【前回】
自家製血統で三冠馬!Race06『丙丁つけがたし』[ダービースタリオン2]


第2世代の繁殖牝馬の座を賭けた直接対決は、姉にあたるディーエヌエーが勝利。
能力評価の印だけを見るとセイギのほうがよさそうに見えるが、実戦での予想印や走りを見ていると、たしかにディーエヌエーのほうが手応えがある。この肌感覚を信じよう。
これをもって、第2世代の馬たちはすべて引退。繁殖牝馬となるディーエヌエーだけを残す。
この企画では、とにかく早めに世代交代に動くことが大事。理由はもちろん、第1世代のときのように牝馬がなかなか産まれないリスクをつねに想定し、繁殖牝馬の出産回数を増やすため。
ディーエヌエーは晩成馬で現役が長かったため、もう6歳。急いで産まなければ!

ここでディーエヌエーに種付けしていくのは、当初の計画通りエピファネイア。
能力底上げ効果があると思われる『凝った配合』と『ニックス』がダブルで成立し、エピファネイア自身の能力も高め。さらに、距離適正もクラシック向きの1800-2600m、成長タイプもクラシック向きの持続。文句なし。

ちなみに、自家製種牡馬であるユーレイも種付けに使えるのだが、ディーエヌエーと父・母がまったく同じ全兄なので、もし種付けでもさせた日には、

“5代目までの生じたクロス 合計131.25%”
クロス割合100%超えという、法律以外のすべてに触れそうなインブリードになってしまう。
むしろ法律が許しているのが怖い。法律が許してくれているうちに1回やってみたさすらある。
さあ、エピファネイアを種付けし、無事に受胎して1年後……

今回は、初出産でいきなり女の子!
とりあえず末代ゲームオーバーの危機を回避! やったぜ! これも2億円かけてオカルト願掛け像を建立したおかげだな!

その翌年は男の子だったが、もう牝馬を確保できているので、おおらかな気持ちで迎えられる。
そしてここで、牡馬が産まれることにも長い目で見ると大きなメリットがあることに気づいた。

それは、「生まれてくる仔馬が牝馬になりやすい」効果があると言われる施設『牝地蔵』。
これの建設条件が「牡馬を30頭生産」することなのだ。これを早めに建てるためには、むしろ牡馬に適度に産まれてもらったほうがいいくらい!
牡馬よ、どんどん産まれろ! そして牝地蔵を建てさせろ! この牧場、オカルト願掛け像の施設ばかり充実していく!

月日が経ち、第3世代の1頭目となる牝馬の入厩時期が来た。
ケットバシタモウフと名付けられた、期待の女の子。その能力評価は……

か、かなり高い!
ほとんどに○以上がつき、特に主要な能力であるスピード・スタミナ・パワーはすべて最高評価の◎! 距離適正や芝適性、成長タイプもほぼ完璧!
重馬場のところについている「◉」の意味がよくわかっていないのだが、とりあえず悪い意味ではなさそう。

ここは……まだ第三世代だが、狙ってみるしかないんじゃないか!? 三冠馬を!
入厩スタッフのすすめに従い、クラシック制覇をめざしてくれやすい河合厩舎に入れる。
ちなみに、入厩スタッフは月10万円で雇った。おすすめの厩舎をこうやって教えてくれる。お金にちょっと余裕ができたので、雇用を拡大していくことにした。地元経済に貢献していこう。

入厩は7月だったが、じっくり調整してデビュー戦は11月の京都となった。
はたして……

ウオオオオオ!
こ、これはすごい! 予想印は「◎◎◎◎◉」で、ひとつだけ◉があるが、ほぼ完璧な予想印! なにより、あのルメールが騎乗してくれている!
ルメールとは、現実の競馬がある程度わかる人なら誰でも知っている、文句なしの現役最強ジョッキー。「馬券は馬を見ずにルメールの名前だけで買うのがいちばん当たる」と大真面目に言う競馬ファンも少なくないほど。それくらいすごい騎手。
そのルメールが騎乗依頼を引き受けてくれるほどの馬ということは……

当然、強い!

デビュー戦は、2着に7馬身差をつけて圧勝!

その後、白菊賞も勝ち、2歳最強馬を決めるホープフルステークスに駒を進めた。
牝馬限定の阪神JFではなく、あえて牡馬ひしめくホープフルSに出すあたり、さすが河合調教師! 牡馬クラシック三冠が目標であることをわかってくれている!
この最強馬ケットバシタモウフをもってすれば、ホープフルステークスも余裕で……

……
……うーん?
2枠3番ケットバシタモウフは、ルメールが乗ってくれているが、「△・△△△」でやや微妙な予想印。◎はすべてコントレイルに持っていかれている。
この予想印でも充分すごいというのは大前提だが、「思ったより印がついてない」というのが正直な感想。あんなに能力評価は高いのに……? スピード・スタミナ・パワーぜんぶ最高の◎なのに……? まあ、◎にもブレがあるということか……

レースでは好走してくれたが、いかんせん周りが強すぎた。
逃げ作戦を取ったが、斜め後ろからコントレイルにプレッシャーをかけられ続け、スタミナを削られ、最後の直線で失速してしまった。

3歳になり、牡馬クラシックひとつめの皐月賞に出走!
ここでも立ちはだかるのは、コントレイル、さらにロブチェン。

かなりがんばって3着となった……が、牡馬クラシックの壁は厚い。
コントレイルとスタミナを削り合っているうちに、ロブチェンに持っていかれてしまった。

日本ダービーも、やはりコントレイルが壁となり……

5着に終わってしまった。
いや、日本ダービー5着はとんでもなくすごいし、5着でも多額の賞金がもらえるのでありがたいのだが、正直「ここまで能力評価が高くて適性バッチリの馬でも、こんなに届かないのか」という衝撃が大きい。
コントレイルといえば、言わずと知れた現実での牡馬三冠馬。日本の競馬史を代表する名馬の一頭。勝てないのはわかるが、予想印すら毎回こんなに差が開くとは……
本作を触り始めるとき、内心「まあ、最近の時代に合わせて、ゲーム難度はだいぶ抑えてあるんじゃないかな?」と予想していたのだが、そうでもなさそうだ。少なくとも牡馬クラシック三冠は茨の道だ。

その後、ケットバシタモウフは、距離適性の関係もあって菊花賞は見送り、エリザベス女王杯に出走。
ここでは……

いけそう! 牝馬限定なので、当然ながらコントレイル不在!
現実のGI馬であるホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、ヴィブロスなどがいるが、それらを上回っての一番人気!

順調に先頭集団をキープし、最後の直線で頭ひとつ抜け出して……

そのまま勝利!

強く美しき女王、誕生! その名はケットバシタモウフ!
マヨナカファームとして2つ目のGI勝利であり、国際GIとしては初勝利!

牝馬戦では敵なし。もし牝馬クラシック三冠に出走していたら、いくつか取れていたかもしれない。それくらい強い。
さすが能力評価が◎だらけのことはある。最高評価をほしいままに……
……
…………

いや、待てよ……本当に◎が最高評価なのか……?
この「◉」、なんとなくスルーしてたけど、◎だらけでもコントレイルにぜんぜん及ばなかったことを考えると、これって、もしかして……

もしかすると……
……
“本命と予想した中で最も自信がある場合に◎の内側の円を黒く塗り潰した印(形から「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれることがある)をつけている予想紙もある。”
出典:予想紙 – Wikipedia
グエエエエエエエエ!
一部予想紙が使っている印らしいが、◎が最高評価じゃなかった! その上が◉だった! 上には上がいる! A級の上にS級があった!

事実、ケットバシタモウフの1個下の全弟カイジュウノユメは、スタミナが◉だった。主要ステータスのスピード・スタミナ・パワーも◎が最高ではないことが確定してしまった。
そりゃコントレイルに歯が立たないわけだ。牡馬三冠、思った以上に茨の道……!
























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