【前回】
自家製血統で三冠馬!Race01『マヨナカファーム』[ダービースタリオン2]

2戦目にして初勝利を収め、1勝クラスに上がったビョウシンヲカム。
とてつもなく順調なスタート。第一世代にして、かなりいいところまでいけるかもしれない。

ダート適性を確かめるためか、次の2戦は梶原調教師の判断でダート戦に出走。砂のコースを走るダート戦は、芝よりもパワーやスタミナが必要と言われることが多い。
ここは、それぞれ3着と5着。勝てていないが、入賞している時点でかなり優秀。

そして、1月4週の『白梅賞』では、ふたたび芝へ。
ここでは、3~4番手で最終コーナーを回って最後の直線で逃げ馬をじりじり追い詰めて仕留めるという、理想的な先行競馬で勝利! 早くも2勝目!

本作では、レースに勝つと誰かがその姿をアルバムに収めて、下にひとことコメントを書いてくれる。おそらく、秘書の人がやってくれていると思われる。
今回は「よくやってくれました!」と書いてある。まずはアルバムを作ってくれて感謝だけど、もうちょっとなんか書くことあっただろ。レース内容に触れなさいよ。牧場史上2勝目だぞ。

ちなみに、秘書とはこの人のこと。
本作のガイド役であり、競馬の知識も豊富でいろいろ教えてくれるので、とても頼もしい。
でも知識豊富ならレース内容に触れなさいよ。牧場史上2勝目だぞ。
そこから少し時が経ち、ビョウシンヲカム、3歳の夏。
ここから、早くも波乱が起きていくことになる。

ビョウシンヲカムの全妹となる、2頭目の産駒『ヒューマノイド』がデビュー!
父ミスチヴィアスアレックス、母サウンドオブハート。血統がまったく同じ牝馬。競馬ではこれを「全妹(ぜんまい)」という。
この縛りプレイでは、生まれた牝馬のどれかを必ず次代の繁殖牝馬にしなければならないため、生まれる牝馬は多いほどよい。単純に「選べる」からだ。
ビョウシンヲカムとヒューマノイドで競ってもらって、より優秀な成績を残したほうを繁殖牝馬にしていきたい。

なお、ヒューマノイドは姉と同じ梶原厩舎ではなく、「牝馬の扱いが得意」らしい早乙女厩舎に入れた。ここは前作でもかなりお世話になった。
最初のうちはいろいろな厩舎を試して、違いを確認しておきたい。
さて、デビュー戦となる『メイクデビュー函館』での評価はどれほどか。
姉のビョウシンヲカムはデビュー戦から「○△△△△」の評価を叩き出したが、さすがに姉ほどには……

えっ?
こ、これはいったい!? 「◎◎◎◎◎」の最高評価!?
もちろんダントツの一番人気で、なんと単勝2.0倍。
もしかして、これが牝馬の育成を得意とする早乙女厩舎の力なのか……!?
信じていいのか、早乙女さん……!?

信じるぞ! ここは、応援馬券として単勝を200万円ぶん購入だ!
買いすぎたせいで単勝オッズが1.9倍に下がったが、それでも勝てば380万円になって返ってくる!

見せてくれ!
牝馬育成のプロフェッショナルたる早乙女厩舎の力を!

よいスタートを切るが、いったんあえてスピードを落とし、後ろからの競馬。
なるほど、追込(おいこみ)か。先行型の姉とは違う戦い方。強者の余裕を感じる。さすが早乙女厩舎。

そして、最終コーナーで大外から一気に上がってくる!
まるでディープインパクトのようだ! あるいは往年の名牝、ヒシアマゾンのようだ!

そのまま一気に差しきっ……
……
…………

負けとるが?
いや、2着でも充分すごいというのが大前提だが、ダントツ一番人気から自信満々の追込策を取って最後しっかり負けとるが? 200万円の馬券が紙クズになっとるが、なんか言うことはないのか?
早乙女さんは、こちらをまっすぐ見て堂々と「芝の走りに関してはまったく問題なさそうですね」とポジティブなコメント。
勝てたレースだと思うのだが、目に曇りがなさすぎて怒りづらい。「まあ、芝適性が判明したなら、いいか……」みたいな気分になってくる。

次の未勝利戦も1番人気だったが、ここも追込策で勝ちきれずに3着。
早乙女さんはあいかわらず「この馬にはこれくらいの距離があっているように見えました」と「収穫アリ」的なコメントをしてくる。ポジティブなのはいいが、1番人気のレースを2回落としたら最初に言うことがほかにあるだろ。
でもやっぱり、目に曇りがなさすぎて怒りづらい。まあ、距離適性が判明したなら、いいか……
しかし、いま思えば。
このもったいなく見える2敗すらも、早乙女厩舎の戦略の一部だったのかもしれない……

3戦目となるダートの1400m未勝利戦では、とてつもない末脚を見せ、ついに勝利!
どれほどの末脚だったかと言うと、

「よくやってくれました!」しか書かないことでおなじみの秘書が「驚異の末脚を見せてくれました!」とコメントを残すほどである。

1勝クラスの『もちの木賞』ではふたたびダントツの一番人気を得て、

ダートの稍重(ややおも)という、追込馬にとって厳しそうな環境をものともせず圧勝!
ヒューマノイドは『見事な配合』のおかげか体質や脚元の評価がかなりよくて身体が丈夫なのだが、ゆえに重めの馬場をものともしないパワーもあるのかもしれない。

しかも、よく見ると「レコード」で勝っている。つまり新記録。
とんでもないことになってきた。信じていいのか、早乙女さん……? さっきの単勝馬券200万の恨みはまだ消えていないが……?
そして、迎えた12月2週。
いつも通りRボタンを押して、カレンダーをスキップしようとすると……

“うちの馬がGIレースに出るよ~!”
えっ!? なんて!?

出ていいの!?
ゲーム開始したての第1世代なのに!? 阪神JFに!?
『阪神ジュベナイルフィリーズ』は、2歳牝馬のみが出走できるGI(ジーワン)レース。カンタンに言うと、日本最強の2歳牝馬を決めるレース。
周りの出走馬は、リバティアイランド、ソウルスターリング、ソダシ、ハープスターなど、名だたるGI馬ばかり。
さすがに予想印はひとつももらえなかったし、勝てるはずもなかろうが、肩を並べただけで奇跡的だ。
記念受験みたいなものなので、最後まで元気に走り切ってくれれば最下位でも文句はない。

……あれ?
思ったよりだいぶ元気だな? 残り200mで入賞圏内にいるが……?

さすがに入賞(5着以内)はならなかったが、なんと8着! できすぎ!
早乙女さん! 信じていい気がしてきたぞ、早乙女さん!

ヒューマノイドが音に敏感なことに気づいて、耳あての装着をすすめてくる早乙女さん。
着ける着ける! 信じていい気がしてきたから着ける! 馬のささいな変化に気づき、すぐさま具体策を提案できる調教師、早乙女さん!

3月3週、アネモネステークス。
このレースは、有名なGIであり「牝馬三冠」のひとつ『桜花賞』のトライアルレースになっていて、もし2着までに入れば桜花賞の優先出走権を得られる。
チェッキーノがかなり強そうだし、作戦も追込で被っていそうなので、厳しい戦いになりそうだが……どうなんでしょうか……? 早乙女さん……?

雨が降る重馬場だが、いつも通りの後方に陣取る。
たしかに、ダートの稍重でも追込で勝った実績はあるものの……それはレベルの高いオープンクラスでも通用するんでしょうか……? 早乙女さん……?

ほら、言わんこっちゃない!
最終コーナー、めちゃめちゃ道ふさがってるけど!? 早乙女さん!?

ああ~! もうダメだ! 最後の直線なのに前が空いてない!
これだから早乙女はよぉ! 馬主の200万の単勝馬券を紙クズにしといて謝罪ひとつもできねぇ奴はよぉ!

……?

さ、さ、

早乙女さん!?

早乙女さーーーーーん!

なんと、アネモネステークス2着! 桜花賞優先出走権、獲得! 早乙女さん!
これは、今世代の繁殖牝馬はヒューマノイドで確定か!? いや、姉のビョウシンヲカムもがんばっているのだが、さすがに牝馬クラシック優先権獲得は強すぎる! 早乙女さん!!

アア~! 早乙女さんのさわやかな笑顔~! 好きかも~!
本番までにしっかり準備して優勝めざそうねぇ~!




















コメント
早乙女さんへの評価が乱高下しすぎてるw
それにしても一世代目でいきなりG1出走はすごい!
早乙女さんの牝馬の扱いとオーナーの扱いに温度差を感じつつも桜花賞への切符を手に入れましたね
阪神JF、周りが本当に錚々たる面子すぎてビビるわ
たとえゲームの中だろうとお嬢さん(リバティアイランド)が元気に走ってる姿を見ると涙が出そうになる…
早乙女さーーーーーん!!!!!!