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『大カプコン展』にやってきた!
これは、言わずとしれたゲーム会社カプコンの芸術展。カプコン本社がある大阪から始まり、名古屋、鳥取と続き、2025/12/20(土)から東京でも始まった。この後は新潟でも開催される。

(ストリートファイター6)
カプコンといえば、有名シリーズは多い。
『ストリートファイター』『モンスターハンター』『ロックマン』『逆転裁判』『バイオハザード』『デビル・メイ・クライ』などなど……
ゲームが好きな人ならば、ゲーム歴のどこかで必ずカプコンのタイトルには触れているはずと言ってもいいだろう。ぼくの場合は、逆転裁判、ロックマン、ストリートファイターあたりが特になじみ深い。
さっそく入ってみよう!

おっ、これは……歴代ロックマン!
ここは、「キャラクターパレード」と言って、カプコンの人気キャラたちが左から右へ行進していく映像が流れるコーナー。

リュウ、春麗、ルーク! ストリートファイター6の面々だ!
ルークって裸足だったんだな。これで見ると足元が目立つので、初めて気づいた。

逆転裁判シリーズ!
ぼくは『1』~『3』はもちろん好きだが、キャラとして王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)が好きなので、彼が主人公を務める『4』~『6』もけっこう好きである。当時こんなことを言ったらネットでとんでもない叩かれ方をしたものだが、たぶんいまならある程度許される空気になったと思う。

おっ、これは……『ブレスオブファイア』かな?
プレイしたことはないが、ゲーム雑誌などで見た覚えがある。カプコンはRPGのイメージが薄い会社だが、ブレスオブファイアはSFC~PS2くらいの時代に一定の人気があった。

こちらは、年表コーナー! カプコンを中心に、ゲーム業界の歴史がまとめてある。
カプコン創業は1983年6月らしい。ファミコン発売が1983年7月らしいのでほぼ同時期だが、カプコンのファミコン参入は1986年の『魔界村』。最初の数年は業務用ゲーム(アーケードゲーム)メーカーだったようだ。

あのスト2(ストリートファイターII)シリーズが一世を風靡した1990年代前半あたりが、おそらく最初の黄金期だろうか。
ぼくはそのころをよく知らないが、当時はとにかくストIIの筐体を置けば勝手に人が集まるので、町の小さなスーパーマーケットの階段の踊り場などにまで筐体が置いてあったと聞く。

年表コーナーの隣は、人気シリーズの系譜。
『モンスターハンター』シリーズは進化系統がわかりやすい。人気爆発のきっかけとなったのは、PSPの『2nd G』や『3rd』だった気がする。
もっとも、ぼくはモンハンシリーズを遊んだことがないのだが。PSPでものすごく流行った当時、「なんか友達がいる人が遊ぶゲームでしょ」という認識だったので、自分には関係ないと思っていた。そういう人はぼく以外にもどこかにいると信じている。

ほ~。『バイオハザード』シリーズも、いろんな派生作が……
えっ!? 『ディノクライシス』はわかるけど、『鬼武者』『デビルメイクライ』もカプコン的にはバイオハザードからの派生作って扱いなの!? かなり驚き!

こちらは、歴代のさまざまな作品のタイトルロゴを集めた展示スペース。
遠くから見ると大きな「CAPCOM」の文字に見えるように配列されている。

どれも興味深いが、『ストリートファイターII』だけで8個くらいロゴがあるのがおもしろい。ダッシュ、ダッシュターボ、スーパー、ハイパーなど、バージョンアップ作が恐ろしいほど出ている。
いまだったらオンラインアップデートやDLC(ダウンロードコンテンツ)で済まされるだろうから、1990年代ならではと言える。当時のゲームセンターは入れ替えが大変だっただろうな。

……あれっ!? 『鉄騎』ってカプコンだったの!? Microsoftだと思い込んでた!

うわっ、鉄騎の専用コントローラーまである! ソフトとセットで20,000円くらいするやつ!
Xboxというハード自体の不振もあり、売れ行きはそんなによくなかったと聞くが、40個以上のボタンに3つのフットペダルがあり、さらには被撃墜時に脱出ボタンを押し損ねると死亡扱いとなってセーブデータが消えるという本格的すぎる仕様は、当時のゲーム雑誌を読んでいてワクワクした。
いま考えると、これがソフトとセットで20,000円は安いな。いまの物価なら34,800円くらいしそう。

こちらは、キャラの設定画や貴重な資料を見られるコーナー!
たとえば、逆転裁判のナルホドくんこと成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)の展示では……

実写映画『逆転裁判』で実際に使われたノートが!
ぼくは映画を観ていないが、これはさすがに初代『逆転裁判』をプレイした人なら「うわっ」となる。最終話、DL6号事件のあれだ。

こっちはリュウ! 言わずと知れた、ストリートファイターシリーズの主人公!

ここではなんと、リュウの道着やグローブが展示されている! かっこいい!
……
…………
えっ、でも……こういうこと言っていいのかわからないけど……

めちゃくちゃ臭そう……! 近づきたくない……!
もしかしてこれもストリートファイトの戦術のひとつなのか……!?

こちらは、歴代の名作のパッケージおよびソフトの展示コーナー。
海外版がある場合はそれも展示されており、「海外版のパッケージイラスト、やたらとバタくさい」という昔のあるあるネタがよくわかるのでおすすめ。
日本のコンテンツ力が上がった現在なら、むしろパッケージイラストを変えたら海外ファンから怒られるだろうが、それはこのころの先人たちの努力があってこそなのだ。

おっ。これは……波動拳!?

すごい! 格ゲー勢必見! 「波動拳のつくりかた」というテーマで、『スト6』の波動拳コマンドと『スト2』の波動拳コマンドの入力受付の違いが体感できる!
5回ずつやってみたところ、スト6の波動拳は5回中5回出たが、スト2の波動拳は5回中3回しか出なかった。難しすぎる。おそらく、コマンド入力受付時間が短いとか、余計な入力に厳しいとか、最後の前入力とP入力がほぼ同時でないと出ないとか、そういう理由だろう。
「昔に比べると、いまの格ゲーってやさしくなったんだな」ということが肌で感じられる、とてもいい展示だ。あなたも行ったらこれは絶対にやっておくべきだ。

さあ、どんどん見ていくぞ!
フェイシャルキャプチャーによる、表情変化体験! 誰でもジュリになれちゃう!

さまざまなゲームのSE(効果音)がどうやって生まれているのかを見られる映像!
スト6のパリィは、なんと拍子木の音を加工して作られているらしい。言われてみればそれっぽい。

これは……?

ドット絵の制作体験だ!
波動拳を撃つリュウを16色で制作した。誰でもカンタンに上手に作れて、できあがった画像はスマートフォンでダウンロードできる。

おっ、おもしろい! アタリ判定の話だ!
「ヒットボックス」とも呼ばれる、格ゲーには欠かせないテーマ。
これは、スト2におけるリュウの昇竜拳のアタリ判定を表現したものっぽいが……

攻撃判定、広すぎでは? 明らかに拳も膝も当たっていない部分に判定があるが?
これは……やはりニオイなのでは!? 道着が臭いから攻撃判定が広いのでは!?

終盤の展示では、人気シリーズの当時の企画ノートが多数展示されている。
これは本当に貴重で、個人的にはこのコーナーだけでチケット代2,700円の価値があったと思っている。特にロックマンとストリートファイターの企画ノートは必見。

美麗な原画・ラフ画も多数!
ロックマンXのキャラクターたちに、

スト2のほぼすべてのステージ背景に、

ストリートファイターZEROシリーズのキャラクター原画などなど!

このころのキャラクターデザイン、個人的にはかなり好みだ。
可憐でありつつ、ちゃんと筋肉質で太い。かわいさと強さが両立している。

その後も、モーションキャプチャー体験でリュウになりきって波動拳を撃ったり、

逆転裁判の法廷再現フォトスポットで写真を撮ったり、

併設のカフェで、波動拳チュロスと、

波動拳トマトパスタを食べたり。

すごいぞ、大カプコン展! 「大」と名をつけるだけのことはある! 展示だけで2時間以上たっぷり楽しめたし、食事やグッズショップも込みなら3~4時間はかかる大ボリューム!
いろいろ書いたが、じつはこれでも全体の半分も紹介していないレベル。これをいち早く体験できた大阪や鳥取や名古屋の人がうらやましいくらいだ。

出口近くに展示されている、「みんなのカプコンエピソード」も必見。
上段には、公式スタッフや関係者の方々のメモも展示されている。

おっ? これは……展示されていたリュウの道着を作った方のメモだ! SHOEIさんという方らしい。
あの道着はすごかったな。かなり衝撃的だった。でもあの力作に「めちゃくちゃ臭そう」という感想を真っ先に漏らしてしまったのは、いま思うと申し訳ない……あれ?

“『とっても臭そう』を目指しました!”
狙い通りの感想だった!
臭さの表現まで全力! さすがのカプコン!



















コメント
まさかそんな…あの実直で有名なリュウが盤外戦術なんて…
波動拳は異臭を飛ばしていた…?
鉄騎懐かしい〜
モンハン遊んだことないの!?プレイヤーキャラもモンスターもむちむちなのに!?
元は格ゲースタッフが作ったゲームだからゲムぼく。も楽しめると思うよ!僕のおすすめはグラビモスちゃんとバサルモスちゃん母娘です!
「臭そう」が褒め言葉になることあるんだ…
りゅうがくさいや!
自分も王泥喜くんが気に入っているのもあって王泥喜くんが主役の作品も好きだなあ
大カプコン展に元々行く予定だったけどゲムぼく。さんの記事でさらに楽しみになった、くっさい道着も楽しみ
ブレスオブファイア3のイラストだー。懐かしい~。
このゲームのCMで流れた「街」って歌がかっこよくて思わずゲーム買っちゃったんだよな。
まぁゲーム内では流れないんですが。
(内容は良いゲームだったよ!)
波動拳のやつやってみたい…
ちょっと遠いが行こうかな
モンハン遊んだことないんだゲムぼく。さん
もしもゲムぼく。さんがモンハンを遊んでいれば「やろうぜ!モンスターハンターライダーズ!」をYouTubeで配信しながらクルーエというキャラにムチムチを叫んでいたかもしれない
チケット代2700円ということは…前売り券を買ったな! この節約上手め!
モンハンはソロゲーです
楽しいですよ
デビルメイクライはバイオ4作ってたらなんか別モンになったな…もう別タイトルにすっか…みたいな経緯で生まれたとかなんとか
ブレスオブファイアの展示もあるんですか!?一瞬でも取り上げてくださりありがとうございます、ああちゃんと息づいてるんだなって涙が出ました……。
2のボッシュとか3のペコロスとかベヒモスとかお好きかもしれないのでもし遊べるチャンスがあったらオススメしたいです。でも言い過ぎると押し付けになるので、本当に気が向いたときがあれば!
モンハンってやっぱりカプコン的にはワールドが4でワイルドが5の扱いなんだな
デビルメイクライ⇒バイオ作ってたら剣と銃ガンガン撃ちまくるゲームになってて、『これはバイオじゃないでしょ!?』ってなったけど面白いから別タイトルに。(なお、作った本人は今でもバイオだと思ってるらしい。)
鬼武者⇒プロデューサーが俺ならバイオをこうする、と言う事で作り始めた。バイオ1.5が元なのでバイオ系統。
DL6号事件の展示、めちゃくちゃいいですね。新聞記事というのがまた。逆転裁判は、なんだかんだで1~3のあの一連の繋がりが大好きですね。記憶を消してもう一度やりたいゲームです
モンハンライズやワイルズはNPCが助けてくれるのでぼっちでも安心
これ大阪でやってるときに行きそびれたんだよなあ
すごく悔しい!
大阪でやってる時に行ったなぁ
美術館なのに、バイオのお化け屋敷みたいな展示とか、立体音響とか体験型の展示が多いのが意外で楽しかった
ブレスオブファイアだ!!
海外版の話で思い出したけど、1990年代後半のカプコンは海外ゲームのローカライズに熱心だったんだよな。
主人公が「ララ」と訳されてた頃の『トゥームレイダー』初期シリーズとか、
某美少女ゲームと名前が被って「季節が輝かない方」と言われてたTPSの『ONE』とか、
ヤケクソじみたパワーアップでゴリ押しする横スクロールシューティングの『X2』とか。
臭いって、あーた。(笑)
その昔、スマホゲーのモンハンにクルーエというキャラがいてな。。。
それはそれはむちむちだったぞい
逆転裁判シリーズが大好きなので、カプコン展の時点で反応してしまったのに、記事内でも言及されていてとてもうれしい~!
王泥喜くんいいですよね……
モンハンは最近ソロでもできますよ!
ライズシリーズだと幼馴染のゆるふわお姉ちゃんがお口をリスのようにぱんぱんにしてお団子をぱくつく姿も見れますよ!
海外版の話題が出たのに誰も「MEGAMAN(北米版ロックマン)」の話をしてないだと?
ワシもすっかりインターネットおじいちゃんになってしまったのかフガフガ
モンハンは、学生の頃は友達と楽しめていたけど、大人になるとストーリー進行度やシリーズ通したプレイ時間に差が出て足並み揃えるのが難しいので今だとソロの方がプレイしやすい
初代デビルメイクライ、ステージとかカメラワークにバイオの面影があるんだよね
鳥取会場で行きました~!とてもよかった。