出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E9%A0%88%E8%B3%80%E7%B7%9A
ぼくはJR横須賀線ユーザーである。
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運行エリアの多くが超メジャーな東海道線と被ることもあり、なんとなく地味な横須賀線。東京駅から出ているのに、そこはかとなくローカル線の香り漂う横須賀線。
今回は、そんな愛すべき横須賀線の全19駅(東京~久里浜)の特徴をひとことずつ、利用者だからこそわかるリアルな目線で紹介していく。
2分でわかる!JR横須賀線 全駅ひとこと解説
東京
他のJR路線から隔離され、はるか遠く、空気が汚く電波も弱い地下深くにホームを置かれるというイジメを受けている。
新橋
東京駅以上に露骨に他路線から嫌われ、光ひとつ差し込まぬ地底に埋葬されている。初めての人はまず見つけられない。
品川
なんと隔離されず、他路線と同列の地上にホームが。差別から解放され、横須賀線ユーザーはここで初めて人権を得る。
西大井
誰も乗らないし誰も降りない謎の駅。朝の通勤ラッシュ時、「こんなとこ止まってねぇで早く品川行けよ」と全乗客が一斉に奏でる舌打ちは横須賀線名物。
武蔵小杉
話題のおしゃれエリアだが、じつは本当におしゃれなのは東急武蔵小杉駅の周辺だけであり、そこからかなり離れた横須賀線に乗ってくる人たちはみんな目が死んでる。
新川崎
なにもない。駅前にスシローができたことしか自慢がないくらいなにもない。かわいそう。
横浜
大正義横浜駅。横須賀線のエース。しかしここでも、利用客の多い京浜東北線・横浜線からいちばん遠くにホームを置かれるという乗り換えイジメを受けている。
保土ケ谷
東海道の宿場町だったという過去の微妙な栄光にすがり続ける悲しき駅。新川崎といい保土ケ谷といい、エースの両隣が異常に貧弱なのが横須賀線の特徴。
東戸塚
西武グループの植民地。駅は大きくないのにやたらと人口が多いせいで、遅延や運休が起きると阿鼻叫喚の地獄絵図が見られる。
戸塚
横須賀線の中継ぎエース。多くの路線を備える交通網と駅周辺のクソ狭い道とホームにあふれる鳥の糞が魅力。
大船
横浜市と鎌倉市の境目にある駅。そこそこの規模とそこそこの便利さとそこそこの治安の悪さを併せ持つそこそこ駅。
北鎌倉
ここから急激にローカル色が強まる。緑あふれるのどかな駅。『TARI TARI』の紗羽の実家があることが唯一の自慢。
鎌倉
横須賀線の抑えのエース。おもに観光の起点と鎌倉コロッケ買い占めのために存在する駅。
逗子
メジャーな鎌倉駅を過ぎてしまい、ここからは魔境と化す。逗子が終点の電車が多いのでみんな名前だけは知っている。
東逗子
「とんず」と呼ぶと通ぶれるが通ぶれたところで何のメリットもない駅。食糧事情が厳しく、数年前に駅前のマルエツが閉店したときには多くの死者が出た。
田浦
横須賀線全駅の中でもっとも利用客数の少ない幻の地。ここで乗り降りする人を見かけたら3日以内に幸福が訪れるか死ぬと言われている。
横須賀
名前的な意味では横須賀線を代表する駅だが、観光用の駅としては利便性で京急横須賀中央駅にだいぶ劣る残念な駅。3日に1回くらい屈強な米兵が海軍カレーを食べながら乗車してくる。
衣笠
繁華街に近いため、横須賀市内では最強のJR駅。「2軍では4番打者」みたいな話だが。
久里浜
終点なのになぜか先に線路が続いている不思議な駅。じつは魔法学校に繋がっている。県外の人からは「九十九里浜となんか関係あんの?」と思われている。
もしも横須賀線に乗ることがあったなら、ぜひそれぞれの駅が抱える闇を楽しんでいってほしい。
コメント
東京エリア:成田エクスプレスが大正義だから仕方ない。
新川崎:むしろ横須賀線の存在意義だと思ってた。
武蔵小杉:無理やりくっつけんな。
横浜周辺:東海道線いこ?
横須賀エリア:京急と仲良くしてください。
東逗子住民だけどだいたい合ってる
武蔵小杉の駅名詐欺は日本でも有数のレベルですね
あれは東急と同じ駅を名乗ってはいけない
これで知ったかぶれます
参考になった
田浦の魔境感ヤバい
毎日乗ってても存在を忘れてる
西大井:もともとはもう少し南、環七と国道1号付近に「馬込」駅を作る予定だったが
品川区が「馬込にはもう浅草線(地下鉄)があるだろ!ずるい!」というゴリ押しであんな中途半端な位置に駅ができた
学生時代は北鎌倉まで利用してましたがその先は魔境なんですなー
非常に面白い。
鋭い洞察力。