ペンギンが好きだ!
現実のペンギンも好きだし、
ペンギンのキャラも好きだし、
ペンギンのグッズも好きだ!
我々は!
ペンギンが!
大好きだ!!
なので!
(南極観測船ふじ)
南極にも行きたい!!
……というわけで、ペンギン関連の記事が非常に多いブログ『ゲムぼく。』には、ふたつの目標がある。
全人類をペンギンのようなむちむちボディにすることと、南極に行くことだ。
南極には、コウテイペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギンがいる。南極大陸全体で見ると、キングペンギン、マカロニペンギン、イワトビペンギンもいる。
これらはすべて日本の水族館や動物園でも見ることができるが、やっぱり野生の姿を見てみたい。危険な場所だし、お金もかかるし、行ったところで遠巻きに見るくらいしかできないことはわかっているが、それでも行きたい。それくらいペンギンが好きだ。
もちろん、理想だけで言えば、実際に南極に行ったうえでペンギンと触れ合ってみたい気持ちはある。
寒冷地に適応した脂肪たっぷりのハイパーむちむちボディに触ってみたいし、魚を食べさせたい。いっぱい食べてほしい。もっとむちむちになってほしい。食べすぎて動けなくなるくらいむちむちになってほしい。むちむちすぎて転んで起き上がれなくなったペンギンを起こしてあげる仕事がしたい。
しかし、当然ながら、そんな仕事はこの世には……
あった!!
南極の地で、転んだペンギンを起こしてあげるだけの謎のゲームがあった! 謎すぎない?
これは、PC(Steam)の『Penguin Helper(ペンギンヘルパー)』というゲーム。
ボリューム少なめのいわゆるカジュアルゲームで、価格は税込235円。かなり安い。このまえ調べた南極ツアーが235万円だったのでなんと1万分の1である。いまなら南極旅行が99.99%OFF! 逆にあやしい!
さっそくゲームスタート!
南極の地に降り立ったぞ。……あっ!
いきなりペンギンがいる!
コウテイペンギンのヒナがいる!
世界には約18種類のペンギンがいるが、コウテイペンギンはそのなかで最大の種。もともとはキングペンギンが最大だとされていたのだが、のちに南極でより大きな別種のペンギンとしてこれが発見され、「王様よりも大きなペンギン」ということでコウテイペンギンと名付けられた。
成鳥は身長およそ120cmに達するが、ヒナも30〜50cmくらいはあり、なかなか大きい。
かわいい〜!
現実の南極ではコウテイペンギンは群れで暮らしており、特にヒナは親鳥に見守られているか、ヒナ同士で集まって「クレイシ」という集団を形成していることが多いのだが、この世界の南極ではヒナも単独で自由に歩き回っている。
おそらく、ここはペンギンたちにとってかなり平和で自由な世界なのだろう。現実ほどには気候が厳しくなかったり、天敵のシャチやヒョウアザラシが少なかったりするのかもしれない。
ところが、この平和な南極を歩き回っていると、重大な異変を発見!
ペンギンが倒れてる! 仰向けに倒れてばたばたしてる! 平和すぎて食事と睡眠がはかどってむちむちボディになりすぎて起き上がれなくなってる!!
これは……コウテイペンギンの成鳥か!? ただでさえ長くない手足がむちむちすぎてさらに短く見える!
近づいて、Eキーで起こしてあげよう!
起こしてあげると……
フリッパー(両腕の翼)をパタパタさせて喜んでくれる! かわいい!!
もう大丈夫だよ! むちむちになりすぎて転んじゃったんだね! 気をつけようね! 起き上がれたお祝いに、
お魚をたくさん食べてもっとむちむちになろうねぇ〜!!
ちなみに、現実のコウテイペンギンは体重が25〜40kgくらいの間で大きく変動する。むちむち期とほそほそ期がある。特にオス。
なぜかと言うと、飲まず食わずで卵を温め続けなければならない時期が2ヶ月くらいあるからだ。それが始まる前にたくさん魚を獲って脂肪を蓄えて40kgくらいになり、卵を温め終わったあとにはエネルギーを使い切って約15kgも減ってしまう。
コウテイペンギンのむちむちボディには理由があるのだ。尊敬すべきだ。尊敬してあなたはただちに15kg増量むちむちボディになるべきだ。
……ん?
はるか遠くにペンギンが何羽か見えるが、あれは……コウテイペンギンじゃなくて……
ジェンツーだ! ジェンツーぺンギンっぽい!
厳密にはここは現実の南極ではないこともあって細部はちょっと違うが、ほぼジェンツー! かわいい〜!!
ジェンツーペンギンは、ただでさえかわいいペンギンのなかでも「ペンギン界のアイドル」と呼ばれるほどキュートな種族。
外見上は、頭部の白いヘアバンドのような模様と、クチバシと足の鮮やかなオレンジ色が特徴。
さらに特筆すべきは、ペンギンで最速の走りと、鳥類で最速の泳ぎができるアスリートであることだ。その泳ぎの速さは時速36kmほどもあると言われ、これはサメなどとほぼ同等。ちなみに人間は100m自由形のオリンピック選手で時速8kmくらいなので、ぜんぜん勝負にならない。
そんなアイドル&アスリートのジェンツーペンギンも、この平和で自由な南極の手にかかれば……
お腹でっぷり! 転んだら起き上がれないハイパーむちむちボディに変貌!
かわいいね! でも大変だね! 起こしてあげるね! 起こしてあげたから交換条件として、
お魚をたくさん食べてもっとむちむちになろうねぇ〜!!
このゲームのやることは、これがすべてである。
現実の南極によく似たペンギンたちの楽園を歩き、仰向けに転んで起き上がれなくなったペンギンをひたすら起こして回るだけである。狂気か?
ちなみになぜここのペンギンたちがよく仰向けに転ぶのかと言うと、上空を飛行機が頻繁に飛んでいて、それを目で追っているうちにバランスを崩して倒れるからである。かわいすぎか?
ペンギンの種類はコウテイ(成鳥)とコウテイ(ヒナ)とジェンツーの3種類だが、1羽ごとに体格はかなり違う。そして全員もれなく転んだら起き上がれないむちむちボディである。天国か?
いちおう、その他の遊び要素として、助けたペンギンに衣装をプレゼントしたり、撫でたりすることもできる。
また、歩き回っていると、ペンギンたちのトボガン(腹ばいになってすべる行動)が見られたり、オーロラが出たり、ホッキョクグマらしき動物が遠くに見えたりもする。現実にはホッキョクグマは南極にはいないので、やはりこの世界が現実の南極とはちょっと違うことが示唆されている。
まあ、正直に言ってしまえば、本作はひたすら歩き回って倒れているペンギンを助けて戯れるだけの、超単純作業ゲームである。
こんなの、こんなの……
ずっとやっちゃう!
ずっとやっちゃうよ~!
ああ~! また転んじゃったんだね! むちむちすぎて転んじゃったね!
また起こしてあげるね! そしてまたお魚をたくさん食べさせてもっとむちむちにしてあげるねぇ~!!
コメント
まさにゲムぼくのためのゲームじゃないか。
実際にペンギンが太る機能があれば完璧だったな。
砕氷船しらせもオススメですよ
なにこのゲムぼくさんがオーダーメイドしたかのようなゲーム。
やること単純だけどそれ故に一生やっちゃうようなゲームだ
値段がお手軽すぎるしスキマ時間で出来るしで良さそうなので早速買っちゃおうかな
たのしそう
かわいいねぇ
あ、増量は勘弁してください
卵を温める予定がないので…
「ゲムぼく。さん御用達!」って触れ込みでペンギン起こしを流行らせよう!
……流行らんかぁ……
ゲムぼく氏にしか刺さらなさそうな内容なのに
すでにSteamには190件ものレビューが投稿され、非常に好評だから
つまりゲムぼく氏は少なくとも190人いる
最後の方、助けに行ってるはずなのになんだろう?恐怖を感じる
みんなむちむちで可愛い
ペンギン記事のリンクが多すぎてそれだけで怖い
ペンギン好きすぎる
AUTOMATONの記事見てゲムぼくさん好きそうやなぁ…教えてあげようかなぁ…と思ってたらもう捕捉してた
早い、早すぎる
ペンギンが倒れていたら鳥インフルエンザを疑って近寄ろうとしないと思う
…あれ、南極で鳥インフルエンザって流行るんだろうか?
たびたび差し込まれるペンギン写真と知識が本気度を物語る
ゲムぼくを南極に送り込むクラウドファンディングしません?
15kg増量しましたが卵が出来ません
どうすればいいですか?
特定1名にぶっ刺さるゲームがあるもんなんなだね〜
転ぶ理由ちゃんとあるのめっちゃいい~
アニメ「宇宙よりも遠い場所」に感銘を受けて南極まで行ったブロガーいたし、ムチムチのペンギンに感銘を受けて南極まで行くゲムぼく。がいてもおかしくはない(無茶振り
20過ぎて15kgも体重増えたらは普通に医者に相談するんだよな
そんな需要と供給が100%合致する時ある???????
この記事読んでふと思ったけど、
ゲムぼくさんってファミコンの夢ペンギン物語をクリアできなそう…
いつの日か本物の南極記事が見れますように
1日20円節約したら400年くらいで南極ツアーに行けますね
数年後、我々は南極地域観測隊に参加するゲムぼく。の姿を見る事になるのであった……
> トボガン(腹ばいになってすべる行動)
あれ名前ついてたのかw 初めて知った
マリオカート64に出てきたペンギンの子供を思い出した
障害物で邪魔だけど可愛い
むちむち〜〜!
こんな特定の人ストライクのゲームあるんだなぁ
ぼくの昔のあだ名がペンギンでした
現時刻23時42分
起こさないでください
>>全人類をペンギンのようなむちむちボディにすること
なんとか破防法を適用できないだろうかと考えている
全人類をペンギンのようなむちむちボディにすることを夢に掲げるのは常人じゃないんよ
それなりの規模と技術力を持った悪の組織の総帥の発言なんよ
倒れたペンギン起こしゲーム
そういうのもあるのか
しかもいろんなペンギンがいるのに
お値段わずか240円
後でウィッシュリストに入れとこう……
南極旅行クラファン立ち上げたら一瞬で235万到達しそう
むしろ世界一周ペンギンツアー出来るぐらい溜まりそう
ペンギンは一般的にかわいいとされているので
このゲームがげむぼくにしか刺さらないという人は認識を改めた方がいい
お手頃な値段でペンギンと触れ合えるゲームが売れないわけないだろ!!全員買え!
寝っ転がってる画と食ってる画しかねぇ!
ジェンツーがペンギン界最速の運動能力を持ってることまでは知っていても、それが数値的にどれくらいか、他の生き物と比べてどれほどかってとこまではパッと出てこないから、ゲムぼく。ってデータ型オタクだなあと感心する
ゲームより狂気を孕んだライター
以前ローソンの記事にコメントを書いて、むちむちフェスティバル朗読の刑に処された奴が、反省文代わりに作らされた可能性がある
こんな理想的なゲームがあったんですね!ありがとうございます!助かります!
ほそほそ期って初めて見た
響きが可愛い
こんなに可愛いのに原付と同じくらいのスピードで泳ぐのか…
>南極ツアー235万円
シュババババ
国のお金で南極に行けるステキなお仕事が有るんですがお話良いですか!?
Faaast PenguinっていうFall guysのペンギンレース版みたいなやつのオープンβテストが今日までやってます
そっちもかわいいです
お手頃な上にかわいいので本気でやりたくなってしまった
でも人間より体重軽いことを考えると、ペンギンにとっての15kgの増減は人間以上に過酷そう
どの生物でも育児は大変だ……
つい先日むちむちなゲームとコラボをしていた八景島シーパラダイスへ行ったのですがゆっくり泳いでいるペンギンを下から眺められてとてもいいお腹を見れました
イワシショー等も迫力があり面白かったので機会があれば是非見に行かれてみてください
ペンギン救いたいのか滅ぼしたいのかどっちだ