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2022年7月のAmazonプライムデーで、『Echo Buds（第2世代）』というイヤホンを買った。
配送予定が「2～3ヶ月以内に発送」だったので、もはや注文したことすら忘れかけていたのだが……
届いた！
かっこいい～！
このEcho Buds（エコーバッズ）は、通常価格12,980円のミドルクラスイヤホン。
ミドルクラスというのはこの世でいちばん中途半端であり、下からは「もっと安くてコスパいいのあるのにバカか？」とアッパーでアゴを砕かれ、上からは「性能ほしいならもっと金出さないと意味ないのにバカか？」とチョッピングライトで脳を揺らされて顔がペシャンコになることで知られる。
うるせえ！ 中途半端のなにが悪いんだ！ ぼくは3歳から器用貧乏の化身と呼ばれて育った人間だぞ！ 謙遜すれば「嫌味か？」と叩かれ、自信を持てば「その程度で？」と叩かれ、フラットでいれば「けっきょく何がしたい人なの？」と叩かれるポジションで必死に生き抜いてきたんだ！ 顔どころか心がとっくの昔にペシャンコだよ！
開封！
内容物は、イヤホン本体（充電ケース込み）、USB-Cケーブル、イヤーチップ、ウイングチップ、取扱説明書。
イヤーチップだけでなくウイングチップも複数サイズあり、これはちょっと高級なミドルクラスらしさがある。
また、説明書の類が少なくて薄いのはいかにもAmazon。おそらく、Alexaアプリで設定がほぼ完結するのだろう。
ぼくはこれまでAnkerの『Soundcore Liberty Neo』というシリーズのイヤホンを2～3年使っていたのだが、今回を機に卒業する。たしか4,000円前後で買った記憶があり、価格帯としてはロークラスにあたる。これはこれでものすごくいい製品だったが。
ケースの形状は、Echo Budsのほうが箱型に近い。AppleのAirPodsなどでも採用されている形だ。
ケースを開けてみると、イヤホンが登場！
Amazonの矢印ロゴが薄く入っているだけのシンプルな見た目で、期待通りの落ち着いたかっこよさ。
そして、開けた時点でケース中央部が青く光り始め……
“Echo Budsが見つかりました”
えっ！？ 勝手にiPhoneのAlexaアプリとつながって初期設定が始まったんだけど！？
怖っ！ びっくりした！ トップページ開いただけで爆音でMIDI音楽が流れる昔の個人ホームページくらいびっくりした！
Alexaアプリの指示に従い、初期設定を進めていく。
とは言っても、イヤホンとしての基本機能はすぐに使えるので、ウイングチップの装着やイコライザーの設定など、「なくてもいいが、あると便利なもの」の設定がほとんど。
ちなみに、ウイングチップなしだと、イヤホンはこんな感じ。
ウイングチップを付けると、こうなる。
一般的にはウイングチップを着けたほうが密閉性やフィット感は高まるのだが、これは個人の好みや耳の形状にもよるだろう。
ぼくはいろいろ試した結果、イヤーチップ、ウイングチップともにMサイズを装着して使うことにした。
ランニングなどのワークアウトにも対応しており、その走行距離や消費カロリーを計算するための身長・体重の登録もある。
また、ANC（アクティブノイズキャンセリング）とアンビエントサウンド（外音取り込み）の両方に対応しており、イヤホンを1～2秒タップすることでその切り替えができる。
外で使うときには安全のために外の音をしっかり聞きたい場面も多いから、アンビエントサウンドはかなり便利そうだ。
さらに、Alexa搭載なのでAlexaハンズフリーがあったり、省電力機能もあったり……
……なんか多くない？ できることが多いのはわかったけど、多すぎてけっきょくなにがどうすごいのかよくわからなくなってきたんだけど？
なので、2週間ほど実際に使ってみて、けっきょくなにがすごいと思ったかをカンタンに整理してみた。
■アンビエントサウンド（外音取り込み）が高性能で超便利。1～2秒の長押しですぐノイズキャンセリングと切り替えられるので、ジョギングやウォーキングの際、人通りが少なく安全な場所ではノイズキャンセリング、大通りなど人や車の多い場所ではアンビエントサウンド、と使い分けられる。
■電源ボタンが存在せず、ケースから取り出せばONになり端末と自動接続、ケースにしまえばOFFになり自動切断。ミドルクラス以上のイヤホンとしてはあたりまえの機能ではあるのだが、ON/OFFがわりと早く、かつ誤動作が少ない。
■Alexaハンズフリー（「アレクサ、○○して」と話しかけて操作する機能）はほぼ使わないと思っていたが、意外と使う。ジョギングやウォーキングの際、スマートフォンをランニングポーチにしまったままでも各種の操作ができる。時間を決めて走りたいときに「アレクサ、15分後にタイマーを鳴らして」と言って設定してもらったり、気分を変えたいときに「アレクサ、ずっと真夜中でいいのにのミラーチューンを流して」と言って曲を変えたりできる。音量設定も意外と便利で、「アレクサ、音量を3上げて」などと上げ下げの幅も指定できる。いずれの指示も、走りながらでもちゃんと聞き取ってくれるので精度が高い。
■音質に関しては自分の耳に自信がないのであまり語りたくないが、とりあえず以前のイヤホン（Anker Soundcore Liberty Neo）よりは音質が格段にいいことはわかる。密閉性も高くノイズキャンセリングもあるので、音楽を聴くための性能はさすがミドルクラスと思える程度にはある。
というわけで、個人的にいちばん気に入ったのはアンビエントサウンド＋Alexaハンズフリーの便利さ。これだけでもう買って大満足のレベル。外に出るのがちょっと楽しくなるので、ジョギングやウォーキングをしたいけどめんどくさくなりがち、という人にはいい後押しになるかもしれない。
決して安い買い物ではないが、これで健康が増進できるならお得だろう。ぼくは最近腰がピキピキ鳴るという恐ろしい経験をしたこともあって、健康には敏感になっている。
あとは、まだ使いこなせてはいないが、イコライザーはかなり楽しそうだ。
少し触っただけだが、それでも明らかに聞こえが変わって、より聞きやすくなったり心地よく なったりする。
たとえば、ぼくは自分のWebラジオ（ラスラジ！ ～ラストオリジン ファンラジオ～）をときどき聴き返すことがあるのだが、直近の第44回は最初に聴いたときテンションが高すぎて自分で自分に「なんだこいつキモッ……」と思ってしまった。
しかし、イコライザー設定で「ミドル（中音）」と「トレブル（高音）」を少し下げ、落ち着いて聞こえるように調整すると……
……
なんだこいつキモッ……
イコライザーって役に立たないな……
コメント
ワークアウト計測機能が優秀な事にも触れろ
またこの人自分で自分に言葉のナイフ刺してるよ…
整理したまとめだけみると意識高いガジェットブログみたい
エンプレス回はキモかったけど凄く嬉しそうでこっちまで嬉しくなったから何回か繰り返し聞いたよ
台本無しであんな喋れるのも凄いし（それが器用貧乏って事なのかもしれないが）
イヤホンに話しかけながらジョギングしてる冬優子オタクのゴリゴリ筋肉おじさん見るの怖い
“下からはアッパーでアゴを砕かれ、上からはチョッピングライトで脳を揺らされて”
ヴォルグのホワイトファングか？
相変わらず自分を落とすスタイル
発声と滑舌いいからそんなにキモくないよ
レビュー自体は珍しく真っ当なのに器用貧乏のくだりの闇が深すぎる
クソ高身長好き
さすが器用貧乏の申し子だわ目の付け所が違う
身長でっか
ゴムはSサイズなんだろうな
ちん○ちんはSサイズなのにイヤーピースはMサイズなの？
ゲムぼくさんに辛辣コメント叩きつけて馬鹿にしてる人のうち
一体何割がゲムぼくさんより頭いい人なんだろうなぁとは時々思う
結構凄い人だと思うんだけどな 変態だけど
ここで180cmとかのありそうラインじゃなく、200cmなんていう、誰がどう見てもネタですよって分かる数字を見せちゃう辺り、ネタ系ブロガーの性って感じがしてすき
俺2,3日で届いたんだけどなぁ
ゲムぼくさんが器用貧乏っていうのは、ブログの内容の振り幅が広すぎるところから納得感があるわ
わりとゲムぼくさんは器用万能な方に近いんじゃないの
無駄に高すぎる性癖のレベルに他が追いついてないだけで
卓越した文章力を身につけたんだし、もう器用貧乏じゃないでしょ。
今はただの貧乏でしょ。
全読者が常日頃から「なんだこいつきもっ…」って思ってる気持ちを少しは理解して頂けただろうか
ずっと真夜中でいいのに。って
なんか げむぼく。と同じものを感じるな
事あるごとにずとまよ好きをアピールしてくる事でおなじみのゲムぼく
助かる
これがセールで半額以下で買えるのはかなりお得そうだな
問題は次のセールがいつか分からないこと
普通こういうのって企業からPRとして贈られると思ってた
ファミマあたりから
器用貧乏の話が興味深すぎてその後が入って来ない
今までの数多の記事を見れば、
ゲムぼく。さんの器用さは貧乏などではあるまい
金銭的には貧乏なんだろうとは思うけど
顔と心がペチャンコにされても、虹サイズのアレを持つゲムぼく。
俺もエコーバッズ買いましたよ
寝ながらASMR聞くのが最高です
ゲムぼく。さんのブログ以外は存じておりませんが、ブログは器用貧乏どころか「“様々な方面にある程度以上の能力を備えている”強みで『趣味を語る』『多趣味ぶりや趣味や趣味の道具に対する様々な方面からの観察・分析・レビュー』要素を合わせ語る」ことで「このブログの在り方そのものがゲムぼく。さんの突き抜けた“個性”」として確立されていると思います。
あと、Sガンダムが同一系譜や設計思想を受け継いだ機体といった後継機のない仇花に終わってしまったり、アナハイム製ミノフスキークラフト搭載型MSがオデュッセウスガンダムより後継が生まれなかったり、量産型F91が鋼鉄の7人作戦より後の時代の連邦軍で使われている様子がないことを思うと「ハイエンド機でなければならない」「ハイエンド機なら絶対に良い」というものでもないと思います。
ワイヤレスイヤホン片耳落とした日にイヤホンの記事更新すんのやめて
なんか…もう…涙拭けよ。
ゲムぼくさんが前にミラーチューン推してたから釣られてずとまよ聴くようになってしまった
世間が貴方のことをなんと言おうと僕は貴方がブルーアーカイブでイキ抜いてるのを知っている。
器用貧乏の下り辛すぎやろ
闇の青春送るのも無理ないわ
田舎って出る杭ぶっ叩くから
何でもそこそこ出来てしまったゲムぼく少年がいじめられるのは半ば必然だったと言える
ずっとこういう記事でいいのに。 オチュンチューン
MIDI音楽で草、例えがいつも面白い
上下から挟まれてつぶされてるの好き
器用貧乏じゃなくてただの貧乏は草
ゲムぼく。さんってジョギングとかできる生物だったのか