2018年ごろまで、テレビ録画機としてPS3+torne(トルネ)+nasne(ナスネ)を使っていた。
なかでもnasneは4~5年使ったと思うのだが、とにかく操作が快適&爆速で、のちに買い替えた最新レコーダーのほうがよほど動作が鈍かったことをよく覚えている。
そして、時は流れ、現在……
うーん……
このPC用ディスプレイでも、観られるようにならないかな、テレビ……地上波とかBS/CSとか……
いや、でもな……ディスプレイだからアンテナ端子ついてないし、別途チューナーも必要になるし……チューナーとディスプレイをつなぐHDMIケーブルで配線もごちゃごちゃしそうだし……録画用のHDDみたいなのも買うとさらにごちゃごちゃするし……
仮に、単体で録画でき、ディスプレイと無線で接続できる都合のいいチューナー兼ネットワークレコーダーみたいなのがあればいいが、そんなものは……
!?
あるじゃねーか!
すかさず購入!
なんと、2019年ごろに販売終了したはずのnasneが知らないうちに復活! BUFFALOが事業を継承して2021年3月に再発売していたらしい!
しかもよく見ると、内蔵HDDが2TBにパワーアップしている。昔ぼくが持っていたnasneはたしか500GBか1TBだった気がする。
箱の中身をすべて出してみた。
nasne本体、ACアダプタ、LANケーブル(1本)、アンテナケーブル(1本)。あとは取扱説明書など。
この本体の質感やロゴの雰囲気、すごく懐かしい。
もともとPS3+torneの周辺機器として開発されたものなので、PS3本体(新型)の質感やtorneロゴの雰囲気と合わせてあったのだが、そのへんはすべて当時のままだ。
しかし、もともと洗練されたデザインだからか、古臭いとは感じない。すばらしい。
さっそく、設置・配線を進めていく。
ネットワークレコーダーはどれもだいたいそうだが、本体そのものは有線LANでルーターに接続する必要があるので、置き場所がある程度限定されるのはデメリット。
いっぽう、今回のようにテレビ映像を無線で受信端末(ディスプレイ、スマートフォン、タブレット)などに飛ばすことが前提なら、アンテナケーブルはIN側のみで済むのはメリット。本体に同梱のケーブルだけで完結する。
設定方法はいろいろあるが、スマートフォン(iOS/Android)でtorne mobileアプリを使うのがいちばんわかりやすいだろう。
ぼくは昔これを使っていたので、馴染みもある。
あとは画面の指示に従い、どんどん設定を進めていけばよい。
注意点は、「受信端末(スマートフォンなど)とnasneを同一のネットワークに接続しておくこと」「うまくいかないときはとりあえず再起動してみること」くらいだろうか。
……と思ったら、「B-CASカードを入れ忘れないようにすること」もあった。
なお、B-CASカードはnasneの箱にちゃんと入っている。
ただ、かなり小さくて薄いので、なくしたり割ったりしないように気をつけよう。
torne mobileを用いてスマートフォンでテレビを観る場合は、『視聴再生機能(610円)』の購入が必要になる。
安いし、買い切りなのでそんなに気になる値段ではないが、いちおう覚えておくとよいだろう。
よし、とりあえずiPhoneで映った!
iPhoneでテレビや録画番組を観るつもりはあまりないが、せっかくnasneの機能として「さまざまな端末に映像を配信できる」というのがあるので、受信できるようにしておいて損はないだろう。
あと、外出中、つまり同じネットワークに接続していないときでもインターネットを介して外からnasneにアクセスしてテレビや録画番組を観られるので、その機能はときどき使うかもしれないし。
さて、次に本命の、PCディスプレイでnasneを使うための設定だ。
ここでは、ディスプレイに接続しているFire TVと、『DiXiM Play Fire TV版』というAmazonアプリを使う。
ちなみに、DiXiM Playはネットワークレコーダーの映像を視聴するアプリとしてド定番のもので、ぼくが昔nasneを使っていたときもこれをiPhoneに入れていた。
DiXiM Playはアプリ自体は無料だが、本使用にはライセンス料がかかる。
今回はFire TV用の買い切りライセンスで1,650円かかった。月額版もあるが、価格的には1年以上の使用を前提とするなら買い切り版のほうがいいだろう。
さて、これで……
ディスプレイでもテレビのリアルタイム視聴&録画番組の視聴ができるようになった! 便利~!
「無線接続なんかでうまく映るのか?」と心配する人もいるかもしれないが、ぜんぜん大丈夫。少なくともぼくの環境では乱れも遅延もまったくない。
ちなみに、数少ないnasneの欠点を挙げておくと、1チューナーなので複数番組の同時視聴、同時録画などはできない。要するに、Fire TVでテレビを観ながらiPhoneで録画番組を観る、みたいなことはできない。
当然といえば当然なのだが、いちおう要注意。
しばらく使ってみた。
やはりnasneのUIのわかりやすさ、そして操作の快適さは健在! 番組表の表示や録画予約がつねに爆速!
「トル」ソート、つまり録画予約ランキングも昔と変わらず存在。
これがとても便利で、人気番組を忘れずに押さえることができる。
そして、あらゆる操作が爆速なので……
キーワード検索も超便利!
スマートフォンから入力でき、レスポンスも速いので、Google検索くらいのスピード感で番組を検索できる。そして検索精度も高い。この超性能をもってすれば見つからない番組などない。
nasneの定価は、29,800円(税込)。
機能が丸被りするような商品があまりないので他レコーダーとの比較は難しいが、個人的には昔から変わらぬ圧倒的な操作性のよさ、そしてHDD容量が2TBに進化していることなどを考慮すると、かなりお買い得と言ってよいと思う。大満足だ。
PCディスプレイやスマートフォンでのテレビや録画番組視聴を考えている場合は、ぜひ。
コメント
いきなり見つからない番組あって草
モザイク総理
これでギルガメッシュnightも観れるんですか
ゲムぼくが画面にモザイクかけると総理の顔も亀頭に見えてくるな
ゲムぼくは年上好きだから岸田総理でも抜いてるはず
torne+nasneと共に辿った歴史が同じすぎて同意しかない。
BDレコーダーを購入したときに、遅いな!って衝撃受けたことを思い出しました。
ラストオリジンが地上波で流れると思ってる精神異常者
ラストオリジンが地上波で扱われるとか、青少年に悪影響を与えるゲーム特集くらいでしょ
nasneは1チューナーしか無い以外は無敵よ
裏番組が観たかったり同時に他チャンネルを録画したかったりしたらnasneを複数台買えば良い これマメな
むしろ「ペンギン」の検索結果ににやにやしてしまった
名作ですよ、ただし最初から観ないとわけがわからない(最初から観ても難しい)けど
エッチな総理だったのかな?
なおps3には流石に非対応。
ps3用地デジチューナー+旧nasne+新nasneのトリプルチューナーは夢と散った。まあps5も対応したしnasneたけで十分なんだが少し寂しい。
なんで2チューナーじゃないんだろ