勝ち抜け!ドオー一匹旅!#05『初めてのジム戦!セルクルジム!』[ポケモンSV]

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【前回】勝ち抜け!ドオー一匹旅!#04『進化!その名はドオー!』[ポケモンSV]

 セルクルタウンのジムにやってきた!
 本作のジムチャレンジ(チャンピオンロード)は8つのジムの挑戦順に決まりがなく、どこから行ってもいいらしいのだが……
 

 マップでの説明を見ると、ここが「初めてのジムにおすすめ」と書いてある。
 距離的にテーブルシティから近いことからも考えると、順番は自由とは言え、特にこだわりがなければここからスタートするのが一般的なのだろうと想定される。
 

 ジムリーダーとのバトルの前には、ジムテストがある。
 これはポケモンシリーズでは定番で、ボスに挑む前のちょっとしたミニゲームのようなものだ。
 

 セルクルジムのジムテストは『オリーブころがし』
 大人の身長ほどはあろうかという巨大なオリーブを押して転がし、迷路のゴールまで持っていく。
 正直、これはぜんぜん難しくない。ゴールの見えない人生という名の迷路を転がり続けているぼくからしたら、ゴールが見えている迷路なんて一本道に等しい。目をつぶってもいける。
 

 オリーブころがしをクリアして、ジムリーダーへの挑戦資格を得た!
 

 セルクルジムのジムリーダーは……
 

 カエデという、むしタイプ使い。
 ふだんは『パティスリー ムクロジ』というお菓子屋さんの店長を務めているらしい。

 前作『ソード・シールド』の舞台、ガラル地方のジムリーダー戦はすべて豪華なスタジアムと満員の観客のもとで実施されていたが、本作のパルデア地方はそうではないようだ。
 少なくともこのセルクルジムは、戦う場所は町の広場で、観客も通りがかりの人がぱらぱらと立ち止まって観ている程度で、総じてかなり庶民的だ。そこらへんの公園で即興の腕相撲大会が始まって町内のヒマな人たちがにぎやかしに来た、くらいのノリに見える。
 

 もっと言うと、ジムリーダーがジムリーダー専業でない、というところもガラルとはぜんぜん違う。
 このカエデはお菓子屋さんのほうが本業っぽい。「挑戦者が現れたので、お昼にちょっと抜けてジムバトルに行ってきますね~」くらいの雰囲気を感じる。かなりゆるい。

 なるほど。こうしたところから「お国柄」というか、地方ごとのジムチャレンジ文化の違いが見えるのはおもしろいな。ひいては、仕事観や人生観の違いとも言えるのかもしれない。
 ガラル地方のおもなモデルはイギリス、パルデア地方のおもなモデルはスペインらしいから、その影響が大きいのだろうな、というのは容易に想像がつく。パルデアはおおらかでおおざっぱだ。

 なので、ジムリーダーとのバトルと言っても、正直あまり緊張感が……
 

 と思ったら、いきなりキリッとしたジムリーダーの顔になって空気が一変!
 なるほど、本業だろうが副業だろうが、ジムリーダーはジムリーダー! やはり、この町最強のトレーナーということか!

 よし、いくぞドッポ! こっちもチャレンジャーとしてキリッとした顔で
 

 ゆる~い!!
 

【戦闘開始!】


(VSマメバッタ)

 ジムリーダーのカエデ、1匹目はマメバッタ
 モンスターボールのマークが3つあったので、どうやら計3匹のポケモンを繰り出してくるようだ。

 今回、ドッポの技構成は「ポイズンテール/マッドショット/ドわすれ/あくび」
 相手の出方はわからないが、こちらがやることは決まっている。事前にある程度作戦を立てておいた。
 

 まずはあくびで、マメバッタを確実に眠らせる。
 あくびは「相手を次のターンの行動後に100%の確率でねむり状態にする」技。即時ではないのでその間に敵の攻撃をくらってしまうが、このマメバッタは1匹目なのでそんなに怖くないと想定される。
 

 マメバッタを眠らせて2~3ターンの安全を確保したら……
 

 ドわすれ連発で特防を上げまくる!
 ドわすれは「自分の特防を2段階上げる」技。最大で6段階まで上昇するので、3回使えばMAX。

 カエデが出してくるポケモンが物理技ばかりだったら意味がないのだが、そうだとしても、この作戦は早い段階で試しておきたかった。
 ドッポ(ドオー)は素早さが異常に低く、防御や特防が高めで、明らかに「耐えて返す」耐久型の性能をしている。どうやって守りを盤石にするかが今後の攻略のカギになることは容易に想像がつく。
 そう考えると、この「状態異常で敵の行動を封じてから守りを整える」作戦は、この一匹旅の基本戦術になる可能性が高い。ここでこれがうまく決まれば、今後にも自信が持てるというものだ。

 ドわすれを2回積み、特防を4段階上げたところで、そろそろマメバッタが起きることを見越して攻撃に転じる。ポイズンテールで問題なく撃破!
 


(VSタマンチュラ)

 2匹目はタマンチュラ。レベル的にも相性的にもほぼ怖くない。
 ちなみに、ドッポ(ドオー)はどく/じめんタイプだが、どくタイプはむし技を半減できる。こちらからの攻撃が効果抜群になるわけではないが、ちょっとだけ有利だ。
 ここもポイズンテールで撃破! ドッポは先手こそ相手に取られまくるが、攻撃力は充分に高い。一撃が重いタイプだ。
 


(VSヒメグマ)

 3匹目はヒメグマ
 ……えっ、ヒメグマ!? ノーマルタイプだからむしジムと関係なくない!?
 

 と思ったら……
 

 むしタイプのテラスタルが来た! まさかのむしヒメグマ!
 それにしてもなぜヒメグマなんだ? と思ったが、クマと言えばハチミツ、ハチミツと言えば蜂で、むしタイプとちょっと縁があるからだろうか。ハチミツはスイーツにもよく使われるから、お菓子屋さんのイメージとも合う。

 ヒメグマはかわいい子グマなのだが、3匹目のボスとして出てきて、しかもテラスタルもすると、なんだか迫力があるように見える。キリッとして見える。
 よし、じゃあこっちも……
 

 いくか、テラスタル!
 

 ジムリーダー戦、初めてのテラスタル!
 さあドッポ、ヒメグマに負けない迫力ある顔を見せてやれ!
 

 ゆる~い!!
 

 しかし、顔のゆるさに反して実力は本物!
 ヒメグマの攻撃をしっかり耐え、返しのポイズンテール2発で……
 

 ヒメグマを撃破!
 

 セルクルジム、突破!
 初のジムリーダー戦を無事クリアだ!
 

 ひとつめのジムであり、相性的にもやや有利だったことから、まったく苦しまずの初見突破。
 収穫としては、「あくび→ドわすれ」戦法を試せて、一定の実用性がありそうなことを確認できたのが大きい。野生ポケモンとのバトルでは使う機会は少ないだろうが、トレーナー戦では相手が持っているポケモンの数しだいで連戦になることもあるわけで、そういう場合にはドわすれを早めに積んでおくことは大切だろう。

 それに、規模は大きくないとは言え、観衆を前にした初めての緊張感あるバトルを経験して、ドッポも成長したはず!
 成長したドッポよ、雄々しい勝利のおたけびを見せてくれ!
  

 ゆる~い!!
 

【次回】勝ち抜け!ドオー一匹旅!#06『VS大空のヌシ!毒手で翼を貫け!』[ポケモンSV]


※この記事を読んで「あれ? なにかが足りないのでは?」と思った人は、明日(2022/12/14(水))の記事を楽しみにしていてください。もうひとつの過酷なジムバトルをお見せします。

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    ドオーの顔にしまりが無さ過ぎて可愛い

  2. 名無しのゲーマー より:

    パルデアのゆるい空気いいよね…

  3. 名無しのゲーマー より:

    あれ? なにかが足りないのでは?……ハッ!

  4. 名無しのゲーマー より:

    ドオーよく見るとむちむちですね
    これはゲムぼく相棒として満点

  5. 名無しのゲーマー より:

    人生の迷路を転がり続けてる話悲しくなるからやめない?

  6. 名無しのゲーマー より:

    何かが足りないというより普通にしっかりした記事でビックリした
    変なモノでも食べたのかと思っちゃった

  7. 名無しのゲーマー より:

    途中からゴーストライターかと思っちゃったから後書きで安心した

  8. 名無しのゲーマー より:

    ダビスタとかポケモンの攻略記事好き

  9. 名無しのゲーマー より:

    細かいツッコミで申し訳ないんですけどドッポくん、テラスタル童貞は前回の記事で捨ててませんでした?

  10. 名無しのゲーマー より:

    カエデさんに反応しなかった訳ではなくて、反応しすぎて別記事にせざるを得ないボリュームになった…ってコト!?

  11. 名無しのゲーマー より:

    こんな賢者モードなのはおかしい

  12. 名無しのゲーマー より:

    「もうひとつの過酷なジムバトルをお見せします。」

    読者の心を読むな。

  13. 名無しのゲーマー より:

    どわすれドオーかわいいー
    ついにまともになったかと不安になったけどどうやらそうではないみたいで安心しました
    明日の記事が不安です

  14. 名無しのゲーマー より:

    健全過ぎてサイト乗っ取られたかと思った

  15. 名無しのゲーマー より:

    順路的にボウルタウンかと思ったら、セルクル行っててビックリしたけど、初ジム制覇おめでとうございます
    心を読まれているのかと思うような、最後の文章

  16. 名無しのゲーマー より:

    「ゆる~い!」の天丼、可愛くてすこ

  17. 名無しのゲーマー より:

    S/Vで検索して迷い込んでしまったお子様も見るかもしれない事に配慮している……
    サスガダァ…ムチムチダァ…

  18. 名無しのゲーマー より:

    ドオーとかヤドランにドわすれって滅茶苦茶似合うよね
    かわいい

  19. 名無しのゲーマー より:

    読み進めながら不安な気持ちになっていたから後書き残しといてくれて助かった

  20. 名無しのゲーマー より:

    本編も面白いが次回予告も面白い

  21. 名無しのゲーマー より:

    ???「明日また来てください 本物のゲムぼくをお見せしますよ」

  22. 名無しのゲーマー より:

    次回予告で草
    ゆる〜い!!!

  23. 名無しのゲーマー より:

    おかしい…いい記事なのに何かが足りない…

  24. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくで明日の記事内容が決まってるケース初めて見た

  25. 名無しのゲーマー より:

    縛りプレイタグでのマジぼく好き

  26. 名無しのゲーマー より:

    冷静に解説してることに違和感が半端なかった

  27. 名無しのゲーマー より:

    ポケモン担当は真面目でゆるい人だけど、ムチムチ大好きなドスケベ担当を抑える権限は持ってないんだ

  28. 名無しのゲーマー より:

    初めてゲムぼくさんの記事で尊敬と恐怖の念を抱いてしまった。
    この2つって両立するんだ………

  29. 名無しのゲーマー より:

    普通のポケモンのやりこみプレイ記事に混ぜ込むのはさすがにないよなと思ったら
    期待してる常連への配慮も忘れなくてえらい

  30. 名無しのゲーマー より:

    安易にフルアタにしないのは立派

  31. 名無しのゲーマー より:

    これはヌオダス発祥の名にふさわしい健全記事

  32. 名無しのゲーマー より:

    まるで賢者のように落ち着いた記事だった

  33. 名無しのゲーマー より:

    ドオダスを流行らせていけ

  34. 名無しのゲーマー より:

    ゴールの見えない人生という名の迷路、ゲムぼくさんが言うと冗談にならないんだよな……

  35. 名無しのゲーマー より:

    今日はポケモンの記事だったけど
    明日はポケットモンスターの記事になるのか

  36. 名無しのゲーマー より:

    刃牙でも武蔵編でみんなあくびしてましたね

  37. 名無しのゲーマー より:

    アップになってるドッポのスクショ、他の画像と比べるとちょっとキリッとしてるようにも見えるけどそれでもゆる〜い!

  38. 名無しのゲーマー より:

    ヌオダスランキング入りでポケモンブログと勘違いした新人が増える

    ドオー記事を作り新人をだます

    管理人「明日また来てください、本気のゲムぼく。をお見せしますよ」

    また新人さんを振り分けてるよ…

  39. 名無しのゲーマー より:

    前回のコメント欄でやたらと期待値を煽るようなコメントがたくさんあったので期待してみたのに何か普通だぞ?
    →不穏な次回予告が!

    ポケモンは完全にミリしらなんですけど、ドスケベスキンフェスティバルみたいなことが起こるって認識でいいんですかね?

  40. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくの みらいよち!

  41. 名無しのゲーマー より:

    ア・ク・ビ受ケ……見事な……

  42. 名無しのゲーマー より:

    あまりにも超真面目な攻略記事で
    ゲムぼく。必死に耐えています!(ポケモンバトルレボリューションの実況)
    と思ったらダメだったのがあとがきで分かったので楽しみにしています。

  43. 名無しのゲーマー より:

    このシリーズはちゃんとした攻略を期待してるのでムチムチと分けてくれるのは正直助かる

  44. 名無しのゲーマー より:

    スターダストは進めないんですか?

  45. 名無しのゲーマー より:

    京極ゲムぼくさん。「ニンテンはん、あんさんとんでもないジムリーダー出してくれはったなぁ!」

  46. 名無しのゲーマー より:

    ドオーはタイプ的に楽なジム多そう

  47. 名無しのゲーマー より:

    お疲れ様です。
    地上最強を目指す以上避けては通れない地方八大強豪の一角を担うほどの凄腕ポケモントレーナーとの決戦の場で、「いきなり相手が居眠りせずにはいられないほど強烈な眠気を誘うあくびをかまして相手が眠りこけてるのを尻目に何かをドわすれしてたけど特に気にしてない」なんてマイペースぶりは「ゆる~い!!」の体現そのものなんだよなあ……。
    初めてのジムリーダー戦に挑む一大決戦の流れを描きつつも、ドオーの“ドッポくん”の愛らしさをひたすら強調する構成が読んでいて面白く楽しくかわいかったです。

  48. 名無しのゲーマー より:

    浮いてる鋼がきたら詰む問題がどうなるかだな…

  49. 名無しのゲーマー より:

    ゆる〜い!

  50. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。さんへ。
    遅ればせながら2024年3月23日、アニメ『ポケットモンスター』新シリーズ「テラスタルデビュー」においてゲムぼく。さんイチオシのカエデさんの登場決定と担当声優が公表されました。
    2024年4月19日放送予定の第47話「リコとニャローテ、心をこめて」よりアニメ本編にもカエデさんが登場するとのことです。
    カエデさんを演じられるのは、かの三石琴乃さんとのことです。
    よろしければどうぞ。

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