白熱の頭脳戦!10円キャッチャー30回で誰がいちばん多く景品を取れるかゲーム!

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 タイトーステーション府中くるる店にやってきた!
 タイトーステーションはほぼ全国に店舗があるが、ここの大きな特徴のひとつは……
 

 以前も紹介したが、10円クレーンゲームがあることだ!
 

 ショベルのようなアームで川を流れるお菓子をすくって、前後に動く台の上に落とすタイプの機械。
 バンダイナムコの『スウィートランド』という機種が有名で、たいていの人がいちどはゲームセンターで見たことがあると思う。
 

ぼく「というわけで、今回はこれを使ってバトルをします!」
娘「イエーイ!」
息子「なにするの?」
ぼく「ひとり300円、つまり30回で誰がいちばん多く景品を取れるかゲームです!」
 

 不正がないよう、Suicaの使用金額はアプリを用いて正確にチェック。
 こういうのはルールを厳格に運用したほうが盛り上がるものだ。
 

 バトルスタート!
 娘と息子が迷子にならないよう目を配りながら、ぼくもいい台を探していく。

 ぼくは一般的なクレーンゲームにはそんなに自信がないが、このスウィートランドに関してはけっこう得意だ。なので、個人的な攻略法をここに書いておく。
 多くの人は、1番のボタンで川からお菓子を多くすくうことがもっとも大事だと考えがちだが、それは必ずしも正しくない。個人的には、「多くすくう」ことよりも「いい位置ですくう」こと、そして2番のボタンで「いい位置に落とす」ことのほうがよほど重要だ。
 けっきょく台に多くお菓子を載せてもそれによって他のお菓子を押し出せないと意味がないので、たとえばショベルアームの奥側でお菓子をすくって台の奥側に落として、それによって奥側から前面に他のお菓子を押し出す、ということを意図的にやるべきなのだ。

 もちろん、いつも都合よく狙い通りにすくって落とせるわけではないが、意識として「数」より「位置」が大事だ、というのを持っておくだけで……
 

 はい来た!
 4回(40円)で12個のお菓子をゲット!
 

 さらに、駄菓子屋などで買うと1個10円のおやつカルパスも……
 

 6回(60円)で16個ゲット!
 160円相当のお菓子を60円で入手できているので、めちゃめちゃ黒字!

 我ながらすごいな、これ。これで食っていこうかな。「職業:スウィートランドお菓子ゲッター」ってクレジットカード審査通るのかな。通らないだろうな。やめよう。
 

 その後も順調にゲットを重ねていく。
 平均すると明らかに1回2個以上は取れているので、30回(300円)で60個は取れているだろう。これは勝った。

 まあ、娘・息子には申し訳ないが、これは勝負だ。手加減するほうが失礼だ。
 こうやって何事にも本気で挑む姿を見せることで、彼らの成長にもつながればいいな、と思う。
 

 さあ、3人全員が300円を使い切った!
 それぞれの景品数を数えていくぞ!

息子「ねえ、パパ」
ぼく「なに?」
息子「これって、けいひんのかずがおおいひとがかち?」
ぼく「そうだね、1個でも多い人が勝ちだね」
 

息子「その、パパがとったカプセルは、それで1こだよね?」
ぼく「えっ? うーん、ガムが3つ入ってるから3カウントでもいい気もするけど……いや、でもまあそうか。1個のカプセルって解釈したら、1個だもんな。これで1個ってことにしよう」
息子「おおきくてもちいさくても、1こは1こ?」
ぼく「まあ、そういうことになるね」

 すごいな、息子。けっこう厳密にルールを確認してくるんだな。まあ、たしかに気になるっちゃ気になる部分なのかもしれないが。

 さて、3人それぞれ自分のゲット数を数え終わったので、それを発表していく。

娘「47こ!
ぼく「アッハッハ、70個だ!
娘「えー! パパ、やば! 300えんで70こも!?」
ぼく「フフフ、まあ得意だからね。勝つつもりで本気でやったから」
息子「145こ

 !?
 な、なんだって!?

息子「145こ

 145個!? ありえないだろ!
 数え間違いか、さもなくば不正か……!? いや、しかし、残高はアプリで確認したから、使用金額はおかしくないはず……

息子「おおきくてもちいさくても、1こだよね
 

 !?

 こっ、これは……レゴブロックのパーツ!?
 バカな!? 前回すみずみまで確認したが、あの店舗にそんな台は……
 

息子「まえにきたときはなかったけど、きょうは、レゴのやつがふえてた。これならいっぱいとれそうっておもって、やってみたら、とれた」

 ぐっ……! ぐうっ……!
 前はなかったのだから今回もない、という思い込み……! 自分の得意だけをやっていれば勝てよう、という慢心……!
 ゆえに起きる視野狭窄……! 活路を自ら塞ぐ愚行……待つのは破滅……!!

 思わず福本伸行になってしまった。カイジじゃん。息子、完全にカイジじゃん。
 数える前にわざわざ細かいルールを確認しに来たのは、気になったからではなくて、言質を取ることでこちらの退路を断つためだった。
 やってることが完全にカイジじゃん。ぼくが利根川になっちゃってるじゃん。本当にこれが小学校低学年のやり口か? ぼくの知らない間にエスポワール号に乗ってきたんじゃないか?
 

 というわけで、優勝は息子の145個。2位のぼく(70個)にダブルスコアの大差をつけての圧勝となった。
 楽しかったので、みなさんもぜひ機会があれば家族や友人とやってみてください。ライバルにルールの穴を突かれないよう気をつけろ。
 

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    昨日まで、ラストオリジンで発狂していた人物と同一人物とは思えない家族愛に溢れた記事(褒めてます)

  2. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく育児担当記事、ほのぼのしてて良かった

  3. 名無しのゲーマー より:

    小一にして勝利への執念やべーな

  4. 名無しのゲーマー より:

    そのうちこのブログを読めるくらい大きくなった息子と娘が語彙と知能を失ってラスオリに狂喜する記事を読んだ時の反応が楽しみです

  5. 名無しのゲーマー より:

    次回はゲムぼくさんの焼き土下座って事ですね?

  6. 名無しのゲーマー より:

    数より位置ってアドバイスは普通に参考になる
    やってみたくなった

  7. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくさんの小さいチンチンから産まれてきたのに大物の風格が凄い

  8. 名無しのゲーマー より:

    いいなあ〜
    田舎だとそもそもゲーセン自体どんどん潰れてますよ

  9. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくさんのIQ担当部分だけ受け継いだ光の息子として育ちますように

  10. 名無しのゲーマー より:

    保有資産的にはゲムぼくがまずエスポワールに乗るべきなんだよなぁ

  11. 名無しのゲーマー より:

    なんだこのお父さん…本当にゲムぼく。の人なのか…?
    ふとももごんぶとペンギンに奇声あげている人なのか?
    いや、そんなはずはない。ではこのお父さんは誰なんだ!

  12. 名無しのゲーマー より:

    娘さんもIQ担当部分を引き継いでる感じがあるので、ゲムぼくのエロ担当はここで末代か

  13. 名無しのゲーマー より:

    息子さんにはライバルとして認識されてるのだろうか
    下に見られてる可能性すらあるのでは

  14. 名無しのゲーマー より:

    こいついっつも息子に負けてんな

  15. 名無しのゲーマー より:

    むちむちとパンにIQ吸われてる状態で無垢な子供に敵う筈がない

  16. 名無しのゲーマー より:

    娘さんと息子さんのどっちが将来ラスオリやってるときのゲムぼくみたいな狂った人格を発現させるの?

  17. 名無しのゲーマー より:

    カイジ…絶対値385~1000万
    ゲムぼく…絶対値4000万超

  18. 名無しのゲーマー より:

    げむぼくさんも考察とか計算とかしてる時はメチャクチャIQ高そうだし頭の良いところを受け継いだんだろうな
    父親を反面教師にしてせっかくのIQをピュッピュッしなければ大物になりそう

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