あら~! キレイだね~! いい色になってきたね~!
かわいいね~! ぷくぷくのむちむちだね~! ンフフ~!
というわけで、我が家には金魚かわいさランキング世界1位の金魚が2匹いる。上位を独占してしまって世界中の3位以下のみなさまには申し訳ない限りである。
金魚の飼育には難しい点がいくつかあるが、その最たるものが旅行・出張などの長期不在時における「水温管理」と「エサやり」である。
諸説あるが、金魚は一般的に水温15~28度くらいが元気でいられる適温だと言われており、エサやりは1日1~2回、1回につき5分で食べきれるくらいの量を与えるのがちょうどよいとよく言われる。
今回、3泊4日、時間にして80時間ほど、家を留守にせねばならないことになった。
水温に関しては、部屋の換気口を開けたり換気扇をつけたりしたうえで、サーキュレーターを回しっぱなしにすることで解決。真夏だが、風通しをよくしてあげれば水温28度以下は保てる。
しかし、問題はエサやりだ。いままでは徐々に水に溶けだす留守番フードを購入して使うことが多かったのだが、これは効果が3日間のみで微妙に足りない。あと、今後のことも考えると、留守番フード以外の長期給餌方法をいまのうちに見つけておきたい。
そこで、ネット上であれこれ調べて、最終的にAmazonで購入したのが……
購入価格は2,300円弱。もっと安い他社製品もあったのだが、生命に関わる物なので、個人的によく利用するし信頼もしているテトラ社の製品にした。
なお、なんとなく平成感あふれる古臭いパッケージだが、これは2009年発売の製品なのでしょうがない。アクアリウム用品はそんなに新商品がポンポン出るような市場規模ではないし、けっきょく機器・機材をいくら新しくしても最後は人の手間暇が必要かつ重要な世界なので、そういうものだ。
内容物としては、本体、取り付け用の留め具、乾電池くらいしかない。シンプル。
構造や使い方も、説明書をほぼ見なくてもわかるくらい単純。
まず、本体の透明ケース部分に、任意のエサを入れる。
留め具を水槽にセット。
これは工具などは不要で、手でねじを回すだけで固定できる。
乾電池を入れた本体を、留め具にはめ込んでセット完了。
ボタンはぜんぶで3つ。
自動給餌用の「12HOURS」「24HOURS」ボタンと、手動給餌用の「FOOD」ボタンだ。
まずは手動の「FOOD」ボタンを押して、ちゃんと動くか実験してみよう。
ボタンを押すと、ウィーンと小さな音がして……
透明ケースの部分がゆっくり回る。
中のエサがケース内を回転して、隙間の部分から……
ドバーッとエサが出てくる!
なるほど! わかりやすい~!
実験してみてわかったが、うまくこれを機能させるためのポイントはふたつ。
ひとつは、なるべく球状に近いドライフードのほうが転がりやすくてエサの出方が安定しやすい、ということ。フレーク状だと出る量がバラつきやすかった。
もうひとつは、透明ケースについている白い板の目盛りをうまく動かして、出る量(エサがケース内の通路を通過する量)を調整しておくべき、ということ。せっかく数日ぶんのエサをセットしても、1回でドバドバーッと出すぎてしまっては意味がない。
また、12時間・24時間のタイマーは電源ON時(乾電池が入って通電したとき)から起算され、途中で手動のFOODボタンを押してもタイマーには影響しないことも把握した。
今回は朝9時ごろに乾電池を入れてタイマーを24時間にしたから、毎朝9時に自動給餌が行われるはずだ。
さあ、旅行出発の当日、3~4日ぶんのエサをセットした。
そして約80時間後、帰宅。
大丈夫だろうか……エサ、ちゃんとあげられたかな……金魚、生きてるかな……
あっ! ちゃんと生きてる!
元気そうだ! あいかわらずぷくぷくのむちむちで激カワ!
そしてエサがちゃんと減ってる!
エラいね~! ちゃんと24時間おきにクルクル回ってくれたんだね! ありがとう~!
ケースを取り出してみた。
特に汚れなどはないが、ひとつだけ塊ができてしまっている。今回はセット位置の関係上、水面にかなり近い場所に本体があったので、湿気が来やすかったのだろう。次回はもう少し水面から離すことを意識したほうがよさそうだ。
とはいえ、特に不具合なく期待通りに動いてくれたので、満足度は充分! さすがテトラ!
ぼくの場合、ふだんのエサやりは手であげたいのでこのオートフィーダーは旅行・出張時くらいしか使わない想定だが、いまの時代、不意のケガや病気、新型コロナウイルス感染症などで急に入院せざるを得ないことだってあるかもしれないわけで、備えとしてひとつ持っておくと安心感は強い。
うちのように金魚2匹程度なら、透明ケースにエサを多めに入れれば2週間くらいはオートフィーダーでなんとかなりそうだ。
みんなでオートフィーダーを活用してエサと愛情を注ぎ、世界中の金魚をぷくぷくのむちむちに育てていきましょう。
コメント
犬猫用の自動給餌機は知ってたけど、水槽ペット用もあったのと知らなかった。これはキレイなゲムぼく。…と思ったけど、むちむちアピールでマイナスだったw
魚にむちむちって表現使ってる人初めて見た
自分の家のペットを世界一位とするのはペット飼いあるあるすぎて
むっちりもといほっこりした
久々のゲムぼくアクアリウム担当だ
ファミマは人類をむちむちにし
ゲムぼくは金魚をむちむちにする
お疲れ様です。
旅行時のお子さん達の迷子・荷物紛失防止に用いた道具や、やむを得ず自分が家を離れざるを得ない間の金魚の世話のための道具など、「誰かの命と安全を預かり保証せねばならない“保護者”」としては一切ふざけず真摯に書いてくださる姿勢が本当に好きです
こいつ人間だけじゃなくて金魚までむちむちが好きなのか…
こんなのゲムぼくじゃない!!って思ったけどムチムチと聞いて安心のゲムぼくさんだった
釣り堀出身とは思えないほどツヤツヤだな
水も綺麗そう
色が大分綺麗になってきたなー
金魚ってこんなに成長で変わっていくんだな
世界の全てをムチムチにしようと企むブログ
凄く分かりやすかったんですけど金魚飼ってないので分かっても何の意味もありませんでした
ハチナイ辞めます
実家に金魚いるからこの記事教えてあげようかなって思ったけど
1個前2個前の記事を見られた時のリスクが高すぎる
隙あらば即むちむちにしたがるゲムぼくすき。
あまりむちむちにし過ぎても身体に悪そうな気がするのでほどほどにどうぞ
ゲムぼくアクアリウムは毎回平和なので好き
ヒレが優雅でええやん
奇遇な事に、うちにいるランチュウも世界一可愛いので、同率一位ですね…
こんな便利な商品があるなんて知らなかったんです早速買います。ありがとう
これもう むちむち に取り憑かれてるだろ
昨日の記事見たとき なんでこんな記事が書けるんだ
今日の記事見たとき なんでこんな記事が書けるんだ
なんや一緒やんけ!
以前は食い物みたいな色してたのに今は鑑賞用の色だ
自分以外の命に対しては真面目なの好き
金魚って1~2週間絶食しても余裕で生きてるし
敢えて餌をあげない日を作るアクアリストもいるよ
> 生命に関わる物なので、個人的によく利用するし信頼もしているテトラ社の製品にした
どれだけ性癖のオブラートに包もうが、
こういうところで根の誠実さが隠しきれてないなってなる
ゲムぼくさんも、やらしさとやさしさでむちむちだよね
令和生まれだから平成感っていうのがわかりません><
だいぶ大きくなってきてる
そろそろ水槽大きくした方が良さそう
ひとつくらい金玉を紛れ込ませてるかと探したけどアクアリウム担当は真面目だった
むちむちの実を使いし男
相変わらず動物には優しいな
ウォッチャーオブネイチャーか?
魚類に対してムチムチっていう人初めて見た
ユニコーンとバンシィみたいな色だな
昔の記事の写真と見比べると、金魚たちの色ツヤが良くなってるのが明らかにわかるな
愛情受けて育ってるのが伝わってほんわかする
ドバーッ!
ゲムぼくの動物記事、いつも生き物への真摯さが見えて好き
見出しでオチてる
全生物ムチムチ化計画
いつ見てもでっけー金魚だ
「どうやって客に米をたくさん食わせるかだけいつも考えてる」
って松屋の社長がインタビューで言ってたけど
もしかしてこいつがゲムぼくの中身なんじゃねーの
ゲムぼく。さんちの大っきい金魚ほんとかわいい
しばらくアクアリウム記事更新されてなくて最新記事どんなんだっけと見に来たら、しっかり面倒みてるし金魚もむちむちに育っててほっこりした。次の記事ではおっきい水槽になってたりして。