ポケモンセンターに買い物に行ったときのこと。
お店を出て、子どもたちが「ガチャガチャしたい!」と言うので、まあ1回くらいならいいか、と娘と息子にそれぞれ300円を渡したのだが……
「あっ、なにこれ!? これやってみたい!」
いや、どこに行ってるんだ? そっちはガチャガチャコーナーでは……
メダル製造機!?
チョイスが渋くない!?
関連記事:なつかしの記念メダル販売機&刻印機。
だって、メダル製造機って、これでしょ? 昔の観光地に置いてあったやつでしょ? とても子どもがほしがるようなやつでは……
いや、よく考えたら、ぼくも子どものころ好きだったな、こういうの……メダルのデザインそのものはどうでもよかったけど、その場でメダルが刻印されるっていうのに謎の憧れを抱いてたな……
筐体デザインはアローラバージョンとガラルバージョンがあった。
料金はどちらも200円だが、選べる絵柄が違う。
娘「パパ、これって、どうやってあそぶの?」
ぼく「遊ぶっていうか、メダルの自販機だね。200円を入れて、A・B・Cの好きな絵柄を選んだら、そこにガラス越しに見えてるマシーンでメダルをその場で作ってくれるんだと思うよ」
息子「えっ!? おしてからそのばでつくってくれるの!?」
娘「ここだけのメダルができちゃうってこと!?」
リアクションが模範的すぎるだろ。テレビショッピングか。
ガチャガチャをやりたいと言っていたはずが、迷わず200円を入れてメダル刻印の様子を食い入るように見つめる娘と息子。無地の銅板がプレスされていく一部始終が見える。
単純に楽しそうだし、あとは勉強にもなりそうでいいな、こういうの。メダルってこうやってできるんだ、みたいな。
できあがるまでの時間は、10秒程度。けっこうあっという間だ。
なるほど、こういう楕円形のメダルが出てくるのか。『メダリーフ』っていう筐体名だったけど、それは葉っぱみたいな形だからかな。この手の形は別名スーベニアメダルとも言うらしい。
キラキラしていて、かなりキレイだ。まあ、これはあくまで見本だから、実際はもうちょっとショボいのかもしれないが……
娘「わー、パパ! でてきたよ~」
めっちゃめちゃキレイじゃねーか!!
ガラル御三家がこんなにクッキリ! ピッカピカのツヤッツヤ!
息子「こっちもできた~」
お、こっちはリザードン! 大きく描かれていて迫力がスゴい!
えっ、いいな、これ……ぼくもほしくなってきたな……
っていうか、ぼくも子どものときこういうのほしかったな……銀閣寺とかじゃなくてポケモンのメダル作りたかったな……いや、銀閣寺は銀閣寺でもちろんすばらしいのだが……
そして、完成品のメダリーフを手にした娘と息子は「これ、とりだしたとき、ちょっとあつかった」「メダルをつくるときって、あつくなるのかな」「じゃあ、100えんだまとかも、そうなのかな」などと、めちゃめちゃいい気づきを語り合っていた。やっぱり勉強になるな、これ。っていうか天才だな、ふたりとも。
ちなみに、この『メダリーフ』という機械は、タイトーが製造・販売するアーケードメダルマシーン。
おもに観光地やテーマパークなどで稼働しており、オリジナルデザインの刻印を設定できるのがウリのようだ。もちろん、娘と息子がやったのはポケモンセンター限定デザイン、ということになる。
ポケモンセンターならどこでもあるというわけではなくけっこうレアみたいなので、見かけたらぜひやってみてください。200円でこれは安いぞ。
コメント
これはテレビショッピングの申し子
ドスケベ記事の直後の温度差よ
アメリカで実際の1セント硬貨を入れて引き伸ばして刻印してくれるやつがあったけど、日本だと法律に引っかかるからやれなさそう。
でもこういうのって場所取らないし記念品にいいよね。
採算採れるのかこれ……?
っていうポケモングッズよく見る気がする
これならコンプしてもお金そんなかからなさそうだし飾りやすいな
子供ってメダル好きよな
大人も好きかもだけど
各ポケセンで限定メダルとか売ってるからそれ目当てに巡ってみるのもアリですよ。横浜、渋谷、東京、池袋ポケセンメダル集めの旅みたいな。
ディズニーリゾートだと昔から(今でも)あって、そこ特有なのかと思ってた
タイトーが出してたのかあ
アメリカのディズニーにもこのタイプの奴が大量にあって、しかも各台でデザインが違うという凝りっぷりだったなぁ