よし、開幕の攻撃をうまくガードして……
空中Missシャルロットで牽制。
チャンスが来るのを待って……と見せかけて!
全力ダッシュ投げだ!
端から端のロングランだが、ここは通る確信がある! この1回だけは絶対に通る!
なぜなら、これが3試合目だが、ぼくは2試合目まで空中ダッシュを多めにしていたし投げは1回も使っていないので、まったく警戒されていないからだ! 試合の流れやまだ見せていない手札をその場で整理しながら戦えるようになったのは大きな進歩!
範馬勇次郎が言っていた!
「仮に300キロでも見えちまえば”遅い” 見えぬならカタツムリの歩みとて『武』的には”速い”」と!(『バキ道』14巻 参照)
つまり、意識の外から迫ってくる太い太ももこそ、この世でもっとも太い!
それでは聴いてください!
エルフェルト=ヴァレンタインの新曲!
自分より太ももが細い奴を爆破する歌!
ドカーーーーーン!!
ぼくは対戦格闘ゲーム『怪奇!太もも大爆発!』(別名:ギルティギア ストライヴ)をプレイしている。
破裂しそうなほど太い太ももをぶつけ合ってビッグバンを起こす宇宙再誕シミュレーションゲームだ。
「エルフェルトの太ももが太い」という理由で2023年12月にSteamでソフトを購入してから、約半年が経った。
4月下旬~5月中旬あたりは、旅行に行っていたりほかにやりたいゲームが多くあったりしたのであまりプレイできなかったが、5月下旬からはまた熱心に遊んでいる。累計プレイ時間はついに100時間を超えた。
いまはちょうどスレイヤーという新キャラが実装されてゲーム全体が盛り上がっているので、いろんなプレイヤーと戦うチャンスだ。ぜひ楽しんでいきたい。
で、ここ最近のオンラインマッチでの活動状況は……
『天上階チャレンジ』挑戦回数が、なんと30に達した!
数え漏れがあるかもしれないので31~32回の可能性もあるが、とにかく30回を超えたのは間違いない。
【天上階チャレンジとは?】
ランクタワーの最高階(10F)で勝ち続け、好戦績(6戦5勝がめやす)を収めると挑めるようになる特別なイベント。
10Fの上にある『天上階』に一時的に入ることができ、天上階の住人たち(太ももがとても太い)と戦う。好戦績(6戦5勝が必須)を収めると成功となり、天上階に滞在できるようになる。6戦5勝が必須なので、2敗した時点で失敗扱いとなり(太ももがまだ細いとみなされる)、10Fに戻される。
これが30回も出せるようになるとは、我ながらすごいと思う。
確実に強くなっているということの証なのですごいし、30回も挑戦してなお成功しない天上階チャレンジのハードルの高さもある意味すごい。
そこで今回は、これまでの撮影データや対戦中に取ったメモをもとに、この30回の挑戦の履歴を集計したので大公開!
データ収集好きの本領発揮だ! 格ゲー初心者が天上階に挑み続ける軌跡を見てくれ!
ぼくはもともと勝ち負けに目的を置いていないのでチャレンジ失敗にも抵抗がないほうなのだが、それでも天上階チャレンジはけっこう緊張するし、負けるとくやしい気持ちにもなる。ぼくですらそうなるので、ほかの多くの人はもっとそうだと思う。
この履歴を公開する意図には、そういう挑戦中の人たちが「あっ、やっぱりほかの人も何十回も挑戦し続けてるんだな。自分もまたがんばるぞ」と励みを得てくれるといいな、というのを含んでいる。一緒にがんばろう。一緒に使用キャラの太ももを太くしよう。
—
【1】勝敗一覧
天上階チャレンジは2試合負けると終わりなので、回ごとによって対戦回数はまちまち。
最初の2試合で即敗退したのは7回。逆に最終戦までもつれこんだのは6回。
通算戦績は57勝60敗(勝率48.7%)で、わずかに負け越し。天上階チャレンジは6戦で5勝1敗(勝率83.3%)が必要なので、まだまだ遠い。
ただ、天上階チャレンジはたった6試合で決まる短期決戦なので、中長期的な勝率は必ずしも重要ではない。むしろ、どんな相手と当たるかという問題が非常に大きい。
そこで、さらに細かいデータを見ていく。
【2】詳細版 勝敗一覧
(2024/06/01 19:45追記:表の1ヶ所(19回目)に誤りがあったので修正)
スクリーンショット、録画、対戦中に取ったメモなどをさかのぼって、対戦してきたキャラと相手のレベルを一覧表に組み込んだ。基本的にひとりの相手と3試合できるので、3試合目までと4試合目からで相手が変わっていることが多い。
ただ、この表だと情報量が多すぎてあまりよくわからない。7~11回目あたりはA.B.A.が実装されたてだったのかA.B.A.とばかり当たっているなとか、26回目からはスレイヤーが実装されたてなのでスレイヤーだらけだなとか、それくらいはわかるが。
これを、レベル別、キャラ別に集計していく。
【3】相手レベル別 勝敗一覧
上記【2】をもとに、対戦相手のレベル帯ごとに勝ち負けを集計。499以下、500以上、1,000以上の3区分にしている。
これはかなりわかりやすい結果が出た。相手のレベルが高いほど勝率が落ちている。
まあ、レベルが高いということはそれだけ経験豊富な相手ということなので当然なのだが、こんなにキレイな結果が出るとは思わなかったので驚いた。
ただ、個人的に意外だったのは、「それにしては1,000以上の相手にもそこそこ勝てているな」ということ。天上階チャレンジは「そこそこ勝てている」程度では突破できないので話にならないのだが、32.6%は思ったよりは高い。互角にはほど遠いが、対戦としてはある程度成立している。
これはいちおう心当たりがあって、ぼくのエルフェルトの動きがセオリーから若干外れていて、対戦慣れした人の意表を突きやすいのだと思う。攻略情報を見ずにぜんぶゲーム内での独学で気ままにやっているので、たぶん、攻撃のリズムやコンボの切れ目がほかの人と違うのだ。
ただ、そんな奇襲が通じるのはせいぜい1試合で、残り2試合はまっとうに実力差で負けると考えると、勝率32.6%は納得感がある。また、独自性が強いプレイスタイルであるがゆえにほかの人が当たり前にやっていることをやれていないなどの弊害も多いので、一長一短。いまだにワイルドアサルトでウォールブレイクするのを高確率で忘れる。
ちなみに、天上階チャレンジが出始めた最初の数回は「なるべく得意なキャラやレベルの低いプレイヤーを探して対戦を挑む」ということをやっていたのだが、探すのにめちゃくちゃ時間がかかるのと、「探したからには勝たなきゃ」という執着心が強くなって個人的な楽しさが薄れてしまうのですぐにやめた。いまは基本的に、人の多い部屋に行って対戦待ちの人を見つけたらすぐに突撃し、いなければトレーニングモードで練習しながら待機するようにしている。
ただ、仮に天上階チャレンジをいますぐ突破することだけを目的に据えるならば、相手のレベルはよく見て挑んだほうがよいと思う。それは上図のレベル別勝率が顕著に示している。
【4】相手キャラ別 勝敗一覧
上記【2】をもとに、対戦相手のキャラごとに勝ち負けを集計。
ただ、これはそれぞれの数があまり多くないので、集計データとしてはやや微妙か。あくまで参考値。
実装から日が浅いスレイヤーやA.B.A.に対する勝率が高いが、これは慣れの問題だろう。最近で言うと、こちらはスレイヤーとマッチングしまくるので自然と対スレイヤーに慣れていくが、スレイヤー側はいろんなキャラとマッチングしているはずなので、対エルフェルトにはまだそこまで慣れていない。よって、日が経っていくと、このあたりに対するぼくの勝率は下がっていく可能性がある。
個人的に納得感が強いのは、勝率0%になっている相手。個人的に苦手意識のあるキャラが多い。特にポチョムキン、レオ、闇慈あたりはもともと対戦機会が多くなく、太もももエルフェルトと互角以上に太いので手ごわい。10Fでもなかなか勝てない気がするし、天上階なら言わずもがなだ。
—
30回も天上階チャレンジが出ていると、変な気負いやプレッシャーはほぼなくなり、失敗しても「まあ、またすぐ出るし」くらいの感じになってくる。
実際、最近は10Fで30〜45分くらい戦っていれば天上階チャレンジがだいたい1回は出せるので、1日1時間未満のプレイでも安定してチャレンジできている。5月末に2時間半くらい一気にプレイした日は4回出せた。
ちなみに、レベルが極端に高い相手に勝つとすさまじい勢いで経験値が入るので、1試合勝っただけでレベルが5~10上がる、みたいなことがしょっちゅうある。たった1日で190から230くらいまで上がった日があって震えた。
なお、エルフェルトの場合、レベルの数字は太ももの直径を表していると言われている。ぼくのエルフェルトは現在レベル240くらいなので、直径240cmだ。太い! かわいい! もっと太くしていきたい!! 10,000いきたい!!
より強く! より太く!
身長差があるスレイヤーよりもはるかに太い立派な太ももを見てくれ! このエルフェルトの立ちキックならミリアやチップを一撃で倒せてもおかしくない!
がんばれ! エルフェルト=ヴァレンタイン!
誰よりも太い太ももになるために、10Fと天上階の階段を往復ダッシュだ!
(2024/06/02(日)22:00- やろうぜ!ギルティギア ストライヴ! みんなでプレイヤーマッチSP)
コメント
少しはタイトルの原形を留める努力を…
太もものノイズさえ無ければ本当に参考になる
Lv1000↑の相手には最終試合でほとんど負けてるから、ゲムぼく氏の動きが独特という分析を裏付けてるように感じる
ところで19回目の対戦記録ミスってない?
天チャレを安定して出せるようになってるのは本当に凄い
そろそろディキンソンおじも使ってみませんか?
ムチムチですよ
相手をほぼ選ばずに天チャレして半分近く勝ててるのはそこそこ凄いのでは?
運が良ければそのうち行けそう
>自分より太ももが細い奴を爆破する歌!
ポチョムキン以外全員即死では?
1ミリも掠ってないタイトルすこ
当たり前のように太ももの太さを戦闘力に置き換える世界線
どおりでゲーム棚のカのコーナー探しても見つからないわけだ。キのコーナー探す必要があったのね助かる。
対戦相手履歴にムチムチ長官いなくて泣いた
天上階でも少ないんやなあ…
こんだけデータ取りながら遊んでる初心者は珍しい
マメな性格が生きてますね
このまま格ゲーマーになれよゲムぼく。
対戦ゲーやる時の参考にさせてもらおう
趣味のゲームでここまでしっかりデータ残してるの凄いなー、これだけちゃんと残ってたら分析しがいもありそう
オンラインに人いないんだけどマジで「スカルガールズ」って格ゲーやってほしい
GGSTより確実に難しいんだけどゲームシステムはギルティに近いしなにより太ももふっとなんで
普通に仕事してブログ書いて他のゲームも沢山やってるんですよね?ちゃんと寝てる?
対戦格闘ゲームなのか
宇宙再誕シミュレーションゲームなのか
分からないだろはっきりしろ
脳みそまでムチムチになったか
ソルとカイあたりの勝率が半々なあたり、やっぱその辺のメインキャラは使いやすく調整されてるんだな〜って思う。
しかし本当に天上界の壁って分厚いんだな……がんばれフトフェルト。
これ相手選んでればとっくに上がってるやつですね…
そろそろ余計な情報を削ってまとめればふともも大全ができると思う
削った情報も勿体ないからまとめて格ゲー初心者向けのハウツー本にしよう
文脈読めばわかることだけど「5月末に2時間半くらい一気にプレイした日は4回出せた。」って記述がちょっと狙ってるのかもと思ってしまった私は心が汚いようです。太もも鍛えてきます。
天上階行けるよう応援してます!
多分ここから先はキャラ対策の域に辿り着いてるんだろうな
太ももって爆発するんだっけ…?いやこんな太いんだから爆発するに決まってるか、何言ってんだろ