さよならハイラル。ただいまハイラル。[ゼルダの伝説BotW]

 『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』をクリアした。
 すばらしいゲームだった。十何年ぶりかに、人生のベストゲームが更新された。
 リンクの一挙手一投足がすべて意味を持ち、世界になんらかの影響を与えていく。リンクに変化をもたらしていく。プレイヤーの心を動かしていく。
 いつまでも、永遠に、このワクワクする世界を冒険していたいと思わされた。
 
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 しかし、「冒険者としての好奇心」が増すにつれ、「勇者としての使命感」も強くなってくるのが、『ブレスオブザワイルド』のすごいところだ。
 すべての神獣が厄災ガノンに狙いを定め、英傑の力がリンクに集結していく。リンク自身もすべての記憶を取り戻し、かつての大厄災で人々が、英傑が、ゼルダ姫が、どんな覚悟で戦い、どのようにリンクに望みを託したかを知っていく。
 そうすると不思議なもので、心底「早く世界を救わなければ」と思うのだ。闇に覆われたハイラル城をシーカーストーンのカメラ越しに見るたび、心が痛むようになるのだ。
 ゼルダ姫はいまもあそこで、孤独に、百余年に渡る封印の戦いを続けている。リンクを、ぼくを、信じて待っている。
 早く助けたい。早く行かないと姫は力尽きてしまうかもしれない。
 本気でそう思う。ゲームのシステム的には、そんなことは起きえないのに。
 だから、クリアした。
 「終わらせたくない」冒険者の好奇心と「終わらせたい」勇者の使命感がぼくのなかで何度も激闘を繰り広げ、後者が勝った。ゲームでこんなに葛藤したのは初めてだ。
 ラストバトルは、感動的な、という言葉で収めていいものか迷うくらい、感動した。
 寄り道だらけの長い旅でリンクは成長しまくっていたので苦戦しなかったけれど、やはりガノンは存在として脅威だった。
 そして、ハイラルに平和が戻った。
 リンクとぼくの150時間を超える旅は終わった。
 エンディングを見たし、150時間も遊んでだいたいのことはやり尽くした。
 もう、ゼルダを起動することはなくなっていくんだろうな……と思いながら、★マークが付いたクリアデータをロードしてみる。
 マップ画面を出してみると、左下に、マップ踏破率か全要素のコンプリート率かはわからないけれど、なにかの達成率らしき数字が表示されるようになっていた。
 “22.30%”
 「は!?」と大声を上げるぼくである。そして数秒後、思わず笑いが出た。
 よかった。まだ、いっぱいあった。
 リンクとぼくは、ハイラルでやり残したことが77.7%もあるのだ。
 未達成ぶりを喜ぶなんて変な気もするけれど、本当にうれしかった。
 今日も、あしたも、あさっても。
 我が家のハイラルに日が昇る。
 

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コメント

  1. モナオウ より:

    小1の長男と逆上がりできたらスイッチ買ってやると約束して早3ヶ月。。
    早くゼルダやりたいな~とゼルダの記事読んで毎回思ってます。
    頑張れ、息子!ちゃんと教えろ、俺!

  2. 名無しのゲーマー より:

    英傑が好きならその先にDLCもあるんですよ

  3. 名無しのゲーマー より:

    このシリーズ好き。
    ( ゚д゚)ウム

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