人里離れた山奥に住んでいると、「これは食べていい草」「食べたら死ぬ草」みたいな名もなき野草の知識は身につくが、逆に花屋に売っているようなキレイな花を見かける機会はほとんどないからだ。
だから正直、花なんて「チューリップ」「チューリップじゃないやつ」の2種類にしか区別できないと言っても過言ではない。さすがに過言である。
しかし困ったことに、子育てをしていると子どもが「ねえパパー、これはなんていうおはな?」と聞いてくる。めっちゃ聞いてくる。うちは双子なので2倍聞いてくる。なので2倍「うーん、これはチューリップじゃないやつ!」と答えなければならない。2倍アホ丸出しである。
が、ついに!
そんなぼくを救ってくれるスーパー便利アプリを発見した!
それがこの、『GreenSnap』という無料アプリ。
もともとは植物・お花好きのための写真共有SNSであり、そのアプリ版である。
インストールして起動したら、まずはニックネームを入力することになる。
メールアドレスやIDの登録を求められることはなく、初期設定に必要なのはこれだけなので、すぐ済む。適当に入れたってよい。
アプリ内でできることはいろいろあるのだが、今回使いたいのは「教えて!カメラ」。
スマホのカメラで気になる植物を撮影すれば、その場でAIが「たぶんこれじゃないですか?」と植物名を自動で判定してくれる、というものだ。
「教えて!カメラ」機能は、ホーム画面の虫眼鏡マーク(検索メニュー)などから使うことができる。
使い方は、気になる植物・花を画面中央に大きくひとつ撮影するだけ。
撮影すると、「名前を調べています お待ちください」という画面が数秒~十数秒出る。
そして……
出た!
すげえ!ちゃんといちばん上に出てきた!サツキだ!
これは「チューリップじゃないやつ」じゃなくてサツキが正式名称だったのか!!(アホ丸出し)
その後もいくつか試してみたが、すべて見事に植物名を言い当ててくれた。
「○○かも!」「○○かも!」という形で候補が何個か出てくるのだが、その中に正解が含まれていないことはほとんどない。
植物って生き物だから個体差があってAI判定は難しそうなのに、すごい精度だなあ。超便利。
ちなみに、先に述べたとおり『GreenSnap』はもともと植物・花好きのためのSNSなので、植物図鑑や植物の育て方ガイドも機能として付いている。
もちろん「教えて!カメラ」とも連動しているので、気になる植物をパシャッと撮れば、名前だけでなく詳しい情報や育て方までわかってしまう。
すごい!完璧だ!これだけ機能がそろってれば子どもにめっちゃドヤ顔できる!
カメラで撮れば植物の名前を教えてくれるアプリは過去にもいくつかあったが、いずれも海外製(英語)だったり、有料だったりして、気軽にちょろっと使うのにはあまり向いていなかった。
しかし、GreenSnapは日本語だし無料。そして精度もそれなりに高い。
子どもがいる人や花の名前を覚えたい人は、とりあえず入れておいて損はないのではなかろうか。
コメント
ドスコイ花子でやられた
ドスコイ花子に草(植物だけに)
いいアプリ情報をありがとうございます
早速入れてみたら何回か検索候補に違う植物ばかり出てくる事がありましたが撮り直したら直りました
ちゃんと真ん中で撮れば精度高いですね