大人の威厳と成長を見せつけろ!トンデミ平和島で大暴れだ!

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 ここは、東京都大田区にあるボートレース平和島!
 

 ……の、すぐ隣にある、
 

 トンデミ平和島!

 『トンデミ』は、バンダイナムコアミューズメントが運営する屋内型アスレチック施設。
 全国で、千葉(幕張)、東京(平和島)、神奈川(横須賀)、愛媛(伊予郡)の4ヶ所にあり、ぼくは約1年前に横須賀店に行ったことがある

 そのとき子どもたちはかなり楽しかったようで、以来ことあるごとに「またトンデミに行きたい」と言っていた。
 で、今回、しながわ水族館について調べていると近くにトンデミ平和島店があるのを発見したので、じゃあ両方行ってみるか、となったわけである。
 


出典:Google マップ

 ……あれっ、意外と遠いな、トンデミ。
 地図で見るとしながわ水族館とかなり近いが、ぐるっと回る形になるようだ。

 とはいえ、水族館をめいっぱい楽しみ、お昼ご飯も食べて元気があり余っているので、むしろ20分ちょっと歩くのはウォーミングアップとしてちょうどいいくらいだ。

ぼく「おっ、見えてきたっぽいぞ。たぶん、この川の向こうの、あのへんだ」
息子「あのたてもの?」
ぼく「あれはボートレース平和島っていう別の建物だから、その隣のあれかな」
娘「ボートレースってなに?」
ぼく「ええっと、競艇ってわかる? 競馬の船バージョンみたいなやつ。船が競争するの」
娘「当たるとお金がもらえる?」
ぼく「おっ、そうそう。まあ、当たればね。夢がある話ではあるね」
息子「でも負けたらお金なくなっちゃうでしょ」
ぼく「そうだね。でも人は皆どこかで負けて何かを失う生き物だから

 期せずして急に思想強めのコメントをしてしまった。
 

 着いた!
 このトンデミ平和島店は、最近5周年を迎えたらしい。それに伴い、さまざまなアクティビティがパワーアップしたりリニューアルされたりしたようだ。
 ちなみに、トンデミは店舗ごとにアクティビティの個性がある程度異なり、平和島店は横須賀店と比べるとひとつひとつのアクティビティの規模が大きい傾向にある。その関係もあってか、遊べる時間も120分と長めだ。ほかの店舗はだいたい90分。
 なお、料金は大人・子ども問わずひとり3,100円(休日・Web予約)。3人なら9,300円だ。高いのでそうそう行けるものではないが、まあ、年1回の楽しみとしては妥当な気がする。
 

 さあ、どんどん遊んでいくぞ!
 まずはトランポリンだ! 大人だと子どもより体重があるぶん高く飛びやすいので優越感を得られるぞ! ひれ伏せ! リスペクトしろ!
 

 ただ跳ねるだけではなくて、トランポリンを使った対戦型ゲームもある!
 たとえばこれは、トランポリンで跳ねることによって画面上のカニが走るというレースゲーム。最大4人で対戦できるので盛り上がる!
 

 これは、バーティカルスライダーという特殊な滑り台。これだけ別料金で500円かかるのだが、平和島店ならではのアクティビティなので希少価値が高い。
 ハンドルをつかむとそのまま滑り台の最上部まで引っ張り上げられ、頂上で手を離すとほぼ垂直に急下降! その滑り落ちる勢いは、三日月形の台を反対側まで上ってしまうほど。
 

 平和島店のテーマのひとつに「対決」というのがあるらしく、対戦系のアクティビティがかなり多め!
 これは光ったボタンを早押しする対戦ゲーム。大人の威厳で娘と息子を完膚なきまでに打ち負かしておいた。
 

 エアーランという、障害物レースのような大人気アクティビティも! 横須賀店にもエアーラン自体はあったが、コースがまったく違う。
 これはかなりいい勝負になったが、娘にも息子にも勝つことができた。我ながら強い。

ぼく「フフフ……
息子「え~、あとちょっとだったのに」
ぼく「フフフフ……
娘「なんかパパ強くない?」
ぼく「フフフフフフ!

 気づいたか! 前回の横須賀店当時から、ぼくの運動能力が飛躍的に上がっていることに!
 その秘訣は……
 

 ここ数ヶ月、ザバス ホエイプロテイン100を飲んでいるからだ!

 急に通販番組みたいになってしまったが、プロテインを試しに買ってみて朝や運動後に飲むようにしたら、心なしか体力がついてきたのは本当だ。
 これにより、いまトンデミでさまざまなアクティビティで遊んでも、疲れを感じることなく、全力で楽しむことができている。
 

 よし……
 この調子で、最後はクライミングエリアに行ってみるか!
 

 クライミングエリアでは、さまざまな難易度のクライミングを楽しむことができる。大人も子どもも区別なく遊べるし、安全ロープも付いているので、挑戦のハードルは非常に低い。
 ただ、やっぱり高難度のものはそれなりに怖そうに見えるので、子どもたちは興味はありそうだが踏み出せずにいるようだ。

 よし、ここは……

ぼく「ちょっと見てな! かつて電脳世界のウォールハッカーと呼ばれた実力を見せてあげるよ!」
息子「誰が呼んでたの?」
ぼく「ファイアーエムブレムのお絵描きBBSで自分でそういうコテハン名乗ってた
 

ぼく「ウオオオオオオ!
息子「えっ、すご」
娘「レベルけっこう高いところなのにいけてる!」

 見たか! これがザバスプロテインとお絵描きBBSの力だ!

ぼく「まあ、ざっとこんな感じで。最初は怖いけど、やってみたら意外と大丈夫だったりするもんだよ
娘「じゃあ、同じやつやってみようかな」

 真面目な話をすると、ぼくは自分自身の最終的な成功・失敗はわりとどうでもよくて、積極的に挑戦する姿勢、それも楽しんで挑戦する姿勢を子どもに数多く見せることが大事だと思っている。
 それを見て子どもがマネして挑戦するかどうかはわからないが、少なくとも「挑戦する」という選択肢をイメージとして持たせてあげることはできる。そのうえで、やるかやらないかは子どもが好きに決めればよい。
 ぼくが大切にしているのは、選択肢を増やし、可能性を広げてあげることだ。そのためなら、ぼくはなんだって恐れずに……

息子「あっ、あれまだやってないよ」
ぼく「えっ、どれ?」
息子「この上に道がある、ロープウォークってやつ」
ぼく「上……? ロ、ロープウォーク……?」
 

ぼく「ギャアアアアアア! ギィィィ! 落ちる! ア゛ッ! ギェェェ!
息子「落ちついて」
娘「さいしょは怖いけど、やってみたら意外とだいじょうぶだよ」
ぼく「そんなわけないでしょうが! こんなもん最初から最後まで怖いよ! 最後まで恐怖たっぷりだよ! ギエエエエエエ!
 

ぼく「ヒッ、ヒゥッ、 アギィィィィ!!

 ……

 …………
 

息子「アイスおいしい~」
娘「さいごのロープウォークめっちゃ楽しかったね」
ぼく「怖かった……」
息子「アイスちょっといる?」
ぼく「ありがとう……」
娘「ばんごはんはパパの好きなものでいいよ」
ぼく「ありがとう……」
 

教訓:プロテインは心までは鍛えてくれない。
 

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくが地元をうろちょろしてて嬉しい! ……ような嬉しくないような……

  2. 名無しのゲーマー より:

    前言撤回が早すぎる

  3. 名無しのゲーマー より:

    おー平和島にも行ったのかー。あの辺競艇やトンデミ以外にもビッグファンの中に
    ドンキやらゲーセンやら映画館なんかもあって一日遊べるから良いよね

  4. 名無しのゲーマー より:

    むちむち星人のくせに心はむちむちじゃないのか

  5. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくさんなら競艇場にも行ってそう

  6. 名無しのゲーマー より:

    FEのおえかきBBS…か○き茶亭かな?

  7. 名無しのゲーマー より:

    >>でも人は皆どこかで負けて何かを失う生き物だから

    子供たちに毎回ゲームで負けて親の威厳を失ってるゲムぼく。さんが言うと説得力あるなあ

  8. 名無しのゲーマー より:

    プロテインが抹茶味なことにちょっと笑ったわ
    一応、抹茶スイーツブログを意識してたんですね

  9. 名無しのゲーマー より:

    ウソでしょ、いつもなら記事の途中で息切れて、えづいていてもおかしくないのにその上子供達に勝つだなんてザバスってすごいなー

    ロープのやつどんな感じなんだろう?ちょっとやってみたい

  10. 名無しのゲーマー より:

    今まで散々子供の体力に振り回されていたのに、いつもの生活にプロテインを足すだけで子供を圧倒するとは…。
    これはプロテインが実はヤバい物だったかゲムぼく。のポテンシャルがヤバいかの二択ですね。私は後者だと思います。

  11. 名無しのゲーマー より:

    パパぼく。回毎回好き
    子供は親の背を見て育つと言いますから、チャレンジャーな父を見ればきっと挑戦的な選択も取りやすくなることでしょう…

  12. 名無しのゲーマー より:

    恐ろしいことに加齢すると当日の疲労が翌日どころか翌々日に来るようになるんですよね
    こういう時に子供の元気さと若さを実感します

  13. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。が父親やったら楽しいやろうなぁと思った

  14. 名無しのゲーマー より:

    あれれ…筋肉痛が…遅れてやってくるよ…?

  15. 名無しのゲーマー より:

    全く同じ味のプロテインを飲んでて笑った。
    ちなみに森半の宇治抹茶と合わせると大分うまいぞ。

  16. 名無しのゲーマー より:

    プロテインよさそうですね
    試してみようかな

  17. 名無しのゲーマー より:

    >挑戦する姿勢、それも楽しんで挑戦する姿勢を子どもに数多く見せることが大事だと思っている。

    ちゃんとした大人みたいなこと言うゲムぼく。さん好きだよ

  18. 名無しのゲーマー より:

    むちむちバーサーカーがムキムキになってるの面白くてズルい

  19. 名無しのゲーマー より:

    心もむちむちになって

  20. 名無しのゲーマー より:

    心に傷を負ったお父さんを気遣えるようにお子さんの心が育ってて素晴らしいですね(傷を負った経緯からは目をそらすものとする)

  21. 名無しのゲーマー より:

    パパぼく。の文章は面白くて好き。
    ゲムぼく。の文章は気持ち悪くて好き。

    >息子「でも負けたらお金なくなっちゃうでしょ」
    >ぼく「そうだね。でも人は皆どこかで負けて何かを失う生き物だから」
    秋華賞でリバティアイランド軸にしてたのに紐抜けして負けた俺に大ダメージ

  22. 名無しのゲーマー より:

    >ぼく「そうだね。でも人は皆どこかで負けて何かを失う生き物だから」
    性欲に負けて理性を失うおじさんの言葉に含蓄はないが説得力はある

  23. 名無しのゲーマー より:

    トンデミ平和島店はしながわ区民公園の駐車場側出口から出れば徒歩10分です!!!!!!(地元民の主張)

  24. 名無しのゲーマー より:

    パパぼくとゲムぼくの振り幅がすごい。
    このブログ二人でやってない?

  25. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。氏が、普段どんな運動してるか気になる
    継続が苦手だから、ブログしかり運動しかり続けられるのってすごい

  26. 名無しのゲーマー より:

    やはり筋肉。筋肉が全てを解決する。

  27. 名無しのゲーマー より:

    わからされるゲムぼく。かわいいよ。もっと悲鳴あげて。

  28. 名無しのゲーマー より:

    最後のお子さんたちの優しさにふふってなった
    パパぼく。回好きです
    良い父親してるなあ

  29. 名無しのゲーマー より:

    パパぼく。回はほんといいお父さんしてていいね。

  30. 名無しのゲーマー より:

    青汁の通販番組みたいだ……!

  31. 名無しのゲーマー より:

    偉大な父になりすぎないように敢えてバランス取るの好き

  32. 名無しのゲーマー より:

    プロテインが抹茶味なの小賢しくて好き

  33. 名無しのゲーマー より:

    ブログ映えもしないプロテインでも抹茶味にしてるってことは、「抹茶スイーツブログ」はネタで言ってるだけじゃなくて本当に抹茶味好きだったのか……?

  34. 名無しのゲーマー より:

    おい先週お前の記事見て横須賀のいったぞ めっちゃよかったけどいまだに筋肉痛だし、ボルダリングめちゃくちゃ怖かったぞ でも楽しかったぞありがとう

  35. 名無しのゲーマー より:

    娘さんも息子さんも良い子すぎるよ〜

  36. 名無しのゲーマー より:

    プロテイン飲んでからシコってるって事?

  37. 名無しのゲーマー より:

    パパぼく。回のお子さんとのやりとり好き

    バーティカルスライダー楽しそうですなぁ

  38. 名無しのゲーマー より:

    晩御飯がむちむちになっちゃうよ・・・

  39. 名無しのゲーマー より:

    最後のアクティビティと全く同じもので、降りられなくなって泣き叫んでる女の子見たことあるわ

  40. 名無しのゲーマー より:

    「そうだね。でも人は皆どこかで負けて何かを失う生き物だから」

    唐突に真顔で人生を諭すな

  41. 名無しのゲーマー より:

    そこの近くの公園にもアスレチックがあるらしい

  42. 名無しのゲーマー より:

    『真面目な話をすると、ぼくは自分自身の最終的な成功・失敗はわりとどうでもよくて、積極的に挑戦する姿勢、それも楽しんで挑戦する姿勢を子どもに数多く見せることが大事だと思っている。
     それを見て子どもがマネして挑戦するかどうかはわからないが、少なくとも「挑戦する」という選択肢をイメージとして持たせてあげることはできる。そのうえで、やるかやらないかは子どもが好きに決めればよい。』

    の部分にパパぼく。さんのお父さんとしての器が見れて好き
    俺の親もこういう部分があってすごく尊敬してるから、パパぼく。さんとお子さんも仲良しなんだろうなぁ

    むちぼく。はキモいからどっか行ってて

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