ある日、不思議な迷惑メールが来たので紹介する。
ざっくり言うと、宗教系の迷惑メールだ。
せっかくなので、全文も紹介しておこう。かなり長いが。
Dear Big Ochinchin God,
Ogenki deska?
こんにちは!初めまして。 僕はキリスト教の福音伝道者ジョンです。コロナウイルスとの闘いはまだまだ続いていますがワクチン接種が始まったので先に光が少し見えるようです。そうではありますが、長い人生の道にとって実の光はどこにあるでしょうか?イエス様は言われました。「わたしは世の光である。わたしに從う者は暗闇の中を步かず、命の光を持つ」。あなたに人生の光であるイエス・キリストを少し紹介したいです。「氷点」の著者である三浦綾子、または「沈黙」の著者である遠藤周作、二人とも「イエスの生涯」という本を書きました。彼らの心にも誰かにイエス様について話したい強い願いがあったからなんだと思います。なぜならイエス・キリストがなさった御業は必ず聞かなければならないあなたのための良い便りであるからです。
I.メシヤ(救い主)であるイエス・キリスト
イエス・キリストが生まれる前に書かれた旧約聖書は、神が、未来にメシヤ(救い主)を遣わされることを予告しており、新約聖書は、メシヤであるイエス様が来られ成就されたことを示しています。イエス様は約2000年前にイスラエルに生まれました。イエス様は言われました。「世界が存在する前に、私は神とごいっしょにいました 」「わたしを見た者は、 父(神)を見たのだ」。永遠前から存在した神の独り子があなたのために、神の救いの愛を持って人類史の中に入ったのです。イエス様は約三年の公生涯の間、人類歴史の中で誰も行ったことのない業と教えによって自分が神様の御子であるのを確かに見せてくれました。イエス様がなさったすべてのしるしと教えは福音書から読むことができます。
II.イエス・キリストの死とあなたの救い
イエス‣キリストは30年ぐらいの短い生涯をこの世で過ごしてから十字架で殺されました。彼の被造物である人間の手によって殺されたことは理解しにくい神秘です。この神秘的な死によって人間の罪は赦され、神様との関係は回復され、人間が聖なる神のもとに行く道が開かれたのです。イエス様は言われました、「わたしは道であり、眞理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父(創造主である神)のもとに行くことができない 」。なぜならイエス様はあなたの罪の報酬を十字架であなたの代わりに支払ったからです。この神様の偉大な愛の御業を信じて罪を赦された人々は神様と関係が回復されます。イエス様の十字架は罪を裁く神の義とあなたを無限に愛する神のアガペー愛がともに示される標識です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が 一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」。(ヨハネ3:16)
III.神様の子供に新たに生まれた生
葬られてから三日目に復活したイエス様を主として信じる人はイエス様に結ばれて神の子供として新たに生まれます。イエス様は言われました。 「はっきり 言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることも入ることもできない 」神の国は神様の子供のため神様が用意された永遠の国です。誰でもイエス・キリストを信じて救われた人々は永遠の命を得、目に見えない神の国の民になります。彼らの名前は天の命の書に書き記されています。この世の生活にも神様の保護を経験します。まるで羊飼いが羊を導くように保護して生を導きます。旧約聖書の詩篇から一つの詩を紹介いたします。これは神様の民の経験を歌った詩です。
主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
主はわたしを靑草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い。
魂を生き返らせてくださる。
主は御名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。
死の陰の谷を行くときもわたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。
(詩23:1-4)
どうですか?あなたはイエス・キリストの御業から永遠に至る命の光を微かにでも見ることが出来ますか? あなたはインターネットで聖書の福音書からイエス様の生涯を読むことが出来ます。まず「ヨハネによる福音書」をお勧めいたします。この福音書を読むのに大体2時間かかります。時間を分けて読むとあまり長い時間ではないでしょう。 心を開いて聖書を読むと聖霊があなたにイエス様について教えてくれると思います。
近い所に、キリスト教の教会があれば、教会に一回行ってみませんか? 聖書の解釈と教えがキリスト教の歴史の伝統的な流れと併せて聖霊に教会史の中で導かれ正統教理を教えている教会に出席することをお勧めいたします。NewbeginningwithGod dot orgサイトの教会検索を参考してください。最近、いくつかの教会はコロナウイルスによって一時的にオンラインで礼拝をささげるようにまたは信仰相談の機会を持ったりします。その教会からはインタネットでメッセージを聞くことができるので教会に行ったことがないお方または教会に行けないお方のためにお勧めいたします。(例えば、横浜国際バプテスト教会, 大和カルバリーチャペル, または鎌倉雪ノ下教会 など。 これらの教会は僕とは直接な関係はありません)
ジョン・パーカー
これ、不思議なのは、メールがけっきょく平文のみで、リンクもないし添付ファイルもないのだ。
リンクがあれば「あ、詐欺サイトに飛ばしたいんだな」、添付ファイルがあれば「あ、ウイルスだな」などとわかりやすいのだが、なんの仕掛けもないので狙いがわかりにくい。
とはいえ、考えられる可能性はいくつかある。
A.じつは本文に意味はなく、メールが届いたことに意味がある(生きているメールアドレスを探すための無差別送信)
B.大量送信の際、じつは送信者名や件名や本文を送信先ごとに微妙に変えており、SNSなどに晒されることによって晒した本人を特定することを狙っている
C.純粋に宗教系のやばい人がやばいメールを送っている
情報セキュリティの観点から言えばAとBは充分に警戒すべきだが、ある意味いちばん警戒すべきなのはCというのが怖いな。
コメント
>Dear Big Ochinchin God,
しれっと嘘をつくな
Small Kasei Houkei だろ
Big Ochinchin God ではなく Houkei Ochinchin God の間違いなのでは?
Bのリスクに自分から足を踏み入れるスタイル
Dear 浣鳥人の間違いじゃね
人生の日陰者なげむぼくさんに神の光当てたら溶けそう
メシア様もサクラ革命は救えませんでしたね・・・
イエス・キリストの教えを見てウイルスを疑うとか不敬にも程があるぞ!
†悔い改めて†
どう考えても、いちばん警戒すべきなのは、しれっと
Dear Big Ochinchin God
って書いちゃうやつ
つまりむちゃくちゃで事実無根なことも自信満々に言い切ってしまえば世界最大宗教の教祖様にだってなれるということです
これからゲムぼくさんもずる剥け巨根ブログを名乗っては如何でしょうか?
見~つけた
ヒエッ見つけないで
マーラ様おたすけ