“06-7636-9418
【三井住友カード】カードのご利用確認にご協力をお願いいたします
https://s.vpass.jp/?id=○○○○○”
ある日届いた、1通のあやしげなSMS。いかにも詐欺っぽい雰囲気だ。
……が。
結論から言うと、これは詐欺ではなかった。れっきとしたSMBCからのカード利用確認の連絡だった。
ただ、これ、注意しておくに越したことはない。
同じ文言で詐欺メッセージが来る可能性は当然あるし、SMSの発信元(電話番号)が偽装されている可能性だってゼロではないからだ。めんどくさくても、きちんと安全を確認してからアクセスすべきだ。
そこで今回は、この手の詐欺かどうか判断に困るメッセージが来たときのオススメ確認手順を、詐欺・悪徳商法研究家であるぼくが紹介していく。
……「詐欺・悪徳商法研究家」って書くと、詐欺や悪徳商法をやる側の人間みたいだな。
【1】リンクを踏まず、そのサービスに直接アクセスする
多くの場合、詐欺・悪徳業者はAmazonや佐川急便、SMBCなど、多くの人が利用しているWebサービスを騙ってメッセージを送ってくる。
なので、たとえば自分がSMBCのクレジットカードを使っていてSMBCを名乗るところからメッセージが来たからと言って、本物だと安易に信じてはいけない。リンクをすぐ踏むなんてもってのほかだ。
まずは、メッセージ中のリンク経由ではなく、自分がもともと登録しているブックマークなどからそのWebサービスに直接アクセスしてみよう。
たとえば、「パスワード変更の依頼」みたいな内容だったとしたら、メールなどのメッセージだけでなく、ログイン後のマイページなどでも同じ通知が来ている可能性が高い。
これで正規の案内だったことがわかれば、解決。あやしい場合やいまいちわからない場合は、【2】に進もう。
【2】メッセージ中の文言やURLでWeb検索する
メッセージ内にあった特徴的な文言やリンクURLをGoogleなどに入力して検索してみよう。そのサービスの公式サイトのQ&Aや、似たようなメッセージが来て困った人のブログなどが見つかることがある。
ほら、出てきた。
SMBC公式のQ&Aページだ。
これを読んでみると、「SMBC公式として、06-7636-9418からSMSが来ることはある」という事実が判明。これであのメッセージのリンクはほぼ確実に安全だと言えそうだ。
ただ、これでもまだ100%ではない。やはり電話番号が偽装されている可能性などは残っている。万全を期すなら、「複数のWebページを確認してさらに真偽を確かめる」「同じメッセージ内のほかの文言でも調べてみる」などしていくといいだろう。
【3】シークレットモードでリンクを踏む
ブラウザに登録しているブックマーク履歴やパスワード情報が漏れてしまう危険性を考慮し、シークレットモード(ブラウザにより名称が異なる。シークレットブラウズ、プライベートタブなど)でリンクを踏んでみる。
また、セキュリティソフトを利用している場合、その警戒レベルを最大に引き上げてからアクセスするとよい。ソフトによっては詐欺やウイルス対策に特化した専用ブラウザを提供してくれている場合もある。
……という感じで、【1】~【3】をしっかり実行して、万全を期してからアクセスした。
結果、SMBCカードからの「あなたのカードでAmazonで不審な買い物があったから1回カード止めましたよ。不正アクセスかもしれないので確かめてください」という正常な確認だった。
で、ぜんぜん不正ではなく、身に覚えのある購入だった。おそらく、システムがふだんの購入履歴と照らし合わせて、「あれ? こいつがこんなの買うはずがないぞ……なんかおかしいぞ……」と判断したのだろう。よくある話ではある。
ちなみにこのとき買ったのがこれ。フィリップスの電動歯ブラシ。
おかしいだろ。「こいつがオーラルケアなんてするわけがない」と言わんばかりのカード一時停止、ぼくへの偏見が過ぎるでしょ。そういえば前もAmazonから「こいつ口臭いからこれ送ったろ」と言わんばかりにオーラルケア試供品が送られてきたことあったな。みんなしてひどすぎるでしょ。
コメント
詐欺じゃないパターンは珍しい
これに似てるかどうか分からないけど
Amazonの注文を確認して下さいってSMSが来た事はある
明らかURLがAmazonじゃなかったので無視したが
amazonや三井住友みたいな名だたる大企業が言ってるならやっぱ口臭いんやろな
電動歯ブラシはチンチンに当てると気持ちいいから、ゲムぼくさんが買ってても不思議じゃないだろ!!
ゲムぼくはエロカテゴリと詐欺カテゴリだけは信頼できる
基本偽物は似せてくるからそちらに触れることで本物の方も怪しく見えちゃうんだよね
今営業の電話とかでもYes setやろうとするから全部胡散臭く見える
ケツ毛ジョリーは無問題なのに