進め！ハウンド5人旅！#4『ゴーレム』 [世界樹の迷宮V]

【前回までのあらすじ】
　ヒイヒイ言いながら4Fのザリガニもなんとか撃破！
　これで第1階層のF.O.E.はすべて倒したが、そうなると次は……
　

　なんだかんだ順調に進み、ついにやってきた5F。第1階層のボス、ゴーレム戦である。
　

　なにも知らないまま試しに挑んでみたら、なんと3ターンで全滅してしまった。ひどい。

　最大の脅威は、合体時に繰り出してくる全体炎攻撃の『爆発』。無防備にくらうと全員即死もありうる。
　で、爆発するといくつかのパーツに分離し、ひとつずつ合体していく。脚が完成すると『ストンピング』など、合体した部位に対応した強力な攻撃が来る。
　その回復が間に合わないうちにぜんぶ合体されてまた爆発されて一気に数人が死んで……というのが、典型的な全滅パターンのようだ。

　倒し方の選択肢は、大きく言えばふたつ。
　合体されること前提で本体を殴っていくか、合体を意地でもさせないか。

　今回はいろいろ考えたが、後者の戦法で挑むことにした。
　というのも、また休養したせいでレベルが今回も13しかないので、合体・爆発を何度もされたら絶対に耐えられないからだ。
　ふつうのパーティーでも厳しいと思われる、レベル13での戦い。どうやって制したものか……
　

【装備・スキル構成】  
※赤字は今回の重要スキル  

前衛：アリス 
ホークアロー4、双翼閃4、鷹笛3、弓マスタリー1、アタックヒール1、樹海探索術1、心眼1

　なんと今回はターゲットアロー担当じゃない！ホークアローと双翼閃でルル（鷹）を操ってもらう。スキルレベルを4で止めているのは消費TPを増やさないため。
　今回は長期戦になる可能性があるため、TPが不安なメンバーには知恵のピアス（TP+15）を装備させている。
　

前衛：ユーリ  
ホークアロー4、双翼閃4、鷹笛3、弓マスタリー1、大地の恩寵1、整頓術1、重装マスタリー1

　なんとハンターショット担当じゃない！今回はリリ（猟犬）ではなく、やはりルルと一緒に戦ってもらう。
　大地の恩寵を覚えさせたのはTP不足に備えるため。アースランはとにかくTPが低い。
　

後衛：チグサ  
ホークアロー4、双翼閃4、鷹笛3、弓マスタリー1、アタックヒール1、狩猟術1、力技1

　おなじみSYSRBBA（双翼閃連発ババア）だが、今回はホークアローも習得。エースアタッカーであることは変わらず。
　

後衛：ナンナ  
鷹笛10、ホークアロー4、ターゲットアロー1

　覚えたスキルは少ないが、今回いちばん忙しい人。彼女のTPの多さがついに役立つときが来た。
　

後衛：ララパ  
犬笛10、獣の癒し2、ブラッシング1、弓マスタリー1、守備の号令1

　今回は救護指示なし。パーティーの回復手段は緊急用のアタックヒールを除けば、彼女の獣の癒しとブラッシングだけが頼みとなる。
　それらの回復量を少しでも高めるため、WISが上がる精気の勾玉を装備。
　

　毎度おなじみながら、戦闘開始前にあらかじめ召喚は済ませる。
　今回はララパは戦闘中にTPを使わないので、ナンナのTPを少しだけ食材で回復してあげる。
　アンバランスな5人と1羽と1匹が、いま、初めてのボス戦に挑む。
　

■TURN1  
アリス：防御
ユーリ：防御
チグサ：防御
ナンナ：防御
ララパ：守備の号令（ユニオンスキル）→防御

　1ターン目は必ず『爆発』が来るので、守備の号令&防御で耐える。
　防御だけだと40～50ダメージ受けてしまうが、守備の号令ありだと15～30ダメージほどに抑えられる。
　これくらいのダメージなら、獣の癒しとブラッシングの自然回復だけでリカバーできるので、次のターンから攻撃に専念できる。
　

■TURN2
アリス：ホークアロー（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：ホークアロー（＞ゴーレムボディ）
チグサ：双翼閃（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：ターゲットアロー（＞ゴーレムボディ）
ララパ：フリーズオイル（＞アリス）

　この戦い、攻撃のターゲットは基本的に本体（ゴーレムボディ）だけを選んでいく。
　そして重要な情報として、本体の周辺にいるパーツ（チビゴーレム）はHPが約1,350。で、チビゴーレムには、双翼閃なら約400～450ダメージ、ホークアローなら650～750ダメージがルル（鷹）の追撃で入る。
　つまり、ひとりが双翼閃、ふたりがホークアローを使えば、必ず1ターンでチビゴーレムを倒せるのだ。これが今回の攻略のすべてであり超重要。
　これでまず、前衛のチビゴーレム2体をアリス・ユーリ・チグサの3人がかりで確実に潰す。
　ナンナはターゲットアローをゴーレムボディに放ち、リリ（猟犬）を誘導しておく。
　ララパはフリーズオイルをアリスに使用。これがのちのち役に立つ。
　

■TURN3 
アリス：双翼閃（＞クロチビゴーレム）
ユーリ：双翼閃（＞クロチビゴーレム）
チグサ：双翼閃（＞クロチビゴーレム）
ナンナ：ターゲットアロー（＞ゴーレムボディ）
ララパ：フリーズオイル（＞チグサ）

　後列にポツンと残っているチビゴーレムを双翼閃×3で潰す。これでとりあえず、敵はゴーレムボディだけになった。
　ナンナはターゲットアローをいまのうちに重ねがけして、効果継続ターンを延ばしておく。
　ララパはフリーズオイルを振りまく機械と化している。
　

■TURN4 
アリス：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：フリーズオイル（＞ユーリ）
チグサ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：フリーズオイル（＞ナンナ）
ララパ：フリーズオイル（＞ララパ）

　チビゴーレムが1体もいないときのゴーレムボディは何もしてこないので、やりたい放題。
　ゴーレムの弱点である氷属性を付加した通常攻撃で、じわじわ削っていく。
　

■TURN5
アリス：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
チグサ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ララパ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）

　ここぞとばかりに攻める攻める。
　単純にダメージ量だけでいえば双翼閃を使ったほうが強いのだが、TPを少しでも節約する。
　

■TURN6
アリス：双翼閃（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：ホークアロー（＞ゴーレムボディ）
チグサ：ホークアロー（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：ターゲットアロー（＞ゴーレムボディ）
ララパ：通常攻撃（＞ゴーレムボディ）

　5ターン目の最後に、ゴーレムボディが助けを呼んでチビゴーレムが1体乱入してきた。
　合体させてしまったら終わりなので、双翼閃とホークアロー×2で速攻で潰す。
　ナンナはリリ誘導のため、ターゲットアローを定期的に重ねがけしておく。
　

■TURN7～
アリス：双翼閃 or ホークアロー or 通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：双翼閃 or ホークアロー or 通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
チグサ：双翼閃 or ホークアロー or 通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：ターゲットアロー or ホークアロー or 通常攻撃（＞ゴーレムボディ）
ララパ：通常攻撃 （＞ゴーレムボディ）

　ここからはずっとターン最後にチビゴーレムが1体ずつ入ってくるので、必ず双翼閃×2とホークアロー×1で瞬時に潰していく。
　双翼閃×2にしたのは、双翼閃の追撃は左右拡散でなく列対象なので、ゴーレムボディにも当たるため。こちらのTPが尽きる前に倒しきるためには、ゴーレムボディへの与ダメージを意識して増やすことも大切。
　ただ、双翼閃のほうがTP消費が大きいため、誰が何を撃つかについては各メンバーの残りTPのバランスを見て決めていく。できれば最大TPの低いユーリにはラクをさせてあげたい。
　このパターンに持ち込めれば、ゴーレムボディはチビゴーレムを1体ずつ呼んでは倒されてオドオドするだけの置物と化す。こちらはもう傷ひとつ負う心配もしなくていい。
　

■TURN11
アリス：双翼閃（＞ゴーレムボディ）
ユーリ：双翼閃（＞ゴーレムボディ）
チグサ：双翼閃（＞ゴーレムボディ）
ナンナ：ターゲットアロー（＞ゴーレムボディ）
ララパ：通常攻撃 （＞ゴーレムボディ）

　ゴーレムボディのHPが残りわずかになったので、全力攻撃。
　双翼閃×3がズバズバと入り、最後にターゲットアローを目印にしたリリがゴーレムを噛みちぎって撃破。
　

　超余裕の完封勝利！

　けっきょく、ダメージらしいダメージをくらったのは最初の爆発だけ。アリスとチグサにアタックヒールを覚えさせていたが、その出番はまったくなかった。