みんな大好き水族館!
ぼくも大好き水族館!
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ぼくはペンギンが好きなので、ペンギンがいる水族館に行くのが大好きである。
たとえば、愛知県にある名古屋港水族館とか、東京にあるサンシャイン水族館とか。
何度も行っているわりに魚にいっこうに詳しくならないのだが、楽しいからいいのだ。
そんなある日、東京のサンシャイン水族館にて……
ぼく「へえ、探検ガイドツアーなんてあるんだ」
息子「なにそれ?」
ぼく「たぶん、水族館の裏側を見る、みたいなやつじゃないかな。飼育員さんたちが仕事してる場所を見るみたいな」
娘「えっ、みたい! いこうよ!」
ぼく「でも、『受付終了しました』って書いてあるよ。たぶん売り切れたんじゃないかな」
調べてみると、『探検ガイドツアー』や『エサやり体験』は人数制限ありの人気イベントらしい。また、必ずしも毎日やっているわけではないらしく、それも人気の一因らしい。
チケットは当日の開館とともに販売開始らしいから、よほど早く来ないと買えなさそうだ。
ぼく「だから、けっこう厳しいかもね」
娘「ええ~、いきたいよ~。がんばってあさはやくいこうよ~」
ぼく「うーん……でもなあ……800円か……3人だと2,400円か……」
娘「ええ~、みたいよ~。パパが2,400えんはらうところみたいよ~」
ぼく「見たいの?」
娘「みたいよ~」
数週間後!
探検ガイドツアーにやってきた!
スタッフ「写真も撮っていただいて大丈夫ですので、ぜひ見逃しがないようにしっかり見ていってくださいね!」
娘・息子「はーい!」
ぼく「ドゥフッ、ドゥフフ」
写真を撮っていいことにびっくりしすぎてめちゃくちゃ気持ち悪い返事をしてしまったが、元気にツアースタート!
えっ、ホントにめちゃめちゃ裏側じゃん!
水温・水質管理の機械とか、掃除用の網・ブラシとか、果ては手袋の洗濯物まで、いろんな物が置いてある!
楽しい~! ぶ厚いゲーム攻略本の後半にあるデータ集とか設定資料集とかが大好きなぼくとしては、こういうのはぜんぶ見たくなるしぜんぶ写真撮りたくなる~!
ツアーのところどころでは、ガイド役のスタッフさんがクイズを出したり模型を見せてくれたりして、より理解を深めるための工夫を凝らしてくれていた。
ありがたい。せっかくなら、楽しむだけじゃなくて知識も身に着けたいもんな。ここでは、サンゴとクラゲはじつは同じ刺胞動物である、ということなどを教えてもらった。
なお、クイズには元気よくぼくだけ不正解してしまったが、気にしないことにする。うまくいかなくても積極的にチャレンジする姿勢こそが大事なのだと、ぼくは子どもたちに行動で示していきたいからだ。というそれっぽいことを言って好感度を上げていくことにする。
沖縄県の恩納村(おんなそん)から預かって飼育しているらしい、貴重なサンゴ群!
水族館の表に出しているのがすべてじゃなくて、こうやって裏側でも育ててるのか!
これらは、単に展示用に飼育しているわけではなくて、たとえば沖縄に天災が起きてサンゴが激減してしまったときのリスクヘッジも兼ねているらしい。
いざというときには東京のここから沖縄にこのサンゴたちを移送して繁殖させることで、絶滅を防いでいくとのこと。
すごいな。水族館が担う生態系保護の役割は想像以上に重かった。
スタッフ「これは、なにかわかりますか?」
息子「ライト!」
スタッフ「そう! ライトです! こうやって、ふつうの水槽よりもたくさんのライトを使って、サンゴを育てています」
サンゴの飼育は難しいらしく、ライトの数が通常の水槽より多かったり、朝・昼・夜で光の当て方も変えていたり、水温管理もけっこうデリケートだったりするらしい。
上から見る水槽、新鮮でおもしろいな。水族館で真上から、しかもガラスがない状態で魚やサンゴを見るというのは、めったにない経験な気がする。
娘「パパ、そこのホースとかもしゃしんとっといて」
ぼく「えっ、ホース? これ? いいけど、なんで?」
娘「あとでもういっかいみたいから。わたし、しいくいんさんになるかもしれないし」
娘、ノリノリである。ガイドツアーどころかインターンシップの本気度である。
娘「ほら、そこのかべのメモも! しゃしんとって!」
ぼく「えっ、ああ、これか。はい、撮りました」
もはや行動が親子というより鑑識班である。
そして、その後もさまざまな場所を見学し、全体で約40分のガイドツアーもいよいよ終盤。
最後にやってきた、最大の見どころは……
スタッフ「ここが、いちばん大きな水槽、ラグーン水槽の真上です!」
娘・息子「おお~!」
ぼく「ウオオオオオー!!」
声のボリュームを間違えてひとりだけ勝ち鬨みたいな声が出てしまった。
すごい! めちゃめちゃ「舞台裏」って感じする!
天井に張り巡らされたパイプや配線がたまらない!
えっ、そこに立って説明するんですか!? 怖っ! 落ちないんですか!?
通路はすべて橋のようになっているので、下を向けばすぐ海の世界が広がっている!
ふだんはガラス越しに横からしか見ない魚たちが、自分の足元にいる。エイやサメもいるので迫力がすごい。
真上からで、しかもガラスがないと、それぞれの魚のサイズ感がより正確にわかるのがいいな。
なお、ここは万が一スマートフォンをツルッと落としたら水槽にドボンッと入ってしまう危険性があるので、写真を撮るのは最小限にとどめておいた。
落とすだけでも大事件だし、落とす瞬間に誤操作でDMM動画やラストオリジンを起動してしまったら目も当てられない。魚たちがいっせいに発情してしまうかもしれない。
ツアー終了時には、参加証に記念シールを貼ってもらえて、それをそのまま持ち帰ることができた!
日時も書かれているし、これはいい記念になる。
ぼく「楽しかった!」
娘・息子「たのしかった~!」
ぼく「これはアレだね、いつかもう1回行きたいくらいだね」
息子「いきたい~」
娘「あっ、エサやりたいけんは? きょう、もううりきれかな?」
ぼく「おっ、たしかに! 買えるか聞いてみよう!」
買えちゃった!
いけちゃった! 手作りのエサを作って魚たちにあげちゃった!
……と、完全に勢いでエサやり体験までやってしまうほど楽しかった、サンシャイン水族館の探検ガイドツアー。
こういう裏側体験のイベントをやっている水族館自体はほかにもいくつかあると思うので、機会があればぜひ行ってみてください。きっと楽しいぞ。
コメント
飼育員さんバックヤードに1匹短小包茎のトドが紛れ込んでるんですけど
いいお父さんしてんねえ!
昨日の記事みてみんしゃい!
>パパが2,400えんはらうところみたいよ~
パパが簡単に落ちるから口説き方雑になってきてない?
サンゴってそんな分霊箱みたいなことしてたんですね…
娘さんめっちゃおねだり上手な大人になりそう
ええレポートやんけ
ゲムぼく。さんの親子でお出かけする記事好き
明日明後日には何食わぬ顔でドスケベ記事上げたりするけど
いろんな意味でペンギンの話ばっかりしてるなこのブログ
普通にいい記事
水槽にラストオリジン落として全国ニュースで捕まって欲しい
パパの操縦方法が完璧すぎる
ケープペンギンを日本一卑猥な目で見てそう
水族館はガチで楽しい
娘さんパパより社会性あるね
お子さん、本当はブログの事すべて知ってるんじゃないかってぐらい名言多くない?
みたいよ~。そろそろゲムぼくが悪い子としてないのになぜか炎上させられるところみたいよ~
ゲムぼく。さんのチンアナゴは皮に包まれていて、真上から見てもサイズ感がよく分かりませんね
今回は自信をもって人に薦められる素晴らしい記事だな!
なお、一つ前の記事
今日の記事担当は真面目だな。
裏側の見学とか普通に楽しそう
興奮した時の叫び声がドスケベスキンフェスティバルと同じ
何の幻影を見たんだ
サンシャイン水族館はペンギンが空を飛んでたりクラゲゾーンが落ち着いてたりとてもよいところ。
家族連れがいっぱいいて独り身には少し寂しくもありつつ、家族がわいわいしているのはのほほんとできるいい場所なんだけど、これからサンシャイン水族館に行くとき、
「あの家族連れのお父さん・・・ラストオリジンしてるのかな・・・?」
って考えてしまうじゃないか
「パパがお金払うところ見たいよ~」
なんというベテラン操縦士っぷり…
鬨をらあげるな