【前回】自家製血統で三冠馬!#16『ついに来た、能力爆発!激走の天皇賞秋!』[ダービースタリオン]
16戦13勝、うちGIを2勝(スプリンターズS、天皇賞秋)という、過去8世代とは文字通りケタ違いの戦績を収めながら連勝街道をひた走る、第9世代のオカシヅクリ。
その後、2月3週のフェブラリーS(GI)で2着になってしまったことで連勝は途切れたが、そもそもGIで2着になっているだけでも充分すごい。
そして、次のGIは3月4週の高松宮記念。
書いていて思ったが、「次のGIは」ってあたりまえに書けるの、すさまじいな。GIレースに出ること自体は当然、という感覚になってしまっている。
しかも予想印◎▲◎○◎で、堂々の1番人気!
とはいえ、ライバルに史実のGI馬であるレシステンシアやエアロヴェロシティがいるので、そうカンタンには勝たせてもらえないと思うが……
勝っちゃったよ。
カンタンに勝っちゃったよ。しかもコースレコードに近いタイムだよ。
なにこれ? すごくない? どうも適性的にスプリンター~マイラーっぽいけど、もう少し長距離適性があったら本気でクラシック三冠を狙えたのでは?
恐ろしい金額の賞金が入る。めちゃめちゃ儲かる。
しかし、こうなってくると、ひとつ悩みが生じる。
「どのタイミングで引退させて繁殖牝馬に回すか?」だ。
この縛りプレイのルール的には、いくらオカシヅクリ自体がいい馬でも、繁殖牝馬として次代にいい子孫を残せなかったらとたんに意味が薄くなる。よって、基本的には早めに引退させて、たくさん子どもを産ませるべきだ。
しかし、このオカシヅクリの競走馬としての実力をふまえると、もう1年は現役を続け、めいっぱい資金を稼がせて、5歳から繁殖牝馬にする、という選択肢も浮上してくる。
オカシヅクリの父親は、ジャスタウェイ。成長タイプは普通だ。
これをある程度引き継いでいると仮定すると、ここから先の1年(4~5歳)はまだまだ走るはず。むしろその1年こそがピークと言ってもいいくらいだ。
よし……
あと1年、現役で稼がせよう!
それで、牧場の施設拡張のための資金を一気に貯めるぞ!
施設拡張ができれば、馬の回復を早めたり能力の上昇効率を高めたり、さまざまな恩恵を受けられる。次代以降に大いに役立つはずだ。
さあ、新年度スタートの初レースは、4月3週のマイラーズカップ(GII)!
圧勝! スタートからいちども先頭を譲ることなく逃げ切り勝ち!
もともとオカシヅクリの脚質が逃げ向きなのだろうが、それと福永祐一騎手の相性がよすぎる。福永神と呼ばせていただきたい。
そして6月、安田記念(GI)に挑む。
ここでは1番人気をアドマイヤマーズに奪われている。史実でNHKマイルカップ(GI)などを制している超一流のマイラーだ。
しかし、ここをなんと……
ウワアアアアア!
勝った! 神が! 福永神が最後の直線で差し切ってお勝ちになられた!!
オカシヅクリ、4つ目のGI制覇。
急にGI勝利がカンタンなものに思えてきた。ドラゴンボールの戦闘力並みのインフレが起きつつある。
その後は、ときどき負けることもあったが、順調にGII、GIIIなどで勝ちを重ね……
なんと12月末、SRA賞(現実で言うJRA賞)の「最優秀4歳以上牝馬」「最優秀短距離馬」をダブル受賞!
おめでとうオカシヅクリ! ありがとうオカシヅクリ! 福永神にもなんらかの賞をあげてほしい!
ちなみに、そういえばSSを撮り忘れていたが去年も「最優秀3歳牝馬」をオカシヅクリは受賞していたため、これで通算3つのSRA賞を手に入れたことになる。
やべー馬じゃん。現実にいたら絶対オーナーのぼくさえ許可出せばウマ娘にしてもらえるやつじゃん。
さあ、そして、5歳になって間もない3月4週。
4月1週に繁殖牝馬として種付しないといけないことを考えると、ここがラストレース。
最後に出走することにしたのは、1年前に制した高松宮記念(GI)。
予想印は◎△△△△で、インディチャンプ、ステルヴィオに続く3番人気。
やや苦しいが、勝ち目は充分にある。たとえば、オカシヅクリ自身を含めて逃げ馬が多いので、そこでひとつ馬群の壁ができてくれれば先行のインディチャンプや差しのステルヴィオは直線で前に出てきづらくなるはずだ。
そしてなにより、オカシヅクリには福永神がいる。逃げ馬と福永神の組み合わせはカレーと福神漬けより強い。
“オカシヅクリ再び最速の称号を得られるか”
えっ、そんな実況あるんだ!? GI2連覇をめざすときしか聴けないレアセリフだ!
さあ、行ってくれオカシヅクリ feat. 福永神! 鋭い切れ味を見せてやれ!
残り200mを切った時点で、オカシヅクリは4番手!
しかし、脚にはまだ余裕がある! 福永神がムチを入れ、オカシヅクリがストライドを大きくする!
逃げ馬とは思えない驚異の末脚と根性を見せつけて……
来たァァァァァァ!
GOD! Fukunaga is GOD!
ウオオオオオオオオオオ!!
通算戦績、31戦22勝。うちGIを5勝(スプリンターズS、天皇賞秋、高松宮記念、安田記念、高松宮記念)。
総賞金14億7100万というのはもちろんシシャモファーム史上最高だし、なんなら現実基準でもトップクラスと言ってよいレベル。そもそも元気に31戦も走れて22勝もしている時点で圧倒的な超一流だ。この縛りプレイのテーマである3歳三冠への挑戦こそ叶わなかったが、競走馬としては文句のつけようがない。
『引退』を選ぶと、オカシヅクリが顕彰馬に選ばれた。
なんだそれ? と思ったが……
こういうことらしい。
牧場の展示室に写真つきで永遠に名前が残るようだ。それくらいすごい馬ということだ。
さらに……
“この仔は繁殖に上げたらいいお母さんになってくれる気がするんですよね…”
うわっ、初めて見るセリフだ!
これはおそらく、繁殖牝馬として一定以上の能力値を持つ場合に出るセリフだろう。
期待がふくらむとともに、ちょっとプレッシャーもあるな。この流れでなんとしてもいい馬が続いてほしいし、続けなければ……
まあ、実際の競馬がそうであるように、走る親から走る仔が産まれるとは限らないわけで、ある程度はどうあがいても運なのだが、この代の配合はいままで以上に考え抜いて慎重に決めていきたいところだ。
オカシヅクリの活躍のおかげで、新しい施設もたくさん作れるようになった。
さあ、次がひとつの大きな山場だ! キリもよい第10代で、3歳クラシックに挑めるような馬を作れるか!?
【次回】自家製血統で三冠馬!#18『勝負の10代目!実績と安定を重視せよ!』[ダービースタリオン]

コメント
ついにリアル競馬場にも行き出したゲムぼく競馬担当だ
ここ読んで1ヶ月前にダビスタ買いましたが面白いです
総賞金額14億7000万がどれぐらいすごい馬かというとJRA歴代で10位以内に入るぐらい凄いです
ゲムぼく競馬部すこ
しかし競走馬能力と繁殖牝馬能力は別物説もあるので…
G1を5つも勝つ馬が31走してるのがやべーよ
でもゲムぼくさんオカシヅクリが現実にいてサイゲからオファーが来たら絶対「太ももごんぶとムチムチのドスケベウマ娘にしてくれないとダメです」って注文つけるでしょ
その場合どちらかというとおもあけ系女子にしてくれ、な気がする
でもコレが続くわけじゃないのが
難しいゲームだ
走る親から走る子が必ず産まれるとはいえない、そこが難しくもあり面白いところだ
これからお菓
子作りですね
やっぱりこの人のブログめちゃくちゃ文章に勢いあって面白いな。
むちむちでテンション上がっちゃってるだけじゃなかったんだ。