ひさびさダビスタ。#8『自家製繁殖牝馬でめざせ三冠！』[ダービースタリオン]

【前回】ひさびさダビスタ。#7『積極的世代交代』[ダービースタリオン]

　前回、初の重賞制覇を果たした我がシシャモファーム。
　このコイスルはけっこう走ってくれそうだ。
　

　いっぽう、タイムセールにディープインパクトを種付けしたトクバイインパクトは、戦績がまったく伸びず。いちどだけダートで父を彷彿とさせる末脚を見せたが、けっきょく1勝だけに終わった。
　ダビスタはいつもそうだし現実の競馬もそうだが、高い種牡馬をつければ必ず走るというわけではない、ということが改めて明らかになった。
　

　しかし、少なくともダイサンボタン→コイスルの代重ねがうまくいったことは間違いない。確実にレベルアップしている。
　GIの安田記念に出走し、もちろん勝てはしなかったが、あのウオッカから○の予想印をひとつ奪っている。GIで○が付いたのはこれが初めてだ。

　この感じなら、着実に代を重ねていけば、多少のムラはありつつも強くなっていけそうな気がする……
　

　そして、そんなことを考えているとき、ちょうど『仮想配合』という機能が使えるようになった！
　

　これは、所持している繁殖牝馬について3代先まで代重ねのシミュレーションができる、というもの。
　血統表や配合コメントも確認できるので、インブリードや「面白い配合」などをある程度計画的に行えるようになる。

　今回、コイスルの手応えと仮想配合機能を得たことによって、縛りプレイのアイデアが生まれた。
　それは、

「自家製繁殖牝馬の代重ねだけで三冠馬を出す」

　というものだ。

　イメージとしては、DQMシリーズでやってきたスラぼう直系一匹旅やスラッシュ直系一匹旅に近い。
　ゲーム開始時の初期繁殖牝馬の血脈をずっとずっとつないでいって、少しずつ強くなって、最終的に「皐月賞・日本ダービー・菊花賞」の牡馬三冠馬か「桜花賞・オークス・秋華賞」の牝馬三冠馬、またはその両方を出すことをめざす。
　これなら、目標としてわかりやすいし、縛りプレイとしてもちょうどいい難度になりそうだ。

　もちろん、攻略情報は引き続き見ない。
　まあ、ダビスタは隠しパラメータなどのマスクデータが多いので、たとえ攻略情報を見たところで劇的に有利になるわけではないのだが。
　

　さあ、進めていくぞ！ めざせ三冠馬！
　さっそく、コイスルを5歳で早めに引退させて繁殖入りさせ、ストリートセンスと配合。バンソウコウが誕生した。例によって名前はSHISHAMOの曲名から。

　なお、この縛りプレイにおいて牝馬を早めに引退させるというのはけっこう重要。
　代重ねを前提とする以上、牝馬を産み続ける必要があるが、牝馬の誕生確率は当然ながら50%しかないためだ。
　また、もし牝馬が生まれたとしても能力が低いと次の代に悪影響が出るので、なるべく複数の牝馬を生み、そのなかでもっとも戦績のよい1頭を次の代につなげていく、という形を採りたい。
　

　おっ、このバンソウコウ、かなりいいぞ！
　新馬戦で◎◎△◎◎の予想印。過去2代にはなかったレベルの高評価だ。
　

　そして、デビュー戦圧勝！
　これはかなり期待できそうだ。
　

　その後もう一頭、コイスルに牝馬が誕生。エピファネイア産駒で、名前はユメノハナシ。
　いいインブリードが入っている配合だし、姉のバンソウコウが鮮烈デビューを飾ったことから、ユメノハナシにも大きな期待がかかる。
　さて、新馬戦での予想印評価は……
　

　……

　えっ！？ 予想印なし！？
　1代目のダイサンボタンですらそんなことなかったぞ！？

　そして、実際のレース結果も惨敗。即引退させざるを得ないレベルで走らなかった。
　怖すぎる……同じ母親から生まれて、かたやほぼオール◎、かたや評価なしなんてことがあり得るのか……これが競馬の世界……
　

　というわけで、次の代にはバンソウコウをつないでいくことに決定。
　ここまでの代重ねの履歴をExcel表にしてみた。勝率が着実に上がっていることがわかる。

　果たして、何代目で三冠馬は出るのか！？
　っていうか、ホントに三冠までいけるのか！？ そもそもGI獲れるのか！？
　

【次回】自家製血統で三冠馬！#9『にわかに立ち込める暗雲』[ダービースタリオン]

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