【前回】自家製血統で三冠馬!#13『発明!早熟馬 阪神JF判別法』[ダービースタリオン]
前回、阪神JF判別法を考案したまではよかったが肝心の産駒たちがことごとく伸び悩み、けっきょく最初のネッタイヤ産駒だったホラワラッテルがいちばんよかったという残念な事態になった。
しかし、ホラワラッテルはすでに引退済みで、牧場にも厩舎にもいない。つまり、ネッタイヤに繁殖牝馬としてもう少しがんばってもらって、追加で牝馬を産んでもらうしかない。
そして幸いなことに、2年連続で牝馬が産まれた!
この2頭のうち、どちらか1頭だけでもそれなりに走ってくれれば……
でも、またダメかもしれないから、ネッタイヤにもう1頭くらい産んでほしいところではあるな……もちろん、牝馬が産まれるとは限らないが……
などと考えながら、週送りボタンを押した直後のことであった。
!?
えっ……
えっ……? そんな……そんないきなり……?
ネッタイヤ号、急死。出産翌週の、あまりにも突然のできごとだった。
享年15歳。繁殖牝馬は13歳あたりから受胎が徐々に難しくなることを考えると長く活躍したほうだが、サラブレッドの寿命は25~30年ほどと言われる。それを考えると早すぎる死だ。
ちなみにこの死亡画面、なんの前触れもなく急に出てきて画面が暗くなって彩度も下がり、低音の不協和音のような「デーン、デーン……」というBGMが流れ出すのでめちゃめちゃ怖い。「ギャー!」とか「ウワー!」とか声が出るような怖さじゃなくて、心臓がギュッと縮み、早くなった自分の鼓動が聞こえるような静かな恐怖。
こうなるともう、この残された2頭にすべてを懸けるしかない。
ありがとう、ネッタイヤ。競走馬としては初のGI制覇をもたらしてくれて、繁殖牝馬としては最後に命を賭してまで多くの子を残してくれて、感謝しかない。
さて、まずは1頭目のデビュー戦。
名前を付けないままここまで来ていたが、デビューにあたりネツサマシートと名付けた。
おっ、来た! 母ネッタイヤと同じ6月1週の2歳新馬で、これまた母と同じ◎◎◎◎◎の一番人気!
そして、最後の直線では大外後方から……
一気に全員をかわす豪快な追い込みで堂々の一着!
その後は、函館2歳S(GIII)などに出走。
予想印は多少ついたが、ここでは母ネッタイヤほどではなく、結果も着外。
条件戦であれば、このように◎◎◎◎◎の評価になり、余裕で勝てるのだが……けっきょく、オープンクラスではいちども勝てなかった。
実力としては、条件クラス以上だが重賞クラス未満、といった感じか。
母ネッタイヤと比較するとやや格落ち感があるが、ぜいたくは言っていられない。
そしてもう1頭、最後のネッタイヤ産駒であるマホウノヨウニは……
デビュー戦の直後にケガをし、そのまま調子が戻らず未勝利で引退。
やっぱり、不慮の故障は怖いな……最悪の場合はネッタイヤのように急死してしまうケースだってあり得るわけだし……
ダビスタはリアルなゲームなので、ときおり不幸な事態が容赦なく起きる。完璧に対処するのは難しいが、ある程度それを予測したうえで動かねばならない、ということを今回学習した。
こうして、次代につないでいく繁殖牝馬はネツサマシートに決定。
第1~第7世代までの系譜はこのようになった。
ネッタイヤの不幸により充分な厳選ができず、三冠馬への道はわずかに後退したと思われる。しかし、それでも18戦4勝はしっかり走ったほうだ。よくやってくれた。
そして、ネツサマシートは凝った配合を成立させやすい良好な血統を持っているので、繁殖牝馬としては大活躍する可能性を秘めている。
ケガや病気に気をつけつつ、ここからまた巻き返していくぞ!
【次回】自家製血統で三冠馬!#15『予想印の意味をようやく知る』[ダービースタリオン]
コメント
暑さが苦手なお馬さんに熱帯夜なんて名前つけるから…
熱帯夜からの熱さまシート
どのダビスタだったか忘れたけどレース中の予後不良が電源付けたくなくなるレベルで怖い
急死怖いな
綱渡りすぎる
これもう1世代で2頭は繁殖牝馬にしたら?
1頭死んだら終了は怖すぎる
ドラクエのセーブ消えたアレみたいだ