初代MF1匹クリア研究。#3『ゲルキゾク実践 後編』[モンスターファーム]

【前回】初代MF1匹クリア研究。#2『ゲルキゾク実践 前編』[モンスターファーム]

 初代モンスターファーム1匹クリア、いよいよ後編。

 Bランク公式戦を突破し、1歳10ヶ月でAランク(グレードA)に到達したゲルキゾク。
 これは当初の計画より極めて早い。スケジュール表で、計画と実績を比較してみると……
 

 こんな感じ。
 1003年3月にBランク公式戦を突破できていれば計画通りだが、実際には1001年12月に突破。その差、なんと-60週。
 約1年3ヶ月も前倒しって、現実の仕事のプロジェクトだったら逆に致命的なミスが起きていそうなズレだ。または「そもそも計画がおかしかったんじゃないのか」って上司からめちゃめちゃ怒られるやつだ。
 しかし幸いにもこれはゲームであり、プロジェクトリーダーもプロジェクトメンバーもぼくだけなので誰も怒らない。むしろホメる。ぼくはぼくをホメて育てる。
 

 Aランクは大会の数こそ少ないが、賞金が8,000G以上もある。
 そして、Sランクに上がってしまうと、敵が強いうえに大会が公式戦と四大大会しかなくなってしまう。
 ということは、いまある60週の余裕は、Aランクにとどまっての資金稼ぎ&育成に使うのが最適解。
 

 幸い、Aランクのモンスターは敵ではない。
 いや、本来はけっこう強く、こんな早期に勝つのはかなり難しいはずなのだが、いかんせんこのゲルキゾクは1週たりともムダのない完璧な育成をされている。手前味噌だが。
 「毎週の香り餅と毎月の冬美草で疲労・ストレスを最小限に抑え」「重点ステータスを3種(ちから・命中・ライフ)に絞り」「休まずにその3つだけを伸ばし続ける」。これが1匹クリアのためのシンプルにして究極の育成法だ。
 

 3歳0ヶ月時点でのステータスがこれ。
 ちから・命中・ライフの合計値目標2,200に対し、1,952。目標達成率88.7%。順調だ。
 

 約1年半Aランクにとどまり、1003年6月にようやくAランク公式戦出場。圧勝。
 その後すぐ1003年9月にSランク公式戦に出場し、これも圧勝。
 この時点で、計画比-24週。計画に比べ、まだ半年も余裕がある。
 

 3歳になって少し経ったあたりで、ホリィの「勝負の分かれ目」発言。
 つまり、成長ピークを迎えた。
 

 成長ピークを迎えると、仕事や修行での能力上昇幅が上がる。
 建設の仕事はふだんはちから+10くらいなのに、ピーク時なら+14。
 

 そして、1004年2月。ついに四大大会が開始!
 なお、この時点でちから900、命中900、ライフ400はすでに大幅達成している。目標達成率108.9%。
 ここまでは順調すぎて、そして余裕がありすぎてノーリセットですべての勝負を制してきたが、ここからもそれは貫けるのか……?
 

 四大大会のひとつめ、オールスターバトルのボスはグレブ。
 あらゆるモンスターのなかでも一、二を争うほど回避能力が高い。
 ゲルの頼れる超必殺技『ゾウのふみつけ』も、さすがにこの回避力の前では命中率なんてたかが……
 

 えっ、90%もあるの!? 余裕で当たるじゃん!
 開幕ゾウのふみつけで999ダメージを与えて瞬殺。
 

 5月のマスターズオブブリーディング
 ボスのガバーンに先手を取られ、ゾウのふみつけを撃ち損ねてしまったが、こちらはライフが524もあるので一撃は確実に耐えられる。その後、ちからと命中にモノを言わせて殴り合いで勝利!
 

 8月のグレートモンスターズ
 初代MF最強モンスターと称されるレドンドだが、ここもゾウのふみつけで瞬殺!
 

 これが最後! 11月のディスク・オブ・ゴールド
 ボスのアルバールはライフが異常と言っていいほど高く、ゾウのふみつけ一撃では倒せない。
 

 しかし、それでも一撃で483ダメージは入った。
 そうするとあとは、適当に近づいて基本技で2~3回殴るだけ。
 ライフを600以上残して、余裕の勝利!
 

 ……
 

 えっ、めっちゃ余裕だった……
 

 ノーリセットだが、通算戦績は78勝0敗61KO。
 危ない試合はひとつもなかった。
 

 終盤は資金と時間が余りまくったので、ステータス的には不要な項目の修行に出して、適当に技を増やすなどもした。
 

 最終ステータスはこちら。目標達成率123.6%。
 4歳半でのクリアは、計画比-24週。半年も前倒しできた。
 ノーリセット&初チャレンジでこれだから、リセットありで突き詰めればもう1年は早められそうだ。

 最後に、1匹クリアまでの計画・実績比をスケジュール表で振り返ろう。
 

 こんな感じ。
 反省点としては、あまりにも全バトルが余裕だった(=ステータスが高すぎた)ので、もっと早めに進めてもよかったな、ということか。少なくともあと3ヶ月はノーリスクで前倒しにできた。つまり、計画比-36週にはできた。

 ということは、そうとうの余裕があるわけで……
 今回は「ちから・命中の成長適性が高く、ライフもそこそこ。種族として技性能もよい」という理由でゲルキゾクを育成したが、そこまでこだわらなくても、このやり方ならほぼすべてのモンスターで1匹クリアは可能だ、ということが言えそうだ。弱いとよく言われるライガー種でも絶対いける。
 ちなみに、最難はおそらくナーガ種だろう。寿命が短く、ふまじめ(仕事や修行の失敗率が高い)。ただ、それでもリセットありなら問題なさそうだ。

 けっきょく1匹クリアのために抑えるべきポイントは、下記4つだけ。

1.育成するステータスを3つ以内に絞る。(例:「ちから・命中・ライフ」「かしこさ・命中・回避」など)
2.軽仕事は行わない(育成効率が悪い)。ステータス育成の際は重仕事か修行のみを行う。
3.休養はしない。疲労・ストレス回復は香り餅と冬美草で行う。また、月初のエサは極力ニクもどきを選ぶ(寿命延長のため)。
4.資金が尽きないよう、支出予定を計算して適宜大会に出場していく。〆切(計画)までに公式戦や四大大会など主要なチェックポイントを通過する。

 1~4は、ひとつひとつを見ていくと、攻略ポイントとしては決して目新しいものではない。
 ただ、これらをすべて組み合わせてスタート時点から徹底し続ける、というのは、カンタンにできるものではない。ゴールからの逆算ができていないと、どこかで不安になったり状況に流されたりしてブレてしまう。
 そういう意味では、逆算でロジカルに計画を立てたことには相応の意味があった。〆切までの余裕がわかれば、心や行動にも余裕が持てる。
 

 モンスターファームは育成ゲームとしてはバトル以外に運要素が少なく、シンプルゆえに工夫が結果に表れやすい。流れに身を任せて遊んでももちろん楽しいが、論理を突き詰めればその努力にモンスターが必ず成長で応えてくれるゲームだ。
 あなたもぜひ、お気に入りのモンスターで1匹クリアを試してみてほしい。
 

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    地味に結構すごい気がする
    徹底的に無駄を省けばこれだけいける良い例ですね

    お疲れ様です!

  2. 名無しのゲーマー より:

    これは仕事できる人や

  3. 名無しのゲーマー より:

    〆切とか計画比とか
    ゲーム記事なのに胃がキリキリする

  4. 名無しのゲーマー より:

    モンスターファームが今も人気だったら伝説になれてたかもしれないイチジク浣腸ブロガー

  5. 名無しのゲーマー より:

    ロジカルすぎてビジネス書かと思ったぜ!

  6. 名無しのゲーマー より:

    これはもっと評価されるべき
    ちょっとやりたくなった

  7. 名無しのゲーマー より:

    ラスオリ担当の人にIQを分けてあげて欲しい…

  8. 名無しのゲーマー より:

    わいニート
    ゲーム記事読んでるはずが胸が痛い

  9. 名無しのゲーマー より:

    相変わらずモンスターファーム担当のゲムぼくさんは有能。
    総力戦の最後にサラサ出して★落とすアイギス担当のゲムぼくさんも見習って!(あれはあれで必要な儀式)

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