ナンジャタウンにニャンジャタウンが！かわいすぎるんですけど！？

　東京・池袋にあるサンシャインシティという建物に、ナンジャタウンというバンダイナムコの屋内テーマパークがある。
　存在は以前から知っていたが、いちども行ったことがなかった。いまいち行く気が起きなかった。なぜなら……

娘「ねえパパ、ナンジャタウンいってみようよ～、ゆうえんちなんでしょ？」
ぼく「うーん、そうだなあ。まあ、遊園地っていうかテーマパークなんだけど、なんて言うか……入園料がかかるらしいんだけど、この手の室内テーマパークってたぶん……」
　

出典：https://bandainamco-am.co.jp/tp/namja/

　たぶん、入園料のわりに、そんなでもないんだよな……

　めちゃめちゃ失礼な偏見だが、実際、各種サイトの口コミを見ても評価は割れている。「悪いわけではないけど、値段のわりには……」みたいな声もそこそこある。
　大人が子どもふたりを連れて入ったらそれだけで1,800円かかるので、心理的ハードルはそこそこ高い。サンシャインシティにはお店がたくさんあるので、1,800円あったらほかの遊びができちゃうじゃん、とも思ってしまう。

　なので、行ってみたそうな娘・息子には申し訳ないが、値段相応または値段以上に楽しめるコンテンツがあるかどうかわからないのにお金を使うわけには……

息子「パパ、あれはなに？ ニャンジャタウンってかいてあるやつ」
ぼく「ニャンジャタウン？ なにそれ？」
　

　ウッ、ウワアアアアア！
　猫のふれあいパーク ニャンジャタウン！？
　

　ウワアアアアア！
　

　ヒャアアアアアア！！
　

　アッヒャヒャアアアアア！！

　あっという間にナンジャタウンに入場し、そのなかのニャンジャタウン入場料も払ってしまった。
　ニャンジャタウン入場料は、大人も小学生も同じで1時間あたり1人800円。3人なら2,400円だ。
　ナンジャタウン入場料（1,800円）と合わせると4,200円もかかっているわけで、一般的な猫カフェよりもやや高い。これで元を取ろうと思ったらよほど猫たちがかわいくない限りは
　

　ヒャアアアアアア！
　

　アッヒャアアアア！
　

　アヒャヒャーーー！！
　

　ペロッ！

　な、なんだこれは……一瞬で元が取れてしまった……
　

　時間帯＆数量限定だが猫のおやつを買うことができ、それを持っていると猫たちがすさまじい勢いで寄ってくる。なんて幸せなんだ。
　抱っこは禁止だが、なでるなどの通常のスキンシップは問題なし。

　そして、個人的に特に「いいな」と思ったのは、スペースが広いうえにキレイなこと。
　オフィスビルの1部屋を借りて、という感じではなくテーマパークの中にあり天井も吹き抜けなので、空間に余裕と開放感がある。新しい施設というおかげもあるかもしれないが、清掃がすみずみまで行き届いており清潔感もある。
　さらに、猫たちは適度に休憩しながら交代で出てきているので、かなり元気だし人なつっこい。猫らしく自由気ままに遊んだり寝たりしつつも、「触りたきゃ触ってくれてもかまわないぜ」みたいな感じで接してくれる。ありがとうございます。触らせていただきます。
　

　見てください、この満足そうな寝顔！
　

　寝顔！！
　

　寝顔！！！
　

　1時間があっという間に過ぎてしまい、ニャンジャタウンから退出。
　そのあとはせっかく入場料を払ったので、ナンジャタウンの中をいろいろ見て回った。
　結果的には、有料アトラクションを利用しなくてもタウン内を散歩したり無料イベントに参加したりするだけでも充分楽しかったので、ナンジャタウン本体も意外とよかった。「ナンジャタウン単体だけ目当てに来たら微妙だったかもしれないが、ニャンジャタウン込みで考えたら3人4,200円はぜんぜんアリ。むしろ気持ち的にはお得なくらい」というのが感想。
　なお、1人で行く前提ならナンジャタウン入園料800円+ニャンジャタウン入場料（1時間）800円で、最低1,600円で済む。猫のおやつ（300円）を買うと1,900円。これくらいならそこらへんの猫カフェとたいして変わらないので、かなり気軽に行けそうだ。
　

　ちなみに、バンダイナムコのテーマパークなので、同社の作品のグッズショップなどもいくつかあるぞ。
　個人的に目が留まったのは、アイドルマスター SideMの常設オフィシャルショップ。子どもたちがまるで興味なさそうだったのでやめておいたが、ひとりで来ていたら間違いなく入っていた。
　

　これは、また来よう。あなたも機会があればぜひ。
　

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