『ポケットモンスター ピカチュウ』は、序盤が非常に苦しい。
最初のジム(ニビジム)がピカチュウだと極めて相性が悪いうえ、それ以外の戦闘においても、ピカチュウは決して能力が高いポケモンではなく、特に耐久力が低いので意外とすぐピンチに陥るからだ。
冒険がある程度軌道に乗ってくれば、ポケモンの選択肢もだいぶ増えて充実したパーティーが組めるが、そこまでが大変だ。
そこで、ぼく自身が実際に3DSバーチャルコンソール版をプレイした実感も含めながら、『ポケモン ピカチュウ』のゲームスタート~クチバシティ到着までのストーリー攻略で役立つおすすめポケモンを紹介していく。
なお、「通信交換やバグ技は使わない」「極端なレベル上げは行わない」ことを前提とする。あくまで、ふつうにプレイする上で役に立つポケモンを選んだ。
『ポケモン ピカチュウ』序盤(マサラタウン~クチバシティ)おすすめポケモン
(紹介は入手機会順)
ピカチュウ
オススメ度:—–(初期ポケモンなので固定が前提)
ピカチュウバージョンなので、ピカチュウは当然パーティーにいることが前提となる。
対ひこう・みず担当。特に序盤はポッポやオニスズメとの戦闘機会がかなり多いので超重要。
ただし、ひこうタイプやみずタイプからの攻撃を軽減できるわけではないので、防御面がもろいことに注意。たとえば、ハナダジムのカスミ戦はピカチュウだけでは突破できないことがほとんど。
ピカチュウバージョンでは、ピカチュウが対処できないタイプへの対抗策を用意することはもちろん、ピカチュウのサポートに回れるポケモンも必要となることを考えてパーティーを組もう。
なお、わざの中ででんじはだけは絶対に忘れさせてはいけない。格上の敵と戦う際の必須技となる。
コラッタ
オススメ度:★★★☆☆
ピカチュウを除くとポッポと並んで最初に入手機会があり、とりあえずパーティーに入るポケモン。
レベル7ででんこうせっか、レベル14でひっさつまえばを覚え、すばやいアタッカーとして活躍する。
序盤におけるひっさつまえば(攻撃力80。タイプ一致で120)の威力は驚異的。
中盤以降はおそらく他のポケモンに押されてパソコン行きになるので、序盤の戦力として割り切って使おう。
ポッポ
オススメ度:★☆☆☆☆
オススメ度は低いのだが、使う人が多いと思うのでいちおう触れておく。
ひこうタイプなので、対くさ・むしでの活躍が期待されるが、ひこうわざのつばさでうつを覚えてくれるのがレベル28とかなり遅い。
すなかけ要員としては使えるが、それ以外はイマイチ。
ニドラン♂、ニドラン♀
オススメ度:★★★★★
序盤の便利屋。覚えるわざのタイプが豊富で進化も早い。♂♀は好みでいいが、どちらかは育てておいたほうがいい。
レベル12でにどげり、レベル17でどくばりを覚えるため、序盤にめちゃくちゃ多い対ノーマル・いわ・くさ・むしをぜんぶ1匹でこなせる。超便利。
また、わざマシンでみずでっぽうやバブルこうせんを覚えることができるため、ピカチュウが役立たずと化してしまう対じめんタイプも担当できる。超便利。
ニドリーノ(ニドリーナ)に進化させるとどくばりを覚えるのがレベル19にずれてしまうため、どくばりを覚えてから進化するのが望ましい。
マンキー
オススメ度:★★★☆☆
序盤では貴重なかくとうタイプ。
ニドランを育てない場合、対ノーマル・いわの最有力候補となる。
タイプ一致になるぶん、かくとうわざの威力はニドランに勝るが、汎用性の高さではニドランに劣る。
オニスズメ
オススメ度:★★☆☆☆
ポッポと違い、ひこうわざのつつくを最初から覚えているのが重要なポイント。威力はさほど高くないが、それでも対くさ・かくとう・むしに役立つ。
バタフリー
オススメ度:★★★★☆
ニドランより守備範囲は狭いが、こちらも序盤の便利屋。
エスパーわざのねんりきがキモ。対どく・かくとうに役立つほか、有効打の少ないニビジムのタケシ戦では切り札となりうる。
また、おつきみやまではどくタイプとの対戦機会が非常に多いが、その時点ではバタフリーのねんりきくらいしかこうかばつぐんを取れるマトモな攻撃手段がない。バタフリーがいるかいないかで難易度が劇的に変わる。
それ以外にも、ねむりごなやしびれごなを早期に覚えるため、ポケモンの捕獲や、格上の敵を弱らせるのにも活躍できる。
フシギダネ
オススメ度:★★★★★
ハナダシティの民家で、ピカチュウのなつき度が高いと入手。
レベル13でつるのムチを覚え、ハナダジムのカスミ戦でピカチュウが倒れた際のサブアタッカーとして入手直後から大活躍する。
また、ここまでマトモな対抗策のなかった対じめんタイプを完璧にこなせる貴重な存在。
ピカチュウの苦手分野をカバーでき、やどりぎのタネなどでサポートにも回れるため、とてつもなく使い勝手がいい。必ずパーティーに入れておこう。
ヒトカゲ
オススメ度:★★★★★
ハナダシティ北、ゴールデンボールブリッジを抜けた先で入手。
最初から覚えているひのこが、とにかく対戦機会の多い対くさ・むしで猛威を振るう。適当に使っていればレベルがガンガン上がっていく。
ここまで対くさ・むしはニドランのどくばりくらいしか有効な攻撃手段がなかったはずなので、ヒトカゲがいることでそれらへの対応力はグッと上がる。
ピカチュウバージョンの序盤においては、ピカチュウ・フシギダネ・ヒトカゲ・ニドランがいれば、こうかばつぐんを取れない相手はほぼいないと言っていい。脅威はまれに敵トレーナーが繰り出してくるスリープなどのエスパータイプくらい。
ケーシィ
オススメ度:★★★★☆
戦力として使えるのはレベル16でユンゲラーになってから。
そこまではテレポート要員。ポケモンセンターに瞬時に帰れるのでレベル上げの効率がちょっと上がる。
ユンゲラーになってねんりきを覚えてしまえば、あっという間にパーティーのエースに。
エスパーは言わずもがな初代ポケモン最強のタイプであり、ユンゲラーはすばやさも高いのでたいていの相手はゴリ押しで倒せる。
序盤から中盤にかけて、相性が厳しめの格上のポケモンと対峙したときは、ピカチュウのでんじはやフシギダネのやどりぎのタネで絡め取ってからユンゲラーで削っていく、というのが有効な戦術となっていく。
参考までに、ぼくのクチバシティ到着時のパーティーはこんな感じだった。
ピカチュウ、フシギソウ、リザード、ニドリーナ、ケーシィ、サンド。
上の4匹さえいれば序盤で登場する全タイプに対して有利に戦えるので、ケーシィとサンドは育成目当てである。
ちなみに、クチバシティではクチバジム攻略後にゼニガメが手に入るので、さらに死角がなくなる。
このへんまで来ればもう、パーティー編成なんて完全に好みになってくるだろう。
コメント
ピカチュウは20まで育てれば叩きつける覚えるからタケシはその技とレベル差で勝てる。カスミはジム前のライバル戦辺りなら26まで育てられるからそこで10万ボルト覚えてごり押しできました(*´∀`)
決して弱くは無いですよ!