くら寿司にやってきた!
娘「たべるぞ~」
息子「ちゅうもんボタンおしていい?」
ぼく「どんどん好きなの頼んでいいよ。いっぱい食べよう」
娘「ビッくらポン何回できるかな~」
そう。くら寿司における最大の楽しみと言えば……
お皿5枚ごとに遊べるミニゲーム『ビッくらポン!』だ!
ミニゲームと言っても、基本的には映像が流れるだけで、当たりが出れば上のガシャポンマシンのような機械から景品がコロコロ出てくるだけなのだが、これがかなり楽しい。
ぼく「あっ、いまの景品はSPY×FAMILYグッズなのか」
息子「えっ、ほしい!」
娘「けしゴムほしい~!」
ぼく「たしかにほしいね。でもまあ、当たるかどうかは運だからな~。だいたい5~6回に1回は当たるらしいから、25皿とか30皿とかいけば1個くらいは当たるかもね」
息子「パパのもなにかたのんであげようか?」
ぼく「ありがとう。あっ、でも、スマホで注文機能があるから、そっち使おうかな」
くら寿司は、テーブルにあるQRコードを読み取ればスマートフォンからも注文ができるようになっているので便利だ。
タッチパネルが遠くても問題ないし、注文したい人どうしでタッチパネルを取り合うようなこともなくなる。
うに入り海鮮軍艦、おいしそうだな。これと、あとオニオンサーモンと……
ぼく「えっ!? あれっ!?」
息子「どうしたの?」
ぼく「すごいことに気づいてしまったかもしれない」
娘「なに?」
ぼく「これ、『ビッくらポン1個付き』って書いてある……もしかして……」
娘「どういうこと?」
ぼく「いや、でもまだわからないな……ちょっとこれ頼んでみるね」
まさか……まさかそんなことがあるのか……? 運要素を排除するSSR確定チケットみたいな恐ろしいシステムが……
スマートフォンから注文ボタンを押し、数分後……
!!
付いてる! ホントにビッくらポンが1個付いてる!!
こんな抜け道があったなんて! SSR確定チケット付き寿司じゃん!
息子「ロイドのけしゴムだ!」
娘「けしゴムつかいたい! やった~」
この『ビッくらポン にぎり』は、770円(税込)で5皿ぶんの寿司が入っている。内訳はいなり、ハンバーグ、たまご、エビ、サーモンだ。
なお、この店舗は都市型店舗で1皿125円(税込)が標準価格(通常店舗は115円が標準)。上記の5種を単品で注文すると125×5=625円(税込)だ。
つまり、770-625=145だから、145円でビッくらポンの当たりを買った、と言うことができる。かなり良心的だ。一般的なガチャガチャだって200~300円はするわけだから、145円で確実に景品が手に入るのはすごい。
ただ、あえて言うなら、人によっては「こういうのは当たるか外れるかドキドキするのが楽しいのであって、景品だけもらってもな……」と思う人もいるかもしれない。
ぼくは娘と息子が喜んでいるので大満足だが、ビッくらポンそのものを遊びたいという気持ちはわからなくもな……
ぼく「あれっ!?」
娘「なにごと?」
ぼく「正気か!? どういうことなんだこれ!?」
550円ぶんのスマホ注文で遊べる『スマホでビッくらポン!』が遊べるようになってる!
なんと、770円のビッくらポンにぎりは、確定で当たりが1個付いてくるだけでなく、スマホでビッくらポンの値段カウント対象にもなるのだ!
要するに、「SSR確定チケット1枚+ガチャチケット1枚が付いてくる寿司」みたいなことだ。バランスぶっ壊れすぎだろ。サービス終了直前のソシャゲか?
ちなみに、スマホ注文では、わさびや粉末緑茶などの物販品を買うことでも『スマホでビッくらポン』の値段カウントを稼ぐことができる。
ビッくらポンにぎりほどお得ではないが、「満腹でもう食べられないけど、あと数百円でビッくらポンが回せる」というときに便利なので、覚えておくとよいだろう。
ぼく「すごいな、このビッくらポンにぎり。めちゃくちゃお得だ」
息子「あたるかな?」
娘「さすがにはずれるんじゃない?」
ぼく「……いや。これはほぼ確実に当たる。わかった気がする」
娘「えっ、なんで!?」
ぼく「まず、今日はこれでもうビッくらポン6回目くらいでしょ。確率的にはそろそろ当たってもおかしくない」
息子「たしかに」
ぼく「そして、もうひとつ。ファンマーケティングって言葉を知ってる?」
娘「しらない」
ぼく「熱心なファンを作って、そのファンにお店や商品をもっと好きになってもらって口コミを広めてもらうって手法でね。くら寿司も当然、これをやってるはずだ。こうやって、スマホ注文を使いこなしていて、しかもわざわざビッくらポンにぎりを頼むような人は間違いなくファンだ。つまり、くら寿司にとってもっとも大切にしなければならないコア顧客。ということは、このビッくらポンは当たり確率にプラス補正がかかっていると考えるのが自然であり、よって……!」
当たらないじゃねーか!!
コメント
これ知らなかった!大人でも頼めるかなにぎりセット…
子供たちにとってはサービス終了直前のソシャゲみたいな餌で釣るけど
ガチャの確率は渋い現行ソシャゲの沼っぷりが学べる良い機会でしたね
1人で30皿食べた時も当たらなかったからな…現実は無常なんよ。
でも確定メニューあるのはそんな荒んだ心を慰めてくれる。
結果的に35皿食べることになったし、家帰るなり一歩も動けなくなったけど、後悔はしていない。
こないだの話題で回転寿司への悪印象が増えつつある中
あえて回転寿司を楽しむ投稿で風説に立ち向かうその姿勢が素敵
前日の記事があんなひどいものじゃなければもっと評価されるだろうに
確率論の話を始めると確定演出来たな……となりますね。
確定付きにぎり、ガチャ狙いの人としてはかなり良心的なシステムでいいですね
最後エンプレスの時みたいにめっちゃ早口で言ってそう
変態性がでてない時かなり優秀な情報出すのなんなん?
マジかよ良心的すぎるだろ
大人だけどハンバーグ寿司大好き
日々の記事を見てると適切な理論に基づいた変態なんだなって思う
関係ないけど1番最初の画像の子めちゃくちゃ可愛いですよね…くら寿司キャラの中でも1番好きです。
これだけ食べ続ければ景品コンプいけそうだな
丁寧な前振りからのオチにバラン生える
コメントに気になる人もいると思うから
・子供がいなくても頼める
・スマホから頼まないとスマホからびっくらぽんで二重に回すことはできない
・スマホとタッチパネルで金額を合算しないので、両方で端数になることがある。スマホで頼むなら全部スマホでやろう
寿司ガチャに当たり補正があるわけないない
┐(´∀`)┌
回転寿司ってもう100円じゃないんだな…
ゲムぼく。の確率論ほど当てにならないのは過去記事からよく分かる。
何まともなライフハック記事書いてるんだよ
昨日PCに電マ押し当てるライフファック書いたくせに
ゲムぼく的にヨルさんはどうなんだろう
細すぎるのか?
景品がスパイファミリーじゃなくてラストオリジンやブルアカだったらゲムぼくは世間体をとって行かないか欲望の赴くままに回すのかっていう社会実験をやってみたい
回転むてん丸面白いですよね
ゲーセンだろうと、びっくらポンだろうと景品表示法から逃れられない!
幅広い知識、帝京平成大学かよ
ファンマーケティングのフリ分かっていてもワロタ
ゲムぼく。さんが確率の話をしたらハズレ確定演出
もうみんな知ってるよね?
パパ〜びっくらポンフルコンプするまでお寿司食べて〜
前フリの鬼か?
道楽でやってる駄菓子屋ぐらい気前がいいですね、行きたくなってきた
しばらくくら行ってなかったから確定メニューあるの知らなかった
相変わらずの「PRみたいだけど普通に個人的に楽しんで書いた記事」だ……
むてんまるの人形持ってたな
こんな「くら寿司に行くときに役立つ記事」を「家族とのほほえましい会話」も踏まえて、「最後にくすっとさせる落ちまで完備」した記事の前があれかぁ…
青髪の女の子にいつものような発狂しないかハラハラしたぞ
何気にデカいんだよね
娘「なにごと?」←かわいい
デレステのスカウトチケット購入のようなシステムだ
びっくらポンの青髪のおねいさん可愛いよね
似非フェミとかにギリギリ目をつけられない
絶妙なキャラデザだと思う
そういやくら昔読んでた寿司の漫画、結構凝ってて面白かったけどゲムぼく。氏は読んでらっしゃるのだろうか?
“気づいた”か…ビッくらポン確定ガチャの仕組みに…
くら寿司全体が値上げされた分、以前より食事一回辺りのサイドビッくらポン回せる効率は上がったんだよね
前は微妙に足りないサイドメニューとか多かった