JR東日本の東京近郊の一部区間では、普通列車(在来線)にグリーン車がある。
おもに、東海道線・横須賀線・総武線快速・湘南新宿ライン・上野東京ライン・宇都宮線・高崎線・常磐線だ。
通常の運賃のほかにグリーン車料金(580円~1,260円。距離や曜日による)がかかるので割高だが、ほぼ確実に座れて、座席が広くてリクライニングできてテーブルも使えるのがメリットだ。
特に、子どもがいるときはたいへん便利。
子どもは疲れやすいから座れるだけでも助かるし、テーブルを広げてお弁当やお菓子を食べられるのもよい。あまりないが、ほかに乗客がいないときは騒いだって大丈夫だ。
そして、あまり知られていないようなので、ぜひお伝えしておきたいことがある。
JR東日本の普通列車グリーン車は、幼児・乳児(小学校入学前)は無料です!
もともとの運賃も無料なので、完全にタダで乗れます!
たとえば、日曜日に大人1名が6歳児2名を連れて、東京-鎌倉(横須賀線)のグリーン車に乗るとする。
すると料金は、
大人1名の乗車料金 935円
大人1名のグリーン車料金 800円
合計 1,735円
だけでよい。6歳児2名はタダでグリーン車の座席を使ってよいことになっている。
つまり、1,735円でグリーン車に乗り、さらに計3席を使うことができるのだ!
【注意点】
1.無料で乗れる乳幼児は、大人1名につき2名まで。3人目からはこども料金がかかる。(解説)
2.グリーン車料金は、乗車後に車内で払うと割高になる。乗る前にグリーン券を買おう。(解説)
3.車内改札の際、子どもが未就学児であることを申告しよう。
2について補足すると、Suica、PASMO、Kitaca、TOICAのいずれかを持っていれば、駅のホームなどにあるグリーン券売機でSuicaグリーン券(ICカードにグリーン車情報を書き込む)を買うことができるので、それがラク。
それらのICカードがない場合は、みどりの窓口などで紙の磁気グリーン券を購入する必要がある。
3について補足すると、グリーン車では、不正乗車を防ぐために車内改札がある。添乗員さんが各席の頭上にあるランプを確認して、赤色なのに人が座っている席がある場合は声をかけるシステムだ。
事前にSuicaグリーン券を買っている場合は、頭上のSuicaマークにタッチすることで赤色→緑色にランプを変更できるので、忘れずにやっておこう。
ただ、子どもの席は緑色にできないので、添乗員さんに声をかけられたときに「未就学児です」と説明する必要がある。すると、添乗員さんのほうで手続きをしてくれて、緑色にランプを変更してくれる。いままでされたことはないが、いちおう年齢確認に備えて子どもの保険証などを持っておくことが望ましい。
あれこれ書いたが、とにかく「大人1名につき乳幼児2名はタダでグリーン車に乗れる」ということだけ覚えておけば大丈夫。
駅のホームでSuicaグリーン券をピピッと買って、遠慮なくピョンと飛び乗ろう!
コメント
そもそも在来線にグリーン車なんてあるのか…
車内でグリーン券を買うと割高なので乗車前に買う事に注意
休日だと割引になるから便利なんだよね
下ネタが全くないのでこれは偽ゲムぼく。
本物なら「ぼくのおちんちんも皮が被ってるので子供扱いになりませんかね? 誰が仮性包茎亀頭ホクロだバカヤロー」って書いてるはず!
グリーン車憧れるなあ
新幹線より安そうでいいね