関連記事→iOS『千年戦争アイギスA』の通信量を調査する。 (旧UI時代の調査)
2016年9月、ついにiOS版の『千年戦争アイギスA』にも新UIが実装された。
旧UI時代に行った調査では、ふつうにカリスマ・スタミナが尽きるまでプレイするだけなら通信量はたった1MB程度という驚異的な通信量の少なさを誇ったアイギス。ユーザーにとてもやさしい仕様だった。
はたして、グラフィックのクオリティ向上などが果たされた新UIでも、その通信量の少なさは健在なのか?
さっそく手持ちのiPhone5Sで調べてみた。
計測には前回同様、『通信量チェッカー』というアプリを使う。
これをアイギスのプレイ開始直前にインストールして、トータル通信量0の状態から計測していく。
また、メールの自動受信設定などは一時的にオフにしておき、アイギス以外での通信が発生しないようにしておく。
で、ログイン後、「ベース召喚1回→曜日ミッション『聖霊救出 極級』を3回→ストーリーミッション『魔界の洗礼』を委任出撃で2回→ユニット合成を数回→ログアウト(ゲーム終了)」という操作を行った。わりと一般的と思われるカリスタ消化メニューだ。
旧UIでは、これで通信量が1MBだったのだが、新UIでは……
4MB!増えてる!そこそこ通信しちゃってる!!
うーん、これは残念。格安SIMで通信制限が厳しい人などにとっては、悲しいニュースになりそうだ。
ただ、これ、くわしく調べてみると明確な原因がひとつあった。
じつは、単純にミッションをこなすだけなら、新UI版の通信量は旧UI版と変わらない。
新UIでの通信量が増えてしまっている原因は、基本的にたったひとつ。
「ユニットの立ち絵(全身画像)のダウンロード」なのだ。
トップメニューでの副官表示や、ユニット確認画面、合成画面などで表示される、ユニットの立ち絵。
これ、じつは初めて見るときに約1MB~3MBの画像をダウンロードして表示する仕様になっている。画像のファイルサイズはユニットによって異なるが、傾向として最近実装されたユニットはサイズが大きい(=高画質)ことが多いようだ。
初めてそのユニットの立ち絵を見るとき、つまりダウンロードが発生しているときには、明らかに立ち絵が表示されるまでの時間が長い(数秒かかる)のですぐにわかる。
この仕様のポイントは、いちどダウンロードした立ち絵は端末内に保存されるので、次回からは、そのユニットの立ち絵表示には通信は発生しない、ということ。
なので、外出先などでの通信量を節約するために、よく使う主力ユニットについては家の中でのWi-Fi接続中にいちどユニット確認画面を表示させて、あらかじめ立ち絵のダウンロードを済ませておく、という方法を強く推奨したい。
これさえやっておけば、実質的に旧UI時代と変わらない快適な通信量の少なさを享受できる。
▲立ち絵ダウンロード前の『アイギスA』のストレージ使用量
▲主力ユニット約20人の立ち絵をダウンロードしたあとのストレージ使用量
このように、 立ち絵のダウンロードが行われると、そのぶん『アイギスA』のアプリ容量そのものもだんだん増えていく。いつもiPhoneのストレージ容量がカツカツだ、という人は気をつけよう。
立ち絵の問題さえ解消すれば、あいかわらず、数あるスマホゲームのなかでも抜群に通信量が少ないゲームである『アイギス』。
新UIの仕様を理解して、快適に遊んでいこう。
コメント
検証お疲れ様です!
ゴーストトリック面白いですよね(小声
これはホモブログにしては大変有能な記事
立ち絵グラが高画質になったのは良いけどそれが足引っ張ってるんですねぇ
まあ全ユニの画像最初から入れてたらアプリサイズ1GB超えそうだししょうがないんでしょうけど