サイゼリヤのまちがいさがし本、名著すぎる。

スポンサーリンク

 2年前にいちど紹介した、サイゼリヤの間違い探し難しすぎ問題。
 「来店ありがとう!料理が出てくるまでこれで楽しんでね!ちなみに間違いは10個あって、大人が3~4人がかりでも見つけきれるかどうかの難度だよ!」的な間違い探しを、料理が出てくるのがわりと早いサイゼリヤでやらされるという地獄のミッションである。そこらのゲームのタイムアタックよりよほど難しい。

 まあ、イヤならやらなければいいだけの話なのだが、ついやっちゃうじゃないですか。子どもがやりだして、「パパ~、ふたつしかみつからないよ~」とか言ってきたら、よっしゃいいところ見せたろうってなるじゃないですか。でもけっきょくひとつも見つけられなくて威厳を失うんですけど。
 

 そんなサイゼリヤの激ムズ間違い探しが、いつのまにか本になっていた!
 

 その名も、「サイゼリヤのまちがいさがし」!
 そのまんま!覚えやすい!

 表紙自体がさっそく表と裏で間違い探しになっていて、それがいきなり高難度。
 「あら、かわいい絵柄ね。子どもに買ってあげようかしら。ちょっとためしに表紙の問題を私が……」みたいに本屋で手に取ったお母さんを容赦なくぶち殺す姿勢を見せつけてくる。
 さすがサイゼリヤ。この本を売る気があるのかないのか。
 

 そしてなかには、過去にサイゼリヤ店内で展開されてきた間違い探しが8問も完全収録されている!(1問につき間違いは10個)
 「表と裏でまちがいが10コあるよ」とあるがそもそもそれを言っているヤツの口元がじつは微妙に違うみたいな気が狂った間違いに、この本があればいつでもどこでも挑める!

 8問「も」と書いたのは、超高難度であるがゆえに、1問だけでそうとう時間と精神力をえぐり取られるからである。
 「8問なんて、1問5分として、40分もあれば終わってしまうのでは?」と思っている人は甘い。サイゼリヤ定番のイタリアンプリン(249円)より甘い。ヘタしたら40時間かかる人がいてもおかしくないんだぞ。

 なお、巻末にはこたえも載っているので、どうしてもわからないときがあっても安心。
 しかし、あまりにも難度が高いので、「こたえはココだよ」と示されたうえでも「えっ、どこが違うの……?」とわからないこともしばしば。
 さすがサイゼリヤ。どこまでも容赦がない。料理の価格は優しいが、間違い探しの難度には殺意しかこもっていない。
 

 さらに、この本ならではのオリジナル問題も3つ収録!
 つまり、全11問の大ボリューム!やったね!
 そうなるともう、完全クリアまでの所要時間でいえばドラクエやFFにも匹敵する超大作だ。しかし価格は税別599円。安すぎない?料理でも本でも、サイゼリヤの値付け感覚おかしくない?
 

 2018年7月発売の本をいまさら激アツな感じで紹介してしまったが、ぼくは最近知ったんだからしょうがない。
 こんな名著を出しているのに積極的に宣伝してくれないサイゼリヤが悪いんだ。第2弾も早く出せ。

 親子で遊ぶもよし、大人が必死こいてやるもよし。
 あとは、サイズ的に大きくなくて長く遊べるので、家族旅行のおともにもいいと思う。子どもが退屈しがちな飛行機内なんかで役立ちそうだ。

 第2弾も出てほしいので、みなさんもぜひ買ってみてほしい。っていうか買え。すぐ買え。

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    やさしいチュートリアル係が実はラスボスとか嫌すぎる

  2. 名無しのゲーマー より:

    おいおいwサイゼリアとかいってた馬鹿はどこのどいつだぁ?

    俺だ………

  3. 名無しのゲーマー より:

    パッと、サイゼリヤ〜♪

  4. 名無しのゲーマー より:

    家庭用ゲーム1本ぐらいのプレイ時間で599円は安いな!

  5. 名無しのゲーマー より:

    599円でこのボリューム
    心なしかパルマ風スパゲッティ(399円)が高く感じる(金銭感覚の麻痺

  6. 名無しのゲーマー より:

    現代の画像認識技術やAIはサイゼリヤの間違い探しをクリアできるんだろうか?
    もしできるなら、人間が支配される時代はすぐそこだ!

  7. 名無しのゲーマー より:

    タモリ倶楽部でネタにされてましたね。
    ハハッ、まさかそんなとバカにしてたら、ガチの難易度で笑・・・えなかったですわ・・・

タイトルとURLをコピーしました