よし……買った!
やるぞ! 風来のシレン6!
【風来のシレンの思い出】
■ニンテンドウ64『風来のシレン2』とドリームキャスト『風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』を狂ったようにやった。
■初代とGB2(砂漠の魔城)と4(神の眼と悪魔のヘソ)と5(フォーチュンタワーと運命のダイス)もちょっとやった。
■HTMLを手打ちして『アスカ見参!』の攻略サイトを作っていた時期があって、そこでWeb知識がいろいろ身についた。
■『シレン2』に仲間として出てくる道具をいっぱい食べるむちむちのタンス(マーモ)に興奮していた。
■シレンをやりすぎたせいで友達がいなかった。
■完全に自分のせいなのをシレンのせいにするくらいにはシレンに狂っていた。
出典:https://www.spike-chunsoft.co.jp/pages/games/shiren2/character03.html
ちなみにマーモとはこれである。かわいい。
今作『風来のシレン6 ~とぐろ島探検録~』のストーリーは、冒頭に「月影村をあとにした その数か月後……」とテロップが出ることから、時系列的には『風来のシレンGB』のちょっと後だと思われる。
まあ、シレンのストーリーなんて毎回あってないようなものなので、気にしなくてもよいのだが。いつも「訪れた村で村人たちが天変地異や怪物に苦しんでいて、シレンと相棒のコッパがひと肌脱ぐ」みたいな感じなので、なにに苦しんでいるとかの細かい話は正直どうでも……
えっ、飢餓!? 絶対に許せない! 元凶をぶっ倒す!!
今作の舞台の住人たちは、「狐渇(こかつ)」という日照りの神様の怒りのせいで干ばつに苦しみ、飢餓でみんな痩せ細ってしまったらしい! 本当は弾けんばかりのセクシーむちむちボディになりたいのに、身も心も乾いたカサカサほそほそボディになってしまったらしい!
絶対に許せない! むちむちボディを心から愛し、幼少期にはむちむちタンスのマーモに興奮を覚えていた風来のゲムぼくシレン、怒り心頭! 絶対に狐渇の四肢を引き裂き首を捻じ切り内臓を引きずり出してやる!!
貴重な幼少期をシレンに捧げてきた、シレン大好きシレンジャーの実力を見せてやるよ!
拾った壺は不要な道具を入れてこまめに識別!
「押す」タイプの未識別の壺は、その場ではすぐに押さず、魔物が出てくる『魔物の壺』を警戒して階段の上で押す!
ほら来た! やっぱり魔物の壺だった!
すかさず『真空斬りの巻物』で始末して経験値稼ぎに利用! ピンチをチャンスに変えるのがシレンジャーの基本であり奥義!
『木の矢のワナ』を見つけたら、木の矢の増殖チャンス!
10マス離れてアイテムを投げ、アイテムをワナの上に着地させることでワナを発動し、木の矢を増やす! ワナが壊れるまでひたすら続ける! 木の矢の数は命綱の数!
……という感じで、ひさびさのシレンだが、かつての知識と経験を活かして順調に進んでいく。
遊んでみて思ったが、今作『シレン6』は、わりと原点回帰というか、システムのシンプル化が図られていて、かなり遊びやすく作られていると感じる。
わかりやすい具体例は、『4』や『5』にあった『昼・夜』システムの廃止。あれは新たな緊張感や刺激を生むよい側面もあったいっぽうで、夜を乗り切るために必要な準備や知識が多すぎて攻略の幅をかえって狭めてしまうことがあった。特に、シリーズ初心者には難解なしくみだったはずだ。それがスパッとなくなったことで、原点に近いシンプルな奥深さが帰ってきた。
また、プレイ中にいつでも見られる『もののけ手帳』は初心者にもベテランにも超便利!
敵に攻撃を当てるなど、いちどでも接触すれば即座に手帳にモンスターの情報が登録され、その能力値や特殊能力をすべて見ることができる。
これにより、理不尽な「わからん殺し」をされることが格段に減った。知らない敵にぶち当たってピンチに陥ったとしても、冷静に手帳を開き、アイテム欄とにらめっこしながら攻略を練ることで、知恵と工夫でどうにか突破する……みたいなことがやりやすくなった。シレンは「頻繁に訪れるピンチを知恵と工夫でどう切り抜けるか」がまさに醍醐味のゲームなので、その機会を増やし、手助けをしてくれるこのシステムは、個人的にはシリーズでも屈指の大発明だと思う。
今作のシレン、超おもしろい!
『4』や『5』はいちおう遊びつつも正直そこまで深くはハマれなかったのだが、この『6』はどっぷりハマりそうな予感がする。初回プレイから連日YouTubeで配信しながら遊んでしまったほどだ。
シレンシリーズを遊んだことがない人も多いと思うが、この『6』は個人的にはかなりオススメしたい。ぜひ遊んでみてほしい。
ちなみに、ベテランシレンジャーなら誰もが知る話だが、初心者が意外とピンと来ないシレン攻略の鉄則として、「武器より盾を優先しろ」というのがある。
たとえば、攻撃力10の剣と防御力10の盾が選べたとしたら、後者を絶対に先に取るべき、という話だ。
これを知っておくだけで生存率がかなり違うのだが、理由がわかりづらいと思うので解説する。
まず、こういう素の状態があるとする。素手を想定してもいいし、同じ強さの剣と盾を装備していると想定してもいい。
シレンとチンタラは、殴り合うとどちらも6ダメージずつを与えるとする。このとき、攻撃は必ず当たると仮定して、3ターン後にはチンタラのHPが0になって決着がつく。シレンのHPは7残る。この数字をよく覚えておいてほしい。
では、これを基準として、剣を少し強化したとする。
シレンが与えるダメージが6から7になった。するとどうだろうか。
じつは、意味がないのだ。HP15のチンタラを倒すために必要な攻撃回数は3回のままであり、けっきょく倒したときにシレンのHPが7しか残らないのは変わらないことになってしまう。
このあとさらに強化していって、チンタラを倒せる攻撃回数が2回になれば意味があるが、じつは剣の強化というのは、結果的に意味がない、または意味が生まれるまで時間がかかる場面がしばしばあるのだ。
これに対して、盾を少し強化した場合はどうだろうか。
シレンがくらうダメージが6から5になったとする。
このとき、チンタラを倒すために必要な攻撃回数は3回のままだが、倒したときのシレンのHPがなんと10も残る!
これが盾を優先すべき理由だ。
剣の強化は「敵を倒せる攻撃回数が変わると」意味がある。盾の強化は「ほとんどどんな状況においても」意味がある。この違いだ。盾のほうが、強化が腐る場面が圧倒的に少ないのだ。
もちろん、盾ばかりを優先して剣をおろそかにするのはダメだし、ときにはあえて剣を先に強化すべき場面もあるのだが、セオリーとしては盾から先に強化すべきなのは、こういうことだ。これをぜひ知っておいてほしい。
ここまでに述べた内容から、ぼくが歴戦のシレンジャーであることは充分におわかりいただけたと思う。
ぼくは伊達に幼少期を城造りと白蛇島に捧げてきたわけではないし、伊達にむちむちマーモに興奮してきたわけではないのだ。
さまざまな苦難を突破してきたぼくは、もはやどんな事態が訪れても驚いたり叫んだりすることは、
えっ!? ドスコイ状態!?
アッ、アッ!!
シレンが! シレンが!!
むちむちになってる~~~~~!!
コメント
むちむちが好きなのは重々承知だったがまさかむちむちでない状態にすることにここまでの殺意を見せるとは……恐るべきむちむち愛だ
絶対ドスコイ状態には反応すると思ってたよ!
シレンは無限に時間溶けるよね…アスカもドハマりしてたならゲムぼく。がひたすら裏白蛇島に挑戦する配信とか見てみたいな
僕はあそこでシレンシリーズ初めての挫折を味わいました…
問題はWindows版が恐ろしいくらいプレ値になってることだけど
なるほど、これがゲムぼく。ゲーム攻略部のルーツだったのか
>■『シレン2』に仲間として出てくる道具をいっぱい食べるむちむちのタンス(マーモ)に興奮していた。
そうですか・・・大変でしたね
ローグライクゲームは歴史やセオリーが積み重なってる分、初心者にはとっつきにくいのよね
ゲムぼくさんの持ち前の解説力が発揮されることを期待してます
配信も見てるけど、ゲムぼく。さんが定期的に悲鳴あげてて聞いてて楽しい
マーモどんなむちむちキャラかと思ったらビックリするくらいただのタンスでゲムぼく。さんへの恐怖が湧いてる
同じローグライクのトルネコもむちむちだから、ゲムぼく。さん好きそう
これ、アスカで満腹度150にした時の反応が楽しみだなぁ……。
同じく風来人(アスカ大好き侍)。義によって助太刀致す!
このシリーズを記事にする場合、最期のシニザマをオチにするのが普通だけど、ゲムぼく。だもんなあ…そこがオチになるよなあ…
マーモは個性的で面白いよね。ネトゲのレベル1倉庫キャラクターの名前に使ってた
白蛇島わかる。最上階クリアのご褒美で貰える風魔石の数を眺めてニマニマしてたわ
steamでシレン6出たからすごい気になってたんですよね、タイムリー過ぎてビックリでした!
それにしてもムチムチを邪魔するものは絶対〇す、アンチムチムチスレイヤーとでも呼べばいいのかな
木の矢の増殖ネタは知らんかったな
シレンは将棋や囲碁が強くなるのと同じ感覚があるよね
それでいて確率ゲーだからまあ、楽しい
楽しいというか依存できる環境が揃ってる
シレンなんてクリアしても誰も褒めてくれないんだけどね
ドスコイの事をド忘れしていたので名称を見た途端に全てを思い出し&察して爆笑してしまった、悔しい
そのうちシレンでもなんか縛りプレイシリーズとかやらないかなあと期待しておきます。
マーモってめちゃくちゃ角ばってるのにゲムぼく。的にはむちむち判定なのか……
俺が昔首っ引きになってたアスカの攻略サイトがゲム僕製だった可能性があるのか…なんかやだな
剣と盾の話が分かりやすくて悔しい
是非トルネコシリーズもやって欲しい。
3はポポロ操作でモンスター仲間に出来るからムチムチ軍団作り出そう。
グレイトマーマン、アークデーモン、バブリン系3種あたりがゲムぼくさん好きそう。
あ、後キングスライム
幼少からムチムチ好きでタンスに興奮していたという新情報に恐怖をおぼえました
こわい
配信観てました
眠り大根に対するケアが流石であそこでやられてる可能性もあったと思うと見習わないとと思いました
トルネコ3もいいですよ
異世界の迷宮でいっぱい散ろう
かんきんが「監禁」なのか「換金」なのか判断つきませんでした。ごめんなさい
「幼少期はいっぱい食べるタンスに興奮してました」って言われても
正直ほかの人なら盛るにも程があるだろって思うんだけど
ゲムぼく。さんは「凄み」がある
配信見てきた。やべー。
図解されると勉強になった。すごい。
狐渇に対する殺意がすごい!
月影村だいすきだったなー
ヒロインのケヤキちゃんが可愛かったのと切ない恋だったのが小学生の時に印象的だ
買おうかなと思いましたまる
マーモがむちむちは流石に無理がある
……無理があるよな
ちょっと不安になってきた
むちむち〜〜!
早めに封印使ったりしてリスク回避してるのが歴戦のシレンジャーって感じがしました
神髄99Fチャレンジ配信とか見たいけどそこまでまとまった時間は取れなさそうですね
ゲムぼく。さんでも四肢を引き裂き首を捻じ切り内臓を引きずり出すほどバチギレる事があるんだ…(震)
シレン、最初のやつアホみたいにやって、アホみたいに好きなんだけど全くゲームに向いてなかったんだよな、俺
面白いとは思うけどピンチの時に冷静になることはできないし、セオリーとか識別とかも理屈はわかってるのに軽はずみなことして死んでしまう
好きだけど致命的に向いてないというものはある、ということに折り合いをつけるのに小学生の自分はかなりの時間を要した
久々に触ってみるかなあ
満腹度が高まると共に突然デブって、でもその後は何事も無かったかのように元の体型に戻(ってしまって、むちバサ筆頭に特定の変態紳士が残念が)る………
コレもう「大関小結」状態じゃん。シレン君もどすご…ドスコイじゃん!
シレン4と5は武器強化の方が優先だったんだよな…そもそも敵の火力が高すぎて殴り合いそのものがジリ貧の原因だったり
シレン6は久々の盾ゲーである
ストーリー進めた後にここに戻ってくるといいさ
マーモ画像検索してタンスじゃん!?と思ったらすぐ後に画像あった。親切
途中まで真面目だったのに最後の最後でオチがついた
幼少期にタンスに興奮してるのヤバいけどなんか納得してしまう
終始ドスコイで攻略してそう
配信面白かったから全クリまでやって♡やれ(豹変)
家族がシレン2やってるのを後ろから長い時間眺めていたのでマーモめちゃくちゃ懐かしいけどむちむち判定なのが全く納得できない
ムチムチなら性別を問わないことはわかってましたが
まさか無機物にまで興奮してたとは……
海賊デブータ逃げて超逃げて
フォーチューンタワー難しくて投げてたの思い出した
夜がクソ難しいんだよなあ
ドスコイ食いつきそうだなぁと思ったらオチに持ってきて満足
おにぎり沢山食えよ
マーモは城素材の木材いっぱい積めるむちむちドM勢なのわかる
マーモの説明読んで、タンスを元にしたゆるキャラを想像してたらガチのタンスだった…
見た目はただの無機物でもいっぱい食べるならむちむち判定されるのか
あと村人の写真見ると2人ほど太い人いません?この程度じゃ足りないのかな?
アスカでドスコイ縛りなんてどうです?
ムチムチを楽しみつつも維持に結構神経使うと思うのですよ
オオイカリアーク焼かれるか倍速2回イカリダースに焼かれて欲しい
焼く側に回っても欲しい
3、4、5と自分が愛したシレンのテイストが失われていって距離を置いていたけど
ここに来て原点回帰してくれたならありがたい
システム面でもかなり現代よりに改善されて遊びやすくなっていそうだし
シレンを遊んでくれて嬉しい反面
見境がなさすぎるコトに恐怖を覚えた