール!
 

 ルメーール!
 

 ルメーーーーール!!
 

 ウオオオオオオオ!
 やった! 最後の数十m、アルアインをクビ差で差し切って辛勝!
 牡馬3歳クラシック、その最初の一冠である皐月賞を手にした!
 

 続いて、5月4週には日本ダービーがある。
 牡馬3歳クラシックの2戦目というだけでなく、日本でもっとも注目度の高いレースのひとつだ。
 

 さあ、どうなる日本ダービー! 東京競馬場にいま、牡馬3歳クラシック戦線の主役、トナリニイタイカラが降り立つ!
 余談だが、ぼくは東京競馬場に遊びに行ったことがある。みなさんもぜひ行ってみてください。
 

 日本ダービーでも1枠2番を確保。
 そして、予想印は◎○◎◎△で、なんとライバル馬のアルアインを抑えて1番人気!

 これを見ると、やはり皐月賞のときはピークを迎えていなかったことがわかる。ここに来てアルアインとの立場が逆転した。イスラボニータも突き放している。
 また、ほかに逃げ馬がいないのもプラス要素。隣り合う2枠3番アルアインとは最後の直線での競り合いが予想されるが、予想印を見る限り、勝負根性では勝っている(4番目の予想印が勝負根性)。
 

 さあ、最後の直線! 東京競馬場の直線は長い!
 外のサトノクラウンが頭ひとつ抜けだしているが、ここからだ! 持ち前の根性を見せてやれ! 押し込め!
 

 押し込め!
 

 押し込んだ!!
 

 やったァァァァァァァ!!
 1番人気に応え、堂々の日本ダービー制覇だ!
 

 コースレコード2.20.6に対しタイムが2.27.1だったので「おっそ!」と驚いたが、勝ちは勝ちだ。
 逃げ馬がほぼいなかったので序盤がスローペースになり、そのぶん最後の直線がかなり激戦になったのだと思われる。
 

 応援の単勝馬券を1億円ぶん買っておいたのだが、3.8億円になって返ってきた。
 ありがたい。うれしいな。現実もこうならないかな。ならないんだろうな。悲しいな。
 

 ダービーはGIのなかでもやはり特別な扱いらしく、初勝利すると特殊セリフが出る。
 ホントに感無量だよ。最高の流れが来てるよ。
 

 菊花賞(GI)までは日が空くので、神戸新聞杯(GII)などに出走して調整していく。
 少しでも中~長距離のレースに慣れさせておきたいし、スタミナを伸ばしておきたい。菊花賞は3,000mあるのだが、トナリニイタイカラの父親キズナの距離適性は1,600~2,400mなので、3,000mには不安がある。

 そして迎えた、3歳の10月3週。菊花賞の週。
 

“トナリニイタイカラを今週行われる富士Sに出走させようと思います”

 は!?
 富士ステークス!? 菊花賞は!? 菊花賞はどうした!?
 

 富士Sは、1,600mのGII。
 おそらく、調教師が「距離適性的に3,000mは厳しい」と判断した結果、菊花賞を回避しようとしているのだろう。

 いや、わかるけど。わかるけど、そんなことあっていいわけないだろ。
 二冠馬だぞ。ホープフルSも勝ってるんだぞ。それで調子が悪いわけでもないのに菊花賞を回避って、ネットでめちゃめちゃ叩かれるじゃん。そして全競馬ファンに失望されちゃうじゃん。
 

 富士Sを手動キャンセルして、菊花賞に出走登録!
 距離適性がなんだって言うんだ! 適性よりも大切なものがあるんだ! 馬は、サラブレッドは、人の夢を乗せて走る生き物だろ!!
 

 さあ、牡馬3歳クラシック最終決戦! 菊花賞だ!
 予想印は◎◎◎◎△で、ダントツ一番人気! よかった! 距離にビビって出走回避しなくてよかった!
 強敵になりそうなのは、ライバル馬アルアインと、ウインバリアシオン(2014日経賞1着馬)あたりか。どちらも強い馬ではあるが、手に負えない化け物、という感じではない。

 失敗さえしなければ、勝てるレースだ。
 しかし……この大一番、その「失敗さえしなければ」というのが、とても難しいし恐ろしい……
 

 ここから干渉できるのは、作戦指示のみ。
 ルメールを信じて『お任せ』にするか、逃げ馬不在を確実に活かすために『逃げ』にするか、はたまた距離を考慮してスタミナ温存のために『先行』~『追込』にするか……
 どうする……? どれが最適解だ……?
 

 次回、結果によっては最終回!
 トナリニイタイカラは、シシャモファームは、三冠の栄光をつかむことができるのか!?
 

【次回】自家製血統で三冠馬!#24『そして、次の夢に走りだす』(最終回)[ダービースタリオン]

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    競馬何も知らんのに面白いからすげぇわ

  2. 名無しのゲーマー より:

    盛り上がってまいりました
    距離適性で菊花賞が最後の壁になるのは現実の三冠も一緒だが果たして

  3. 名無しのゲーマー より:

    これってコメントで意見してもいいのかな?
    逃げ指示で逃げ切り狙いがいいと思う
    他に逃げ馬居ないからハイペースにはならないだろうし

  4. 名無しのゲーマー より:

    “現実もこうならないかな。ならないんだろうな。悲しいな。”

    やめーや…

  5. 名無しのゲーマー より:

    すごいなんて熱い展開だ、読みながらこっちもレースの勝敗にドキドキしてしまった

  6. 名無しのゲーマー より:

    「距離適性が合わないと見たのはわかるが、だとしても皐月ダービーまで行って菊花はどうしたよ?!」
    たぶんこれ以上ないほどゲムぼく。さんと心情がシンクロした記事だと思う。
    むちむち回を除けば

  7. 名無しのゲーマー より:

    現実の競馬で二冠馬が菊花賞回避したら非難轟々になるだろうなあ。ただ、最近は3000mという距離が嫌われて有力馬が軒並み回避してるから、そのうちありそうではある。今年も去年も、菊花賞にはダービー馬も皐月賞馬も出ません…

  8. 名無しのゲーマー より:

    >それで調子が悪いわけでもないのに菊花賞を回避って、ネットでめちゃめちゃ叩かれるじゃん。

    ゲームの世界でもネットで叩かれる妄想するのネットに毒されすぎだろ

  9. 名無しのゲーマー より:

    血のドラマの熱いところが楽しめる良シリーズももしかしたら次で最終回か…
    3000メートルがんばれ…!

  10. 名無しのゲーマー より:

    ダビスタになるとコメ欄まで真面目だ

  11. 名無しのゲーマー より:

    ルメールと武豊はお任せにしてこそのジョッキーな気がするから菊花賞もお任せでいいんじゃないか

  12. 名無しのゲーマー より:

    現実もこうならないかな、の下りでめっちゃ心配になったんだが?
    大丈夫?雄っぱい揉む?

  13. 名無しのゲーマー より:

    富士ステークス出走は読んでて「は!?」ってまさに思った
    手動で出走レース変えられて良かったね…

  14. 名無しのゲーマー より:

    ヌオダスの元凶がウマ娘ガン無視でダビスタばっかやってるの何回見ても面白い

  15. 名無しのゲーマー より:

    >馬は、サラブレッドは、人の夢を乗せて走る生き物だろ!!

    JRAのCMみたいな熱さがある

  16. 名無しのゲーマー より:

    マキバオーだって距離適性ないってみんなに言われたけど菊花賞出たぞ、負けたけど。

    諦めちゃいけないんだよ

  17. 名無しのゲーマー より:

    次回どうなってるか!!
    今からドキドキ

  18. 名無しのゲーマー より:

    これで菊花賞回避してたらゲムぼく反転アンチと化すところだったわ

  19. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく競馬部好き
    続くためにルメール負けてくれ

  20. 名無しのゲーマー より:

    このシリーズ真面目すぎてコメントしづらいけど結構好きだから続けて欲しい
    同じような人多分他にもいると思う

  21. 名無しのゲーマー より:

    菊(門)はすでに制覇してるから・・・

  22. 名無しのゲーマー より:

    みどりのマキバオー読んでたら二冠馬が菊花賞出ないケースを知ってるでしょ

    ??「(海外挑戦するから)菊花賞は残った奴等にくれてやれ」
    現実にこんなんいう奴おったら吹くで

  23. 名無しのゲーマー より:

    今世代は本当に好調だなー 毎回楽しく読めるし、やっぱレビュー力が半端ないね

  24. 名無しのゲーマー より:

    しかし子孫の三冠見えてきてむしろ改めてオカシヅクリがとんでもない馬だったと感じさせられる

  25. 名無しのゲーマー より:

    すごい、リアル馬主適正あるのでは?絶対資産9桁余裕でいけるはず!

  26. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。のゲム担当は本当に真面目で面白い記事を書けるんだよなぁ。

    尚ぼく。担当は

  27. 名無しのゲーマー より:

    菊花賞は雨だけど良馬場なのはホッとした
    でめこのシリーズ好きだからまだ続いてほしい
    夢を目の前にぶら下げられて走り続けろ

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