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『アークナイツ』のストーリー、長い! 文章量が多い!
これイベントひとつで小説1冊ぶんくらいあるのでは!? 軽く5万字以上、ヘタしたら10万字以上あるよね!?
おもしろいんだけど、いや、おもしろいからこそ読み飛ばしたくなくて、進めるのにめちゃくちゃ時間かかる! 本気で向き合って読むために丸1日休暇がほしい!
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『ドルフィンウェーブ』のストーリー、短い! 文章量が少ない!
これイベントひとつで絵本1冊ぶんくらいなのでは!? 1話ごとで見ると原稿用紙1枚(400字)ないことすらあるよね!?
めちゃくちゃ好きなんだけど、あまりにも短くてびっくりしちゃう! すごい勢いで話が進んであっという間に服を脱ぐ! 脱衣RTAか?
アークナイツのストーリーは文章量が多く、ドルフィンウェーブは文章量が少ない。
ぼくはいろいろなスマホゲームをやっているが、おそらくこのふたつは業界全体で見ても両極と言ってほぼ差し支えないと思う。
どちらのストーリーもおもしろいと思っているのだが、あまりにもギャップがあるので違和感はすごい。
なぜこんなにも差があるのだろうか? それぞれの理由について考察してみよう。
【考察:アークナイツの文章量が多い理由】
■(これは言わずもがなだが)世界設定やストーリーにかなり力を入れたゲームだから。アークナイツの世界は広く言えば「SF」とか「近未来ファンタジー」とかにあたると思うが、国や組織に焦点を当てた政治・紛争の話もあれば個人やその関係性に深く入り込んだヒューマンドラマもあるし、シリアスもあればコメディもある。かなり入り組んでいて、これらすべてを描き切ろうとすると必然的に話は長くなる。ちなみに、そんなに複雑なのにアークナイツのストーリーは不思議と読みやすいのだが、これは個人的には「つねに人々が前に進もうとしている」という一貫性があるからだと思っている。アークナイツは未プレイ者には「なんか暗そう、救いがなさそう」というイメージを持たれがちだが、ぼくの認識では「絶望的な環境や運命のなかでも、必死に前に進もうとする希望の物語」である。根底に人を愛する人間賛歌の精神があることがわかるので、難解なストーリーでも信じて読み進めることができる。
■ユーザー層として、長文を読むことに抵抗感が少ない人が比較的多いから。独自の設定や用語が多そうなことはプレイ前からだいたいわかっているし、ゲームジャンルも『タワーディフェンスRPG』というトライ&エラーを前提とした根気強いプレイが要求されるもの。となると、長めの文章でもちゃんと読める、あるいは読みたい、という人は、ほかの多くのゲームよりも割合としては多そうな気がする。
■シナリオ担当(シナリオライターなど)への発注・ディレクションの方針や契約の形態が影響しているから。たとえば、「このシナリオは○○文字までにしてください」というのがあんまりないとか、「○○文字ごとに○円です」みたいな契約になっているとかだとしたら、シナリオ担当者は積極的に描写を緻密にし、長いストーリーを書くだろう。これは実態がわからない以上は邪推にしかなりえないが、意外とありそうな気がする。
■最終的に描きたい話や結末がすでにある程度決まっていて、それをより大きなものにするために、ちりばめておきたい伏線や、事前に語っておきたいエピソードが山ほどあるから。これはまあ、さすがにないかな、と思いつつ、ここまでに読んできたアークナイツのストーリーの重厚さと各種エピソードのつながり・積み上げの巧みさを見るに、ないとは言い切れないのがいい意味で怖い。
【考察:ドルフィンウェーブの文章量が少ない理由】
■書く人がドスケベで頭がいっぱいだから。
■読むほうもドスケベで頭がいっぱいだから。
■ドルフィンウェーブに関わる人はみんな脳の9割がドスケベに持っていかれていて言語能力が著しく低下しているから。
■うるせえ! 文章を重厚にするヒマがあったらおっぱいを重厚にしろ! 知的な文章より痴的な衣装だろ! と思っているから。
アアアア~!
なんてわかりやすいドルフィンウェーブ! すべての話はドスケベ衣装の前フリに過ぎない! すべてが一直線にドスケベにつながっている! ドスケベ豪速球!
アークナイツがまだ「私がここに来たのは一週間前。この街は――」みたいな前提の話をしてるくらいのタイミングで、ドルフィンウェーブはもう咲宮入華がドカ食いして都条みちるがドジを晒して風見エレンが自宅の豪邸でパーティーを開いて全員がドスケベ水着に着替えてドスケベ桜を見る会を始めるくらいのところまでやり終えている!
「ドスケベ桜を見る会ってなんだよ?」と思う人もいるかもしれないが、
事実なんだからしょうがねえだろ!
でも、アークナイツもじつはすごいんです!
アークナイツは話は長いが、だからこそ「溜め」があり、「解放」がある! 登場人物への理解と想いを徐々に深め、一冊の小説ほどの物語を経ての成長を見届けたからこそ得られる感動がある!
あああああ~! 物語を経て成長した太ももふっと~~~~!!
みんなみ~んな!
太ももふっと~~~~!!
そりゃこんなに太くなるよ! 力自慢の荒くれ者が多いサルゴンの地で部族の長を務め、大族長にもなろうと思えばなれるほどの実力者ユーネクテス! 部族の壁を越えてみんなから慕われる、むちむち族長ユーネクテス!
説得力がすごい! そんなに強くて慕われるならそりゃ太もものが太いに決まってる! よっ、サルゴンの太もも大黒柱! 大族長どころか太族長!
好き! この深くて太い愛は長いストーリーがあってこそしか得られない!
ドルフィンウェーブもアークナイツも、どちらもすばらしい。
アプローチの方向こそ違えど、どちらも根っこは一緒。描きたい世界のために全力を尽くす誠実な変態だ。
どっちも大好きだ。甲乙つけがたい。気分によって、ドルフィンウェーブのスピード感が合う日もあれば、アークナイツのじっくり感が合うもあるだろう。迷う日もあるだろう。うれしい悩みだ。
……ん?
これって、なにかに似ているような……
あっ!
FANZA動画で『爆乳○○100連発!』的なのを見たい日もあれば、『5年ぶりに再会した同級生。お互いの呼び方もわからなくなってしまった僕たちは、半年の友人関係を経て、突然の雨に相合傘をした日に……』みたいなドラマ仕立てのを見たい日もあるのと似てる!
どっちもいっぱい持ってる! だからぼくたちはドルフィンウェーブもアークナイツも好きなんだ!
コメント
アクナイ説明の文章量を増やしてドルウェブ説明の文章量を少なくして俺たちにも体感させようとすな
こいつ、何を言っているんだ……
最後のFANZAの例えが結構わかってしまうのが悔しい…
最後のAVのくだりで妙に納得してしまったのが悔しい
ドスケベで頭いっぱいなのに文章量多いやつがおるな
例え方最悪なのになんか分かってしまうのツラい
>文章を重厚にするヒマがあったらおっぱいを重厚にしろ! 知的な文章より痴的な衣装だろ!
ちょっとだけ理解できてしまったのが痛恨の極み
ところでゲムぼくさんは今回のイベント以降入手できるようになったルシーラさんは入手しました?ところどころでレモン1個分がどうとかミームになっていますが声がですね深田愛衣さんなんです大関小結さんと同じ方なんですそれだけです
アクナイの文章量は凄まじいが引き込まれるからお休みほしい。わかる。
「生存航路」もそうでしたが、「孤星」以降がもう……「バベル」で変な弾みもついちゃったし……楽しい……考察タノシイ……。
げむぼく。さん的にはグレイディーアさんはどういう判定なんだろう。
むちむち~!
ゲームの都合なんだろうけど、春も背景に桜あるのに水着で、冬も水着(サンタ服ver.)なの面白い
いやうんまぁそうね、私は頭ドルフィンウェーブだからアレくらいの文章量で助かる
朝のちょろっとした時間でイベント大体終わるからありがたい
最後のたとえが非常にわかりやすい
どういうユーザーを想定して作るかって大切ですよね
最後のエロ動画の例えは私にはとても分かりやすいんですが
ゲムぼくさんは「5年ぶりに再会した同級生~」に入り込めるんですか?
>だからぼくたちはドルフィンウェーブもアークナイツも好きなんだ!
思ってた10倍最悪なオチになったな・・・(呆れ)
ゲムぼく。さんに無理やり分からせられた
くやしい
お疲れ様です。
最後の例え
「幼少の頃から慣れ親しんだ文字媒体が馴染むからかR-18小説も好きだし、セリフを添え好みのシチュが描かれたR-18一枚絵も好きだし……」
で妙に説得力を感じ納得できてしまうのがまた……。
ドルウェブはメインストーリーは一応ちゃんとしてるから…多分…
こうやって見るとユーネクテスはドルフィンウェーブに出てもおかしくない衣装だな
この2タイトルを比較するブログなんて此処だけだよ
>>5年ぶりに再会した同級生。お互いの呼び方もわからなくなってしまった僕たちは
リアンの記事のときといい、こういうシチュ大好きですよね、ゲムぼく。さんって。
僕も大好きでぇす!
FANZAの例えで納得しかけたけどFANZAは両方ともドルウェブよりだろ
ドルウェブは文章量少ないけどストーリーもちゃんと面白いんだ
ドスケベなだけじゃないのが素晴らしい
スク水セーラーイベとか頭おかしくなるかと思ったもんな
結局どっちもドスケベってこと?
業界的にいつ終わるかも分からないスマホゲームで、コツコツ伏線や世界観を積み立てた上で、数年越しにバベル(いわゆるエピソード0)を持ってきたからね、アークナイツは……。
クリスマスのやつ、どこかで見たと思ったらもうすぐ販売されるアズレンのビスマルクだ
何となくドルウェブスタッフとファミマの商品開発部は同じ方向を見てると気付かされました
>>ドルフィンウェーブに関わる人はみんな脳の9割がドスケベに持っていかれていて言語能力が著しく低下しているから。
9割で済んでるんだって思っちゃった
10割じゃないんだ
ドルウェブはシナリオの短さもそうですけど、エネルギー問題解決・戦争根絶を達成した世界っていう大事そうな設定を個別エピソードでサラッと流しちゃう大胆さも良いですよね…
文章力が発揮されているゲムぼく。記事を見たい日もあれば、人語喪失したゲムぼく。記事を見たい日もあるのと一緒ですね
ぜんぶわからない
よっ!ドスケベ剛速球!
アークナイツ基本的にストーリー全スキップでゲーム部分を楽しむ勢だったけど、バベルだけは気になりすぎて全部読んだわ
アークナイツは家に帰ってから寝るまでにやるにはきつい文章量ですね
文章量についてはアイギスもものすごく少ないよね
あれでしっかり話が伝わるから凄いんだが
ドルフィンウェーブのシナリオはあくまでドルフィンのフレーバーテキストであることに特化してるのでこれはこれでやり方としては大いにアリです
アークナイツのイベントストーリーは10万字くらいは結構珍しくなくて、長いのだと20万字以上……メインストーリー14章に至っては約25万字。
文庫本二冊分です
俺は一体何を読まされているんだ
なるほど
わからん
>『ドルフィンウェーブ』のストーリー、短い! 文章量が少ない!
(中略) 1話ごとで見ると原稿用紙1枚(400字)ないことすらあるよね!?
下を見ると限りがないけど、世の中にはスケベでもないのに1イベント全体の文章量が原稿用紙一枚どころか、半分にすら満たない事もママあるソシャゲもあるから、ドスケベで絵本の満足感も得られるドルウェブは凄いんやぞ!?(謎のドスケベマウント
頭がドルフィンウェーブに支配されている人間とは思えないほどの文章量ですね
アークナイツの文章量がむちむち過ぎる
ドルフィンウェーブのイベントは新衣装を更衣室やジオラマでいじる時間を含めないといけないからね、仕方ないね
どっちも尊いってことだな!
風邪で辛かったけどこの記事を見て元気が出ました
短かろうが長かろうがどちらも中身はむちむちに詰まってるってこったな!
要するにむちむちは世界を救うってことか!
マジレスするなら3Dモデルあるゲームは地の文を使わないからってのが一番大きいのでは?
ドルウェブは短いのにちゃんと満足感あるのが出来るシナリオライターすぎる
ユーザーもキャラの関係性を理解しておく必要もあるが
な、なにが言いたいんだ(笑)ゲムぼく。が楽しそうでなにより!
まあ中から日への翻訳の影響で文字数が増大するというのもあるかと思います
翻訳前は2/3ぐらいの文字数だそうで
やっぱ長ぇわ
孤星が20万文字あったそう
それだけに読了したときの解放感はいい映画を見たときのそれだった
タイトルで油断してた
これ電車の中で見たらいけないやつだった