【前回】自家製血統で三冠馬!#9『にわかに立ち込める暗雲』[ダービースタリオン]
2代目コイスルはGIIIを制するなどかなりの好成績を収めたが、その後だんだん力が落ちていっている感のある我がシシャモファームの自家製血統。
考えなしに値段の高い種牡馬を付けていてもダメなことがわかったので、ここからはしっかりと目的を持って代を重ねていこう。
となると、やはり活用したいのは仮想配合。
過去回でも少し触れたが、3代先まで配合シミュレーションができる機能だ。
これで、「面白い配合」や「凝った配合」が出る組み合わせを探していくことにする。
昔のダビスタでは『ニックス』というシステムがあって、ヘイルトゥリーズン系×ノーザンダンサー系など、大血統を特定の組み合わせにするだけで能力が全体的に底上げできた。ノーザンテーストを父にしてノーザンダンサー系の繁殖牝馬を作り、それと最高額種牡馬であるサンデーサイレンス(ヘイルトゥリーズン系)を配合する、というのは誰もがやってきた定番の攻略法だ。
しかし、本作にはニックスはない。日本競馬界はサンデーサイレンス一強時代が長すぎたことなどにより、血統の多様性が一気に落ちたからだ。「○○系と○○系は相性がいい」なんてことを言えるほど、そもそも血統の種類がないのだ。
なので、攻略のキーになるのは必然的に「面白い配合」や「凝った配合」のはず。いずれも特定の条件を満たした場合のみ配合前のコメントで判明するしくみ。条件はまだよくわからない。
ただ、効果はだいたいわかっていて、面白い配合は旧作と同じなら勝負根性を底上げする効果がある。凝った配合はよくわからないが、推測するに能力の一部または全体を底上げする効果のはず。
数十分かけ、仮想配合をいろいろ試行錯誤していると……
で、できた! パイロ→ハードスパン→スクリーンヒーロー!
これなら、3代連続で「凝った配合」を成立させられる!
高い種牡馬を付けても走るとは限らないというリアルでシビアなダビスタにおいて、能力を「確実に」底上げできる、というのは非常に大きい。
ある意味では、あまりにも不確かな配合に対しプレイヤーの関与度を高めてあげる一種の救済措置なんじゃないかとすら思える。
よし、そうと決まれば、まずはパイロとの配合だ!
牡馬が産まれたら売却し、牝馬が産まれるまで根気強く配合をくり返し……
待望の牝馬、ガタンゴトンが誕生!
新馬戦では「○○◎○・」とさほど高くない評価だったが、これはライバルにダイメイプリンセスがいることも影響していそうだ。ダイメイプリンセスは現実で2018年のアイビスサマーダッシュ(GIII)などを制している強い馬だ。
続く2歳未勝利戦では、「◎◎◎○◎」のぶっちぎり一番人気!
ガタンゴトンは人気に応え、ここを制し……
続く長久手特別では、ついにオール◎の予想印を獲得!
これはいいぞ! 明らかに先代(サブギターノウタ)より強くなっている! 凝った配合すげえな!
安田記念(GI)にも出走。
さすがにGIともなるとほかの馬との実力差が大きく、レース結果も着外に沈んでしまった。
しかし、その後……
CBC賞(GIII)は中団後方からスタートし、最後の直線で差し切って勝利!
シシャモファームに2つ目の重賞トロフィーをもたらした!
アイビスサマーダッシュ(GIII)は惜しくも勝てなかったが、人気自体はなかなかのもの。
短距離のGIIIなら充分に戦える実力を持っていることがわかった。まあ一方で、安田記念がぜんぜん振るわなかったことにより、GIIIとGIには絶望的な格差があることもわかってしまったわけだが。
屈腱炎を発症してしまったため少し休養の必要が出たが、この時点で27戦7勝。獲得賞金は1億7,000万を超え、シシャモファーム史上最高となった。まだ引退には早いので、回復したらもう少し稼げそうだ。
そのうえで、今後もこの感じで「凝った配合」を重ねていけば、次代ではGII、その次代ではGIというふうにレベルアップしていける……かもしれない!
【次回】自家製血統で三冠馬!#11『ルメール is God.』[ダービースタリオン]

コメント
男なら一度は獲得しておきたい「長くて特別」のトロフィーゲットおめでとうございまーす
頑張って考えた配合でちゃんと結果が出る時ってめっちゃ楽しそう
ダビスタ担当ゲムぼくさんが一番頭良さそう
これリセット禁止って事なら
運悪く牝馬が生まれない世代があったら詰みでは?
一夫多妻制になると生物としての多様性が失われていくんやなって
昔は屈腱炎ってすぐクセになって引退確定みたいな病気だった気がする
むっちりむちむちボンレスハムと太ももごんぶとペンギンに挟まれてるとは思えないほど真面目な記事