Steam『Hidden Folks』レビュー。この世で最も4Kディスプレイがほしくなる変わった良ゲー。

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 ある日、Steamから通知が来た。

“Hidden Folks のサブスクリプションをSteam上でギフトとして受け取りました”

 ギフトだ! ありがとうございます!
 

 ギフトメッセージもついていた。

“お子様がSteamのゲームに興味を持たれたようなので”

 えっ!? ぼくの股間のムスコがWishHaydeeに興味を持った話!?
 ……と思ったらそうじゃなかった。ちゃんとした子どもたちへのちゃんとしたプレゼントだった。
 

 いただいたのは、『Hidden Folks』というゲーム。
 「隠れた人々」みたいな意味だろうか? とすると、街の中を歩いて隠れた人を見つけ出す探索アクションみたいな……?
 

 ……?
 あっ、違う! これ、あれか! 『ウォーリーをさがせ!』みたいなことか!

 少しプレイしてみたが、説明としては「ゲーム版のウォーリーをさがせ」と言うのがいちばんわかりやすいし的確だと思う。
 下にお題(人物や物)が出ているので、それを上の絵から探し、見つけたらクリックする。基本はそれだけだ。

 最初のステージは絵が小さくてお題も少なかったのでかなりカンタンだったので、難度は低めに設定されているゲームなのかな? と思ったのだが……
 

 ウッ、ウワァァァァァ!
 めちゃめちゃ細かい! でっかい! フルHDの画面でも表示しきれないくらい! まさに大判の本で見るウォーリーと同じくらいか、それ以上の絵のデカさで、お題もたくさんある!

 これ、すごいな……
 とりあえずぼくが軽く触ってみたが、娘と息子にやらせたらかなり喜ぶのでは? ふたりとも、ウォーリーをさがせとか間違い探しとか好きだからな。

 Hidden Folksを起動した状態で、わざと娘・息子に見えるようにPCを置いて放置しておくと……

娘「あっ、なにこれ!? なんかのゲーム?」
息子「ウォーリーをさがせ?」

 食いつきがよすぎるし察しがよすぎる。
 まあ、それだけウォーリーオマージュのゲームとしてよくできている、ということか。
 

 ふたりともプレイし始めた。特に娘は熱中している。
 Hidden Folksはゲームならではのギミックが多数盛り込まれていて、画面のズームイン・ズームアウトができるし、お題をクリックすると短文でヒントが読めるし、人が歩いたり草木が揺れたりとオブジェクトが動くし、あちこちで音が鳴るし、クリックで草を刈ったりドアを開けたりといったアクションができる。ドアを開けた先にお題の人物が隠れているみたいなこともあるので、「ここがあやしいんじゃないか」とあたりをつけてアクションを起こす積極性がときに必要になる。

 このゲームをやるときは、ノートPC(HP ENVY 13 x360)のタブレットモードが非常に役立った。タブレット感覚でタッチ操作ができるので直感的だし快適だ。マウス操作を知らない子どもたちでもカンタン。指でスライドすれば絵が動くし、細かいところを探すときはピンチインで拡大できる。
 あえて欲を言えば、めちゃめちゃでかくて高精細なディスプレイがあれば、絵全体をつねに大きく表示できてもっと楽しそうだ。
 

 あまりにも楽しかったのか、娘が夜に「またあのウォーリーみたいなやつやりたい!」と言い出したので再開。
 この日だけの盛り上がりかと思いきや、翌日も「やりたい!」と言ってやっていたので、ホントに楽しいのだろう。まあ、ぼくも楽しんでるけど。ずっと一緒になって画面を覗き込んでいる。ウォーリーと同等かそれ以上に難しいので、かなりやり応えがある。
 

Hidden Folks on Steam
Search for hidden folks in hand-drawn, interactive, miniature landscapes. Unfurl tent flaps, cut through bushes, slam doors, and poke some crocodiles! Rooooaaaa...

 Hidden Folksの標準価格は1,390円。カジュアルゲームなのでPCスペックも低くて平気。
 ひとりで遊んでも楽しいが、親子で遊ぶなら価格以上の価値を見出せる可能性は極めて高いゲームだと言えそうだ。大人が複数人でやるパーティーゲームとしても機能すると思う。

 これはいいゲームを紹介してもらったな。DLCも買おうかな。
 しかし、ゲーム自体は安いのだが、快適なプレイ環境を整えようと思うと巨大な4Kディスプレイがほしくなってくるのは罠だな。いままでずっと「4Kってそんなに必要ないだろ」派だったのだが急に考えが変わった。映画でもゲームでもなくHidden Folksきっかけで4Kディスプレイをほしがる人間、史上初では?
 

 気軽に始められるし、夢中になれば1時間でも2時間でもぶっ続けで遊べるHidden Folks。オススメですよ。
 ただ、画面を長時間注視し続けることになるので、適度な休憩を忘れずに。設定にカラーモード変更があるので、それで目に優しい色にするのもよいだろう。
 またはいっそでっかい4Kディスプレイを買おう。
 

JAPANNEXT JN-V5500UHDR 55インチ PCモニター 4K HDR対応 PIP/PBP MHL HDCP2.2 液晶ディスプレイ UHD解像度
本製品はUHD(3840x2160)解像度に対応したHDR対応大型液晶モニターとなります。圧倒的な表示領域に加え、HDR機能を使用することでよりリアルに迫った色鮮やかな映像体験を味わうことができます。4Kとは、フルHD(1920×1080)の約4倍の作業領域を実現する3840×2160ドットの解像度となり、高精細な表示...

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    4K…皮余り、浣腸好き、コスパ重視、子煩悩
    ゲムぼくさんのことだな

  2. 名無しのゲーマー より:

    たまにゲームブログっぽくなるよなここ

  3. 名無しのゲーマー より:

    足長おじさんが4Kテレビ送りそうだなって思った

    …ここのブログのユーザーならほんとに送りそうだな

  4. 名無しのゲーマー より:

    PCゲームで親子で楽しむのはほのぼのするけど、ライブラリ覗かれのだけは気をつけて…

  5. 名無しのゲーマー より:

    電子ペーパーでプレイ出来たら完全にウォーリー

  6. 名無しのゲーマー より:

    これ作り込みが凄いけど、その分すげえ難しいんだよな

  7. 名無しのゲーマー より:

    HPのPCいいよね

  8. 名無しのゲーマー より:

    ウォーリーをさがせは今も子どもに人気なんだな、すごいわ。

  9. 名無しのゲーマー より:

    実際4Kでコレやってみると細かすぎて目がチカチカするくらい書き込みがハンパないからすごい

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