レアポケモンや個体値の高いポケモンを捕まえるチャンスである、レイドバトル。
市街地のなんでもないような場所になぜか人がいっぱいいるなあ、と思ったら、原因がこれであることもしばしば。ポケモンGOの人気要素だ。
しかし、『レイドバトル』という言葉から来る上級者向けコンテンツっぽいイメージから、「興味はあるけどやったことない……なんかよくわかんないし怖いし……」という人はけっこう多いはず。
ぼくもそうだった。トレーナーレベル10だか20だかそのへんでくすぶっている人間がひょいっと参戦したら、相手ポケモンに殺されるより先に「そんな弱い奴が来てんじゃねえよ!」と味方にリアルファイトでぶち殺されるんじゃないかしら、とおびえていた。
しかし、慣れてくるとぜんぜん大丈夫であることがわかってきたので、今回はあえてポケモンGO初心者や、久しくプレイしていないカムバック勢のためだけに、レイドバトルのやり方を紹介する。ベテラントレーナーのことなど知ったこっちゃない。
弱くても大丈夫!ポケモンGO レイドバトルのススメ。
【1】人がたくさんいるところに行く
いきなりゲーム外の話だが、じつはこれがもっとも重要。理由はふたつある。
ひとつめは、レイドバトルは複数のプレイヤーで1体の敵ポケモンと戦うバトルであり、参加人数が多ければ多いほど有利であるため。最大20人まで参加でき、20人も集まれば味方が弱かろうと相手が伝説ポケモンだろうとだいたい余裕である。
ふたつめは、ひとつめの裏返しだが、人が少ないところでレイドバトルに参加すると不利なため。ひとりあたりの責任が大きくなるので、初心者には荷が重い、というのもある。
まあ、実際には最大20人も参加できてめったに満員にならない仕様上、どんなに弱いトレーナーでもいないよりいたほうがマシであり、気負う必要はいっさいないのだが。
【2】レイドバトル開催中のジムに行く
レイドバトルはジムで行われるので、ジムに行こう。
モンスターの顔のようなアイコンが出ているところが、レイドバトル開催中の場所だ。時間表示はレイドバトルの残り時間を示す。
また、タマゴと時間が表示されているジムは、「あと○○分でここでレイドバトルが始まるよ」という予告状態を示す。なんのポケモンが敵として出てくるかは時間になってみないとわからないが、余裕があれば待ってみるのもアリ。
【3】バトルに参加する
ジムに着いたら、『バトル』を押して参加しよう。
アイテム『レイドパス』を持っていないと参加できないが、レイドパスはジムのフォトディスク(くるくる回してアイテムを得るやつ)を回すと1日1枚入手できるので、すぐ手に入る。
なお、『バトル』の横の数字は、その時点で同じく参加状態にある人の数、つまり共闘できそうなトレーナーの数を示す。0の場合は言わずもがな共闘者がいないということなので、基本的にやめておいたほうがいい。
参加すると、この画面になる。戦闘準備画面みたいなもの。
自分が出すポケモン6匹を選出できるので、CPが高いポケモンやタイプ相性がよさそうなポケモンをわかる範囲で選んでおこう。
戦闘開始までのカウントダウンが進むなかで準備することになるので、バタバタしがち。落ちついて。
【4】戦う!
いけっ、ニドキング!じしんだ!!
ここはとにかく、全力で戦う。戦い方がわからなければ適当に画面を連打でもいいので、とにかく戦う。なんかHPの下の紫色のゲージが溜まったら画面を長押しすると強い技が出る、ということを知っておくとちょっと貢献度が上がる。
ちなみに、周りに表示されるポケモンは共闘している味方のポケモンである。完璧に同期が取れているわけではないので棒立ちに見えるが、ちゃんと戦ってくれているので感謝しよう。
手持ちの6匹全員がやられても、時間が残っている限りは何度でも再挑戦できる。いわゆるゾンビアタックである。
回復アイテムで復活させるなり、ポケモンを入れ替えるなりして、戦い続けよう。ポケモンの強さが足りないなら挑戦回数でカバーだ!
【5】倒す
うおおおおお!
これでトドメだあああああああっ!!
あっ……
いまのはなかったことにして、うまくいったときのことを話す。
倒すと、このような画面が表示されて、倒したポケモンにボールを投げる「ゲットチャレンジ」に進むことができる。
そう。じつは勘違いしがちだが、倒してもゲット確定ではないのだ。「捕獲に挑戦する権利」が与えられるだけなのだ。
使えるボールの数は、自身の貢献度やチーム貢献度などで決まる。ぼくが所属する黄色(インスティンクト)チームは不人気なのでそれだけでちょっと不利である。悲しい。
【6】捕獲する
ここまで来たら、最低限ボールを当てる実力と、あとは運がモノを言う。
唯一の注意点として、捕獲成功率をわずかながら上げてくれるズリのみは必ず使っておこう。使わないともったいない。
イエエーーーーーイ!!
レイドバトルで捕まえたポケモンは、ほぼ例外なく個体値が非常に高い。
個体値ってなんじゃいとお思いの方もいるだろうが、要はめっちゃ強いので今後の主戦力に絶対なってくれますよということである。
というわけで、いくつか気をつけるべきことはあるが、やってみれば意外とハードルの低いレイドバトル。
最初のブーム以来ぜんぜんプレイしてないなあという人も、街中に出かけたときだけでも、よかったらぜひ思い出して起動してみてください。そしてレイドバトルに参加してください。そしてスイクンに勝てないぼくを助けてください。
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