サジタリウス・ノヴァにあまりにも勝てないので、いったん撤退し、レベルをさらに上げる。
75まで上げたところからさらに鍛え、79になった。
……が、やっぱり勝てない。
まあ、なんとなくわかってはいた。
これはもう、運が悪いとか、相性が悪いとか、そういう次元ではない。もともとの力量差がありすぎるのだ。
つまり、戦法を変える、フォースをいじるではなく、もっと根本からなにかを考え直す必要がある。
そしてぼくは、やみくもにレベルを上げていたわけではない!
いやちょっとあまりにも勝てなさすぎて、ここだけでもう5~6時間くらいムダにした絶望でボーッとレベル上げしてしまったところは確かにあるけれども、ちゃんと狙いはあった!
ついに、カジノレベルが最大の10になったのだ!
ふつうにプレイしていると、もっと早い段階でカジノレベル10を達成することが多いらしいのだが、かなり時間がかかった。
ひとり旅だと妙に時間がかかるということは、おそらく、カジノレベルは戦闘での総獲得APを基準にアップしていく仕様になっているのだと思う。分配方式のEXPとは異なりAPはパーティー全員一律方式のため、ひとりパーティーと4人パーティーでは総獲得APに4倍の差が出る。
それにしても、この旅をしているとすげえどうでもいい知識がたくさん手に入るなあ。このゲームのこんな仕様を理解しているのは世界でぼくだけだと思う。
で、カジノレベルが10になるとどんないいことがあるのかというと、
各キャラの最強装備が景品として入手できるようになるのだ!
ゴッドガンダムの最強装備は「ファイティング・ナックル」。
物攻・EN攻・技術がアップするうえ、火属性の与ダメージが上昇する効果を持つ。爆熱ゴッド・フィンガーや石破天驚ゴッド・フィンガーはいずれも火属性のため、非常に有効だ。
これをベースとし、ほかのキャラの最強装備を素材にして装備強化を行っていけば、かなりのパワーアップが期待できるはず!
……だが。ここで気になったことがひとつ。
「この旅にとっての最強装備は、本当にこれなのか?」ということである。
このファイティング・ナックルは、上昇ステータスを見ても火属性強化という特性を見ても、明らかに攻撃特化だ。
通常の4人パーティーでのプレイにおいて、ゴッドガンダムはアタッカー的な役割を担うことが多いため、最強装備がその方向性で設定されるのは必然だろう。
しかし、この旅はひとり旅。
「攻めること」ではなく、「死なないこと」がなによりも重要である。
また、目先の話ではあるが、サジタリウス・ノヴァは火属性に高い耐性を持つ。キング・オブ・ハートを使う余裕もないので、残念ながら火属性の与ダメージ上昇という特性が活きることはない。
ということは、ひょっとしたらこの旅の最強装備は、ふつうに店で買えるこれかもしれない……
リライブタンク。
注目すべきは、「打撃・斬撃・射撃の耐性アップ」という特性。
打撃・斬撃・射撃の耐性は装備強化では付加することができないので、非常に貴重。
また、ロストヒーローズ2では基本的にすべての攻撃が打撃・斬撃・射撃のいずれかに分類されるため、すべてに耐性を持つということは、あらゆるダメージを軽減できるということになる。
問題は、どれくらいダメージを軽減できるのか、ということだが……
よし!検証しよう!!
「装備なし」「リライブタンク装備」のふたつの条件(防御力は同じ)を用意し、サジタリウス・ノヴァの攻撃をひたすら受け続ける。ヒールIIIなどで回復しながら、くらい続ける。
そして、受けたダメージをすべて記録していく。途中で死んでしまったらまた挑み、またくらい続け、また記録する。
これをひたすらくり返す。実験と記録をくり返す。うーん、卒業論文かな?ぼくはなにをやっているのかな?
※アポストロフィ乱射は4~6ヒット。1ヒットあたりの平均ダメージを記録
※コズミックエナジーキックはエネミーラッシュ時にしか放ってこないため集計から除外
1時間ほどかけて、だいぶ記録が取れた。
これを比較すると……
けっこうキレイな数字が取れた。これはもう、5%で確定だろう。
リライブタンクには、打撃・斬撃・射撃ダメージ5%カット効果がある!これは大きい!
しかし改めて、この旅をしているとすげえどうでもいい知識がたくさん手に入るなあ。ここまで検証したのは世界でぼくだけだと思う。ロストヒーローズ2博士として誰か認定してほしい。
あとは、このリライブタンクをベースにして各キャラの最強装備などを素材として用い、強化を行いまくるのみ!
サジタリウス・ノヴァに遭遇してからここまでで8時間以上が経過したが、ようやく先が見えてきた気がするぞ!!
コメント
正しい効果を知る為の検証は大事だからね。仕方ないね
あれ、カジノを10まで上げた意味は……。
常時5%カットは大きいですね
これで必勝ですね!(フラグ)
ゲムぼくさんはここからが強い
Wikiよりこっち見た方が色々分かるの草