息子「パパ~、ボトルマンほしいよ~」
娘「あっ、ほしい! ボトルマンちょっとはやってるよね」
ぼく「ボトルマン? ボトルマンってなんだっけ? トイレに行くヒマすらないからペットボトルで用を足すFF11プレイヤーのことだっけ?」
ぼく「それはボトルマンじゃなくてボトラーだよ~」
娘「ひとりでなにいってんの?」
『ボトルマン』とは、タカラトミーから発売されているおもちゃ。テレビアニメ化などもされている。
おそらく、一定年齢以上の大人には「ビーダマンのペットボトルキャップ版」と言えば、どんなおもちゃか一瞬でわかってもらえると思う。
ぼくも存在やなんとなくの評判は前から知っていて、忘れないようにAmazonほしい物リストにもしばらく入れていた。
ぼく「うーん、ボトルマンねえ。あれ、たぶん1個1,000円近くするんだよなあ」
息子「ちょっとたかいかな?」
ぼく「まあ、そうだね。少なくとも、こういうなんでもない日にパッと買ってあげられる物ではないね。なんかの記念日ならともかく」
娘「ええ~」
ぼく「よほどかっこよかったらぼくが自分用に買って、それを一緒に遊ばせてあげる感じでもいいけど、まあとりあえず今日は見るだけにしとこうか」
ぼく「えっ!? かっこよ!!」
ぼく「かっこよ~!!」
ぼく「よっしゃ! 遊ぶぞ!!」
娘・息子「お~!!」
けっきょく、『ボトルマン DXエントリーセット』という、入門用としていちばんいいやつを迷わず買った。
『コーラマルDX(ブルーVer.)』『アクアスポーツDX(レッドVer.)』の主役級2体の色違いバージョンが入っていてどちらもかっこいいので、娘と息子が遊ぶときでも取り合いにならずに済みそうだ。また、遊びに使えるキャップや的、ミニボトルもたくさん同梱されている。
パッケージ裏には各ボトルマンの能力を示すレーダーチャートがあって、ちょっとワクワクする。オタクはレーダーチャートが大好きである。
どうやら、コーラマルは締め撃ちができるパワータイプで、アクアスポーツは3連射ができるスピードタイプらしい。このへんはビーダマンの商品展開をしっかり受け継いでいる感じがある。
さあ、組み立てていくぞ!
……
意外と多いな、パーツ……
なんなら完成品が最初から箱に入ってるくらいの感じかと思ってたけど、ガッツリ組み立てが必要なやつだった……しかもけっこう難しい……
組み立て説明書には「①と②のパーツを~」などと書いてあるのだが、肝心のパーツ自体やその袋には①とか②とかは書かれていないので、探すのに手間がかかり、なかなか大変だった。
まあ、そのぶん「パパここわかんない、てつだって~」「はいはい、ここね」みたいな感じで会話しながら組み立てを楽しめたので、それはそれでよかったが。
そして、数十分後……
娘・息子「できた!!」
ぼく「えっ!? かっこよ! かっこよ~! なにこれ!? どうしてこんなにかっこいいの!? プロの方がお作りになられたの!? 作った方ちょっと手を挙げてくださる!?」
娘・息子「はい」
ぼく「あら~! あらら~!! 前世がプロモデラーなの!? サインくださる!? サインくださる~!?」
天才造形師2名の手により、無事にコーラマルDX(左)とアクアスポーツDX(右)が完成!
さあ、できあがったらあとは遊ぶだけだ!
主要な遊び方はパッケージに記載されているが、もちろんそれ以外に自分たちで遊びを考えるのも楽しい。こういうのは自由な発想が大事だ。
娘「えいっ」
娘「あたった!」
息子「けっこういりょくある! すごい!」
ぼく「どうして!? どうして初ショットでそんなに当たっちゃうの!? お天才なの!? お天才でいらっしゃるの!? 握手してくださる~!?」
市販のペットボトルや缶を的にして狙い撃つのも楽しい。
この手のおもちゃは、家にある物すべてが的や障害物などの遊び道具になりうるので、発想力しだいで遊びがどんどん広がる。
そういう意味では、わざわざDXエントリーセットを買わなくても、適当なボトルマンを単体でひとつ買うだけでも充分遊べるな、と思った。2体あるとボトルマンごとの違いがよくわかって楽しいし付属品は付属品で便利なので、個人的にはDXエントリーセットを買ったことに後悔はないが。
ぼく「めちゃめちゃ楽しいな、これ! いいおもちゃだ!」
娘・息子「たのしい~!」
娘「よし、パパ。しょうぶしよう。じゅんばんにうって、このバスケゴールにキャップをいれたひとがかちね」
ぼく「おっ、いいね。あ、そうだ」
(Amazonほしい物リストからおやつカルパスをいただきました。ありがとうございます)
ぼく「ちょうどここに、いただきもののおやつカルパスがあるから、これを開けて3本くらい使うか。ゴールを決めるたびに1本ずつ取っていって、この3本がなくなったら終了っていうのはどう?」
娘「やるやる! 3ぼんぜんぶとるぞ~!」
娘「えいっ。あっ、はいった!」
ぼく「おっ、すごい! いまのはめちゃくちゃよかったね。じゃあ、こっちも手加減なしでいこうかな。昔、これとよく似たビーダマンっていうおもちゃがあってね。じつはそれで狙い撃ちのコントロールをだいぶ磨いたんだよ。本気でいくぞ!」
……
娘「イエ~イ。3ぼんともいただきま~す」
コメント
ゲムぼく子育て担当、いつも楽しそうで好き。
え?なに?普通の父親?
いい記事
やだ…このお父さん初っ端からまた別人格と会話してる…
そしてまた自分の子供に全敗してる
ボトルマン公式がユーザーの呼称をボトラーにしたんだがネットで話題になってすぐにボトルバトラーに修正したって経緯があってな…
学生時代の話からしてボトルマンと縁がなさそうなのに、ゲムぼくがボトルマンの存在を認知してて遊んだことあるっぽいの意外だった。
言動がいつも通りややキモだけど、普通に微笑ましい親子してるの腹立たしいな…
オチはわかってた
当たり前のように負けてるの草
1-2とか2-1もありそうなルールなのに0-3は草
ビーダマンぼっち勢特有の壁打ち極めてそうなのに負けるのか……
友達がいなさすぎて対人ゲーム全部クソ弱でおなじみのゲムぼく。
なんだかんだ言っても、たくさん褒めてお子さんたちの自己肯定感を高めてあげてるの、立派なお父さんだなって感じる
子育て人格さんいつも微笑ましい記事をありがとう
それは置いといて平和な記事が続いてるしそろそろオススメエロ本レビューが来る
ボトルマンはNintendoSwitchと連動して遊べるやつあるからおすすめぞ
おやつカルパス貰いすぎだろ。流石おちんちんがおやつカルパスなだけの事はあるな
子どもを褒められる父親の鑑か?
サロメ嬢みたいな褒め方
ざぁこ♡娘に負けてあげるよわよわ父さん♡
確かにゲムぼくさんはベイブレードよりビーダマンの方が得意そうだもんな
新人Vtuberゲムぼく説やめろ
八百長疑われるレベルで弱いゲムぼく
星を売ってる8勝済みの大関か?
当たり前のように負けるんだろうなぁと思ったら当たり前のように負けていて安心した
子供たちに成功体験を味わわせて自己肯定感の高い人間に育てるためにわざと負けてあげてるんだよ
そうじゃなきゃこんなにありとあらゆるゲームで子供に負けるはずないじゃないか!(傷口に粗塩を塗りたくる行為)
こうやってほのぼの記事で安心させといて明日にはムチムチスケベ記事を出すんだろうなぁという信頼感
強く生きろ
> オタクはレーダーチャートが大好きである。
わかる。
娘さんがツッコミ担当になり出してるの草
ビーダマ、いや、なんでもない
こうして見てるとちょっと楽しそうだな
おっさんだけど遊びたくなる
よく見たらニンテンドーワールドのコーラでUSJ記事思い出してほっこり
ビーダマンの経験があろうとビー玉を空中に向けて飛ばせるのは漫画の中だけであるため今回の競技には関係ないのだった
「子供が家の中で思いっきり遊べる」って視点だと、ボトルマンとかナーフとかみたいに大きめの弾をそこそこの威力で飛ばす玩具って何気に優秀なんだよな。
(親戚の子供に10歳以上用とは言えマルイのエアガンをオススメしようとしたら割とマジトーンで説教された奴並感)
ゲムぼくさん、撃つときに「いっけえええええーーーー!」って叫んだでしょ?
勢いよく飛ぶ・そんな危なくない・ご家庭のごみとかで遊べるっていう割高でも長く遊べるおもちゃなんだよなあ
的が10個ついてるから向かい合ってお互いの両脇に並べた的を倒す遊びもおススメです
最近まともな方面に走り出す時が多いけどそれ以上に過去の不名誉な名誉の方が大き過ぎてやっぱりカッコいいイケメンな優しいお父さん
って言う認識の反面
ムチムチ中毒の人って言うイメージがチラつくのこれトラップでしょ
トラップカード発動でしょこんなの
反則だろ
反則どころかエクゾディア揃っちゃってるじゃん
キャップならそんな怪我しないし弾も無くならないからこの発想ほんと凄いと思うわ。
シールの貼りが綺麗で本当に組立上手っすねお子さん