人は想像力が欠如したとき、理解の及ばない他者や事象に対して得体の知れなさを覚え、恐怖し、不必要な攻撃性を発揮してしまうことがある。
ぼくは小・中・高と田舎の学校に通っていて、その小さな世界のなかでは、勉強は比較的できるほうだった。小学生のころは周囲からホメられることも多かった。
が、中学・高校と進むにつれ、特に高校は進学校だったこともあってか、みんな自分自身や他者の成績について敏感になっていき、受験が近づくとピリピリした空気になることが増えた。
特に覚えているのは、受験直前期、ある人から「あの人は塾にも通ってないし勉強時間も少なそうなのに成績がよくてズルい」と言われたことだ。なにも悪いことをしていないのに「ズルい」とまで言われたのは当時かなりショックだった。
でも、それってよく考えたらしょうがないよな、とも思った。
個人的には「塾に通うのは手段だし、勉強は時間の長さより質が大切だし、成績となんも関係ないじゃん……」と思ったし、いまでも思うが、たとえば相手の人が「時間をかけてがんばれば人は報われるのだ」みたいな価値観のもとに育ってきたのだとしたら、そういう言葉が出てくるのはしかたない。そういう人からは、ぼくは一見「時間をかけてないしがんばってもないのになぜか報われている人」に見えるはずで、得体が知れないだろうから。
なので、言い返す気は起きなかった。心にダメージを受けすぎて言い返す力もなかったのも本音だが。
関連記事:真剣取材!人はなぜSNSでウソをついてしまうのか?
あと、この『ゲムぼく。』というブログも、個人の趣味ブログなのだが「営利目的のビジネスブログだ」と勘違いされて攻撃されたことがある。これは過去に記事にした。
聞いてみると、「毎日決まった時間に更新してて、内容もしっかりしてるし、ジャンルも妙に幅広いから、個人が趣味でやれるレベルじゃないと思った」とのことで、これも想像力の不足が攻撃性を生んでしまった事例と言える。
そして、こういう例は、世の中にいくらでもある。
想像力が足りないばかりに不必要な言動をして、または必要な言動をできずに、結果的に間違えたり人を傷つけたりしてしまう……というのは、人が人として生きる限り絶対に起きる。ゼロにはなり得ない。ぼくだってきっと、誰かに対してそういうことをしている。
でも、それを少しでも減らすには、「知ろうとする姿勢」が大切だと思う。
自らの想像が及んでいない可能性をつねに想定し、想像力を養うために知識を身に着ける。知識を身に着ければ、それまでの自分がいかに無知であったかを自覚でき、世界が広がる。想像力が高まる。
これは、ソクラテスが言うところの「無知の知」または「不知の自覚」に通ずる部分が多いと思う。
ブルーアーカイブに、『夏の特殊作戦! RABBIT小隊と消えたエビの謎』という期間限定イベントがある。2023/06/21(水)~2023/07/05(水)の開催だ。
基本的には「さびれた漁村を舞台に、エビ不漁の真相をRABBIT小隊が暴くミステリー風コメディ」という感じで、深く考えずに楽しめるイベントストーリーになっている。
……が、このイベントには、たびたび出てくる重要な考え方がある。
それが、「恐怖は無知から生まれる」というものだ。
たとえば、村人たちの、村の伝説となっている怪異「深きもの」への恐怖心。
「深きもの」は実際には怪異でもなんでもなかったわけだが、村人たちは無知ゆえに恐怖を抱き、恐怖ゆえに知ろうとする心にフタをし、恐怖心をどんどん増幅させてしまった。
そして、ミヤコ率いるRABBIT小隊。
彼女らは、「エビが謎の不漁になっている」という事前情報があったことと、全体的にどんよりとしていて観光客を歓迎する様子もない村の雰囲気に気圧されたことにより、「この村には何か裏がある」と決めつけてしまった。つまり、純粋に知ろうとすることを怠ってしまった。
「何かあるに違いない」という色眼鏡で情報収集を始めた結果、すべてにフィルターがかかってしまい、結果的に村に対する偏見や誤認をどんどんふくらませてしまった。
ただ、最終的に村人たちとRABBIT小隊は理解し合い、手を取り合う。
お互いに自らの無知を自覚し、無知ゆえに想像が及ばなかったことを反省した結果、視野が広がり「本当の敵」を見つけだすことに成功するのだ。
彼女らによって「本当の敵」は捕縛され、その者は「どんな罰を受けるかわからない」という無知ゆえの恐怖によって懲らしめられて終わる。
単純に痛快でもあるが、教訓めいて見えるエンディングでもある。これはまさに、ソクラテスの言う「無知の知」「不知の自覚」の大切さを説いた話だ。
今回のイベントにおけるRABBIT小隊の大活躍を見て、ぼくが得た学びはふたつ。
ひとつは、無知は恐怖を生むということ。
そしてもうひとつは……
むちむちは興奮を生むということだ!
すごいぞ水着サキ! 通常サキがあまりおっぱいや太ももを目立たせない服装だったこともあり、むちむち相対性理論によるギャップ効果でとんでもないむちむちに見える! ありがとうアインシュタイン!
サキ! サキサキサキサキ!!
どんなプレゼントでもだいたい喜んでくれるサキ!
太ももをぶっとくするために走り込んでくれるサキ!
ちんこ!!
アッ!?
アーーーーーーー!!
おっぱいが! 太ももが! むちむちだァァァァー!!
そ、そうか! これがソクラテスの言う、
むちむちの知!
むちむちの自覚!!
ありがとう、サキ!
RABBIT小隊のむちむちソクラテス、空井サキ!
……
…………
アア~……サキ……スキ……サキスキ……ンフフ……
コメント
「無知の知」と言い出した辺りから「あっこれむちむちに帰結するな」とわかる安心感溢れる記事
ソクラテスに何回迷惑をかければ気が済むんだ
ちんこ!!
じゃねえよ
せっかく良い事言ってたのに…
あなたっていっつもそう!
タイトルの無知の時点であっ…ってなりましたね
無知の知だけじゃなく不知の自覚まで絡めてくるとは
教養が意外にある
ちんこ!!じゃないよ
……違うよね?
ゲムぼくさん水着モエ実装されなくて血の涙流しそう。
この人のブログはためになるな
それはそれとしてこの人仕事中や食事中もムチムチの事しか考えてなさそう
「無知」って文字が見えたからだんだんIQ落としてむちむちの話すると思ったら間違いなかった
冒頭のエピソードがかわいそすぎる
突然IQが下がってすごく安心した。やっぱりこうじゃなくちゃ
とりあえず「無知の知」というワードが出た瞬間、オチは分かったけど……途中の過程が良いだけに惜しいよなぁ。
無知の知が出てきた時点でオチが読めた
それはさておき相変わらず読ませる文章書くのが上手い
チヒロハナコドロシーに続くまともな考察記事かと思ったら途中から壊れて「俺のゲムぼく。理解度」はまだまだ低いんだなって思いました
哲学界と物理学界に同時に喧嘩売るとか器用ですね
IQの突然のフォールダウンに恐怖すら覚える。
無智ではこうはなるまい
急に冷静になってむちむちするな
>ちんこ!!じゃないよ
ユムシ…だろうか。ちなみに英語だとストレートにPenis Fishだったりする。
ドルウェブの無知の無知も好き
ユムシは見た目が本当にちんこだからあってる
IQが高い時とIQが低い時の差がありすぎる
自分はこのイベントを読んだ時に「因習村っぽい雰囲気だけ出しておいて実は何もない肩透かしを楽しむギャグ」だと認識していたが、同じシナリオにソクラテスを見出すのが見識ってやつなんだなって感心した
そしてソクラテスにむちむちを見出すのがゲムぼく。
「ユムシ」っつーナマコみたいな無脊椎がおるんですがね、そいつがなんと九州地方じゃあ「イイマラ」英語じゃあ「ペニ/スフィッシュ」ってとんでもねえ呼ばれかたしてるんがおりましてな。
それだけですわ
この先に限定ガチャがあるとわかっていてもガチャ回さざるをえないむちむちラビットの力よ
水着モエが実装されたらまたアーアー鳴くんだろうな・・・
あ、ゲムぼく。さんのおかげでブルアカ始めて沼にハマりましたありがとうございます
理不尽な目に遭ってもやり返さない強さに溢れている性人だ
サキちゃんは自分がムチムチしてるのを自覚してどうぞ
ミヤコとミユがレベル1で放置される未来が見える
高校生でそこまで冷めた目で同級生見てるの怖いかも
ちんこ!!
前半と後半の差で風邪引くわ
1年近く毎日ほぼ欠かさず読んでるけど未だにこのブログが何のブログかわからなくて恐怖してる。
無知を見ると脳内でむちむちってルビ振られるんですがどうしたらいいですか?
むちむち移行まではハイハイ前振りねで読んでたのにちんこで耐えきれず笑ってしまって非常に悔しい
オチが完全に読めるのに笑ってしまう
落語のよう
お?今日はハナコの時みたいな真面目記事かな?と一瞬思った自分を殴りたい
>太ももをぶっとくするために走り込んでくれるサキ!
目的を捏造するな
サキちゃんかわいい
ブルアカダウンロードしてくる
むちむちソクラテスとは
真面目なのかむちむちなのかドキドキさせるのやめろ
むちむち一辺倒かと思いきや変化球を混ぜてくるから癖になる
最初の身の上話すき
>ありがとうアインシュタイン!
アインシュタイン「そんな理論知らん…怖…」
「むちむちは~」のあたりから2倍くらい早口になっていそう
タイトルに「無知」の時点で予想可能回避不可能だった
この人のブログ見てると知性って消費性なのかなって
ブログ界隈の知識を得れば得るほどこのブログが営利目的のビジネスブログじゃないのが信じられなくなるんですけど…
実家のような安心感
前半と後半の差よ…
ちなみにユムシは美味しいよ
このノリで最後まで記事を見てみたかった感
モエが実は細身だったことにショックを受けているのかと思っていましたが、きちんとサキのむちむちに反応していて安心しました。お元気そうで何よりです。
無知ん娘!
予測可能回避不可能とはこの事か
ちんこ!があまりにもちんこでちんこだった
オチでサキに発狂すると分かっていても、前半の闇がつらい。
ちんこ!が和田ア○子で脳内再生される
ある友人や、ある同級生が〜ではなく、ある人と言う言葉を選ぶあたりにゲムぼくの高校生活3年間の足跡を見る事ができる
ミユにはピクリともしてなさそう
塾通いよりいい頭と豊富な語彙力を全部ドブに投げ捨ててアア〜〜〜〜しか言えなくなった結果
んあー!さきパイ!!さきパイさきパイさきパイ!!!
むちむちむちむちむちさきパイだあー!!!
モエぜったいおなか引っ込めてるでしょ
ありのままの君でいて
IQの下がり方がエゲつない。
水着サキの通常とのギャップによる破壊力の高さは、正直なところ同意できる
努力の質が違うのに時間だけアピールする人はどうしてもいるよね
日本は残業する奴ほど偉い文化だから…
自分がむちむちだと思ってない子も好きだからむちむちの自覚しないで、無知のむちむちでいてほしい
成績いいのにむちむちで馬鹿になるのずるい
いつもの
むちむちの鰻とかで興奮してそう(偏見)
そのうちキムチも興奮のトリガーになる
水着ミヤコのモモトーク。無人島で2人きりになるシチュについて哲学的に語ってください
ミヤコが卑しく迫ってきてるのにガン無視してそう
むちむちの話をしたいから前半の話いれたわね
「ちんこ!!」の勢いでどうしても笑ってしまう
やはりいくらエロくてもミヤコはムチムチじゃないからスルーされるのか・・・
卑しさはムチムチだから取り上げてくれ神よ!
ソクラテスと同じ末路辿ればいい