けもフレ3で学ぶ、事業成長に合わせた組織のありかた。[けものフレンズ3]

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 アア~……みんなかわいいね……
 

 ロイヤルペンギンのフレンズ……
 

 フンボルトペンギンのフレンズ……
 

 イワトビペンギンのフレンズ……
 

 ジャイアントペンギンのフレンズ……
 

 アア~……みんなみんなかわいいね……
 やっぱりチームをペンギンでそろえると、特徴がわかりやすいし、悩まなくていいし、強みがハッキリするから使いやすいし育てやすくていいね……攻略がどんどん進むね……
 

【POINT1 組織の立ち上げ期】

 新しい会社を作ったときや新事業のスタート時などは、少数精鋭で、目的意識や得意分野の共通するメンバーを集めて強みのハッキリした組織を構成することが有効です。これは実際に、成功しているITベンチャーやプロジェクト型組織においてよく見られます。
 まだ組織の型ができあがっておらず手本も前例もないなかで、いきなり人数や多様性を重視しても議論は前には進みません。船頭多くして船山に上る、または烏合の衆とでも呼ぶべき集団ができあがってしまいます。
 まずは、偏ってもいいので、物事をどんどん前に進められるチームを作りましょう。多くを語らずとも前提の目的意識や課題感が共有できている人たち、つまり、同じ方向を向けている人たちというのが望ましいでしょう。
 そういう人たちをきちんと集められれば、全員に主体性と責任感が備わっていますから、この段階ではルールやしくみを整えることはまだ意識しなくてもよいです。この人たちにはそれらはかえって「枷」となるリスクがあるからです。
 
 

 おっ、けっこういろいろなフレンズが増えてきたな。
 みんなかわいいけど……うーん……誰から育てようかな……ペンギンが来たら迷わずペンギン最優先なのだが……
 

 よし。ウミウとかハクトウワシとか、鳥系のフレンズを優先して育てよう!
 ぼくは鳥が好きだし、ペンギンも鳥だから根っこの統一感は保てるし、それでいてペンギンだけで構成していたときよりも属性やスキルの幅は格段に広がるので全体の戦力も上がるはず!
 

【POINT2 組織の拡大期】

 必要最小限の精鋭でスタートし、事業がある程度軌道に乗ってくると、事業拡大に向けてチームメンバーを増やすべき時期がやってきます。たとえば、営業ができる人員を増やそうとか、経費や人件費の管理経験者を入れようとかです。
 しかし、ここでいきなり大量採用をしてはいけません。また、大企業のジョブ型採用のように「専門性さえあればよい」と割り切るのは得策ではありません。
 この時点の組織はまだまだ「内輪」感が強いものであり、言語化されていないルールやしくみもたくさんあります。そこで大量採用や専門性だけの採用をすれば、既存メンバーと新規メンバーの間で必ず衝突が起き、いずれか、または両方の離職を招いてしまうことも珍しくありません。
 採用や異動によって初めて人を増やすときは、専門性だけでなく目的意識や課題感、場合によっては働き方なども目線合わせをして、既存の組織になじめるメンバーを少しずつ入れていきましょう。いわば、「まったく同じではないけれど、似た毛色の人を探す」ということです。
 これにより、組織の根っこの統一感は維持しながら、多様性を徐々に高め、組織の総合力を上げていくことができます。
 
 

 よしよし、鳥系のフレンズがだいぶ育ってきたな。
 鳥系じゃないフレンズを育てる余裕もそろそろ出てきたぞ。
 どうやって優先順位付けするかは迷うところだが、やっぱりぼくの原点はペンギンであり、ペンギンの愛らしいポイントと言えば豊かな脂肪を蓄えたむちむちボディなわけだから……
 

 むちむちボディのフレンズを見つけたらどんどん育てていくぞ!
 

 ああ~! すばらしい! むちむちフレンズはいつでも大歓迎だよ~!
 我が探検隊の理念は「世界中 身体も心も むちむちに」だよ~! ルールはむちむちであることか、むちむちをめざす志があることだけだよ~!
 

【POINT3 組織の安定期】

 さらに事業が発展すると、たとえば新卒採用や中途採用のような形で継続的に新規メンバーが入り続けるようになります。規模が大きくなり、多様性が増していくのはよいことですが、もはやその流れを止めることができない、というのはリスクでもあります。
 この時期において、必ず意識すべきことがふたつあります。理念を言語化して求める人物像を明確にすることと、組織としてのルール・しくみも可能な限りすべて明文化することです。これらができていないと、立ち上げ期にあったはずの想いや情熱はすべて組織から消え、ただぼんやりと売上や利益のノルマを追いかけるだけになってしまいます。
 このあたりから、組織に加入してくるのはチャレンジ志向・改革志向というよりは安定志向・改善志向の人材が明確に多くなります。0から1を生み出すよりは、1を2に育てたり、マイナスを見つけて0に戻したりすることに適性がある人たちです。この人たちが気持ちよく質高く仕事をするには考え方の土台が必要ですから、理念やルール・しくみを明示する必要があるわけですね。
 
 

 いやあ、けっこういろんなフレンズを育てたな。
 がんばったぞ。満足した。とりあえず、いまやれることはやりきった感が……
 

 !?
 

 哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒト!?
 ヒトが出たけど!? ○○のフレンズじゃなくて、ついに人間が出たけど!?
 こんなんゲームのタイトルが「けものフレンズ3」から「人間3」になるのでは!?
 

 アア~! かわいいねえ!
 『ケロロ軍曹』からのゲスト参戦、日向夏美(ひなたなつみ)! かわいいねえ!
 

 えっ!?
 夏美もおさわり対象でいいんですか!? 許されるんですか!?
 フレンズだけじゃなく、ついに純粋な人も触ることが許されたんですか!?
 

 アア~~~~~~~!
 ヒトに、ヒトにそんな! アッ、背徳感が! かつてない背徳感が!
 アッ、アッ、アア~~~~~~~!!

 ……

 …………

 いや、待てよ……
 冷静に考えたら、ぼくはなぜヒトにだけ背徳感を覚えて過度に興奮しているんだ……? じゃあ、いままでのフレンズたちには背徳感を覚えていなかったとでも言うのか……?

 まさか……考えたくもないが、ぼくはこの多様性社会の時代に、フレンズとヒトを無意識に分けて考えてしまっていたのか……?
 彼女らは、フレンズもヒトも区別なく、一生懸命生きて、一生懸命むちむちボディをめざしているというのに……ぼくは……ぼくは……
 

 ウワアアアアアアアア!
 ごめんねみんな! 目が覚めたよ! ヒトに触れることで、みんなのありがたみが改めて深くわかったよ! これからはみんなに背徳感を覚えて過度に興奮していくね!
 

 ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!
 

 ベロベロベロベロ!!
 

【POINT4 組織の変革期】

 安定期が続くと、組織は徐々にマンネリ化していくことがあります。すぐに危機的状況に陥ることは少ないですが、メンバーのモチベーションが徐々に低下し、業績も伸びなくなってきます。
 この時期は、ある程度意識的に、組織に刺激を与えて変革を促していくことが必要になります。いわば、淀みかけた池に石を投げ込んで波立たせるようなものです。
 チャレンジングではありますが、あえていままでとはまったく別の業界や別の職種から人を採用してみる、というのもありでしょう。これはもちろんリスクを伴いますが、その投げ込まれた石によって、これまでの常識や慣習が見直されるよい機会になることは間違いありません。既存メンバーのありがたみに気づくことができ、組織の結束と総合力はさらに高まることでしょう。
 

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    いつも温度差が激しすぎるが今回はそれ以上や

  2. 名無しのゲーマー より:

    なにこれ…?どうしたらいいの?

  3. 名無しのゲーマー より:

    この記事一本で真面目とドスケベをいっぺんに浴びられるから実質サウナ

  4. 名無しのゲーマー より:

    今年一番怖い記事来たな

  5. 名無しのゲーマー より:

    勉強になりました。
    会社のみんなでこの記事を回し読みします。

  6. 名無しのゲーマー より:

    フレンズへのお触りに背徳感を感じていなかったのか?ドルウェブやラスオリやってる時とか全然感じてなさそう

    ゲームを進める上でも結構タメになる記事ですね。序盤は資源を一定キャラに全ブッパするとサクサク進めますからねー

  7. 名無しのゲーマー より:

    おぞましいだけの化け物だと思っていた存在が、実は素晴らしい知性を宿していたみたいな
    なんだか忌まわしい想いが出来るお得なムチムチブログ、ゲムぼく。を皆よろしくな!

  8. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく読者に刺激を与えようとするな

  9. 名無しのゲーマー より:

    正気と狂気の反復横跳びだ…

  10. 名無しのゲーマー より:

    やはりゲムぼく。はネットでこそむちむち狂いの陰キャブロガーを装ってるけどリアルでは上司同僚部下にも慕われるやり手エリート社員なんだろうな…

  11. 名無しのゲーマー より:

    悔しいけどタメになる記事だな、と思って読んでたら変革期!

  12. 名無しのゲーマー より:

    今日の記事は最近の天気かってくらいに温度差が激しいな…

  13. 名無しのゲーマー より:

    こわ

  14. 名無しのゲーマー より:

    今年の三寒四温並みに温度差が大きくて泣いちゃった

  15. 名無しのゲーマー より:

    2人体制で書いてます?

  16. 名無しのゲーマー より:

    青い部分だけ読んだら、すごいためになるビジネス書でしかない

  17. 名無しのゲーマー より:

    さすが元社長

  18. 名無しのゲーマー より:

    おい、頭大丈夫か

  19. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくの謎の引き出しの多さ

  20. 名無しのゲーマー より:

    読者をどんな気持ちにさせようと思ってこれを書いたのか

  21. 名無しのゲーマー より:

    「人間3」は笑った

  22. 名無しのゲーマー より:

    知能の上下が激しすぎる
    サインカーブか

  23. 名無しのゲーマー より:

    どんな気持ちで読んだらいいのか分からなくて、ただただこわかった

  24. 名無しのゲーマー より:

    けもフレ3をプレイして会社立ち上げを目指そう!

  25. 名無しのゲーマー より:

    急に真面目になるな!不安になるだろ

  26. 名無しのゲーマー より:

    たまに実はゲムぼくは馬鹿じゃないんじゃないかと思ってしまう時がある

  27. 名無しのゲーマー より:

    青字、出典がないんだけど、てことはつまりゲムぼくが自分で考えたんだよな?

    なんでだよ、なんでこんなに優秀なのに…

  28. 名無しのゲーマー より:

    こういう清濁併せた記事を見ると、マジでサイコパスなのかビジネス変態ドスケベマゾニャンカスファックかわかんなくなるなぁ……

  29. 名無しのゲーマー より:

    夏美か…モアさんとおさわりできれば地球だけじゃなくて宇宙の人型生物の生態への知見も深まるのにな…

  30. 名無しのゲーマー より:

    まぁ人間の腹よりマーメイド戦士の腹の方が美味いよな

  31. 名無しのゲーマー より:

    ソシャゲやる時、リソースを集中させて先に主力チームを作って
    主力チームで素材周回とかできるようにして
    そこから戦力を水平展開していくと効率的なのは確かに事実
    事実なのだが何故途中からムチムチ讃歌になっているのかは本当に謎

  32. 名無しのゲーマー より:

    逆に青文字の文章の方が怪文書に見えてきたぞ

  33. 名無しのゲーマー より:

    > これからはみんなに背徳感を覚えて過度に興奮していくね!

    目が覚めてから始まる悪夢

  34. 名無しのゲーマー より:

    夏美原作と全く変わらなくてワロタと思ったら作者本人だったの思い出したわ…
    媒体が変わるとムチ度もますからますます美味しそう(意味深)

  35. 名無しのゲーマー より:

    温度差!温度差!!!

  36. 名無しのゲーマー より:

    こわ…
    きも…

  37. 名無しのゲーマー より:

    黒字と青字の落差凄いな

  38. 名無しのゲーマー より:

    これが思考の分割ってやつか

  39. 名無しのゲーマー より:

    青文字の部分だけ読めば立派なコンサルティング文章として成立しているから中の人の教養の高さが分かる

  40. 名無しのゲーマー より:

    なんとなくそれっぽいのが凄い

  41. 名無しのゲーマー より:

    地球温暖化と氷河期が起こっているかのような温度差

  42. 名無しのゲーマー より:

    こんなコメントに迷うことある????

  43. 名無しのゲーマー より:

    青字部分まさか…自前の脳みそから出色したんか…?バグか?

  44. 名無しのゲーマー より:

    警察組織の結束力が向上しそう

  45. 名無しのゲーマー より:

    早くノウハウを活かして㈱むちむちバーサーカーカンパニーを立ち上がろ

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