
札幌旅行、2日目。
天気は晴れ、気温は20度少々。東京や大阪より3~4度低い。湿度も明らかに低く、過ごしやすい。

とはいえ、きょうはあちこちに行くつもりなので、体力は温存しておいたほうがよい。
ホテルからタクシーで移動しよう。ひとり旅だったらバスでも徒歩でもなんでもいいが、小学生の子どもふたりを連れているので、移動に体力は使いたくない。

着いた! 札幌を代表する動物園、円山(まるやま)動物園!
北海道は釧路市動物園や旭山動物園も有名だが、札幌旅行となればここ!
札幌駅からタクシーで15分、料金は2,200円だった。
アクセスがかなりよい。都市の中心駅から車で15分は、日本でも有数の行きやすさだろう。宮城の八木山動物公園や大阪の天王寺動物園に匹敵する。
ぼくは動物園が好きなので、札幌旅行を決めたときに迷わず行き先のひとつにしたが、そういう人でなくてもこのアクセスなら行き先としてよさそう。

さらに、安い! 大人800円で中学生以下無料なので、大人1人+小学生2人なら合計800円!
よって、

入場早々にソフトクリームを食べても実質ノーコスト!
どこでもソフトクリームが売っているのは北海道ならでは! そして、北海道のソフトクリームはツヤ感があって、大きい! おいしい!

そして、「北海道ならでは」「ツヤがよい」「大きい」は、ソフトクリームだけではない。
円山動物園の動物たちにも同じことが言える。
たとえば、「北海道ならでは」ということでは……

おっ、あれは……?

シマフクロウだ! 初めて見た!
日本国内では北海道と北方領土にしか生息しておらず、動物園でも北海道以外ではめったに見られない。
フクロウのなかでもひときわもふもふ感が強い。寒さに耐えるためだろうか。

もふもふ……かわいい……
猛禽類とは思えない……もふ禽類……

これは……オオワシだ!

名前の通り大きくて、翼を広げると幅が2mほどにもなるらしい。
オオワシはわりと全国の動物園で見られるが、野生では北海道を中心とする北日本だけにいて、円山動物園にいるのも野生保護個体が多い。
動物園は貴重な野生動物の保護・繁殖も重要な役割だが、円山動物園はオオワシのそれに大きく貢献している。すばらしい。

おっ、エゾユキウサギもいるのか!
これは名前から北海道の固有種だということがわかりやすい。ユキウサギの亜種。

……
いないが……?

あっ、いた! ブロックの下に隠れて日陰で休んでいる! 後ろ姿がかわいい!
おそらく、暑さが苦手なのだろう。冬ならピョンピョン飛び跳ねているかもしれない。

おっ、エゾタヌキもいるんだ! ホンドタヌキは見たことがあるが、エゾタヌキは初めてだ!
夜行性であり、日中は危険を避けるために日陰や穴の中で過ごすらしい。野生の知恵だ。

……

日なたの地べたで寝てる! 完全に野生を失っている!
でも幸せそうだからいいか! お昼寝は大切!

出典:https://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/index.html
これが……円山動物園!
いままで全国の動物園にそれなりに行ったつもりだが、見たことのない北海道ならではの動物がたくさん!
そして、次に注目すべきは、「ツヤのよさ」。

おそらく、土地の広さ、日当たりのよさ、快適な気候、水の美しさなど、さまざまな好条件がそろった結果なのだろうが、

円山動物園の動物たちはみんなツヤツヤ!
ボサボサになりがちなサルもこの通り! 櫛を通したかのようにサラサラツヤツヤ!

エゾシカもこんなに毛並みがよい!
背中が絨毯のよう! 指で毛の向きを変えて絵を描く絨毯アートが作れそう!

アムールトラも、

大型動物とは思えない、イエネコのごとき美しき毛並み!

ユキヒョウなんて、

自らの毛並みにうっとりして寝入ってしまうほど!

これは……ウマだ!
正確には、シェトランドポニー。馬としては身体は小さいが、力がとても強く、性格はおだやか。
そしてなんと、シェトランドポニーはおさわり可! 頭部はダメだが、背中は触ってよい!

ハァ~ン! ツヤツヤ!
見てわかるツヤツヤ、触ってもっとわかるツヤツヤ! 撫でた指先までツヤツヤになっている気がする! 馬油がよいと言われる理由がわかる!

ウマといえば、シマウマもいるぞ!

なんだこれ!?
ツヤツヤすぎてCGみたいに見えるが!? 急にUnityかUnreal Engineのロゴが出てきても驚かないが!?
そして、最後に「大きさ」。
円山動物園はそもそも飼育スペースが大きいのだが、それに応えるかのように、動物たちも大きい!

出た!
大きい動物といえば、ゾウ! アジアゾウだ!

あら~! 大迫力のスキンシップ!
身体だけじゃなく愛も大きい! 北の大地は愛の大地!

水遊び、あるいは泥遊びをした直後なのか、身体の上下で色が違っている個体がいる。
見た感じ、右の2頭は親子だろうか。子どもの遊びに付き合ってあげて汚れた親に見える。やっぱり愛が大きい。
我々もこうあるべきだ。ゾウも人間も身体と愛は大きいほどよい。まずはぼくとあなたで愛し合おう。

これは……ゴマフアザラシ!
見よ! この華麗なターンから惜しげもなく披露される、

巨大なまんまるボディ!
さすが「海のドスケベ抱き枕」と呼ばれているだけのことはある。呼んでいるのはぼくである。

さらに、もともと大きいのに、

ずっと食べ続けてもっと大きくなろうとするアルダブラゾウガメや、

頭からしっぽまでぜんぶ太くて二の腕と太もももむちむちなサイイグアナが、

さらなるむちむちビッグボディになろうとする食事シーンまで!
すごい! さすが北海道という大きな土地に住む動物たち、当然のごとく自らも大きくなろうとしている! 「金魚は水槽に合わせて大きくなる」理論だ!

そして、北の大地が似合う大きな動物といえば……

やっぱりホッキョクグマだよな!

ウオオオオオオオオ!
で、でかい! なんだこの豊満すぎるシルエットは! ヒップ300cmくらいあるんじゃないか!?
「毛がふさふさだからそう見える」みたいな次元ではなく、骨格からしてモノが違うことが伝わってくる! 文字通り「格」が違う!

ああ~! 声もおっきいねぇ!

なんてことだ! 首、手首足首、指の先に至るまで、すべての部位がぶっとい! あまりにも魅力的なボディ!
生物学では「アレンの法則」といって、寒い気候に適した動物ほど手足や耳などが短くなり、相対的に太くなりやすいという傾向があるのだが、ホッキョクグマはそれをもっとも端的に理解しやすい動物である。
人間ももっと寒いところに生まれるべきだった。太くてかわいいホッキョクニンゲンの誕生が待たれる。

ということで、「北海道ならでは」「ツヤがよい」「大きい」が盛りだくさんの円山動物園だが、中にはなんと、この3要素すべてを持った完璧な動物もいる。
それは、現在は空調機器の都合により、カバ・ライオン館にて飼育されている……

ペンギン!!

この世でいちばんかわいいパーフェクトアニマル、ペンギンだ!!

この水陸両方に適応した美しい羽毛のツヤツヤ感に、

この体脂肪たっぷりの大きなお腹!
その体脂肪率はなんと30~50%ほどもあると言われる!

「ツヤのよさ」と「大きさ」を併せ持った動物、ペンギン。
円山動物園で飼育されているのはフンボルトペンギンで、これは日本で飼育されているペンギンの半分以上を占めるメジャーな種。
「じゃあ、ツヤと大きさはともかくとしても、『北海道ならでは』ではないのでは?」と思った人もいるだろうが、なんと、驚いたことに!

円山動物園のフンボルトペンギンは、じつは円山動物園にしかいない!
つまり、立派に「北海道ならでは」なのだ! よってフンボルトペンギンは最高の動物だと言える! ウオオオオオオオ!!

……

それを言い出したら、全動物そうなのでは……?










コメント
元道民だけど北海道はマジでどこでもソフトクリームを売ってる
ソフトクリーム食べたいなってなったときに困る事がない地、北海道
ソフトクリームラリーなるスタンプラリーもある、以前参加した時は一夏で1.5kg増量した
寒冷地ほど表面積を減らす方向になるのであれば、ホッキョクニンゲンはドラえもんみたいな3サイズの寸胴体型になるはず
なんだゲムぼくの好物だな
北海道のソフトクリームほんっとにおいしいんですよね
あーまた北海道行きたいなぁ
>日なたの地べたで寝てる! 完全に野生を失っている!
いいえ、たぬきはこれがデフォルトです
北海道行きてえ~~!!
ソフトクリーム食いまくりてえ~~!!
円山動物園は混んでそうで行ったことないけど次は絶対行く!次に北海道行くまでに自分自身もむちむちになってむちむちアニマル見る!!
いきなりAFRICAみたいな事言われてもねえ