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2021年10月にHP(ヒューレット・パッカード)の最新薄型ノートPC、HP ENVY 13-baを買ってから約2ヶ月が経った。
改めて、主要なスペックは下記の通り。
【HP ENVY 13-ba1000 パフォーマンスプラスモデルG2】
CPU:Intel Core i7-1165G7 プロセッサー (4.70/12)
GPU: NVIDIA GeForce MX 450 グラフィックス
メモリ:16 GB
ストレージ:1TB SSD + Intel Optane メモリ H10 & ソリッドステート・ストレージ (32GB)
ディスプレイ:13.3インチ IPSタッチディスプレイ 4K(3840×2160)
本体重量:約1.3kg
購入価格:税込134,800円(Amazonギフト券10,000円プレゼント付き)+液晶保護フィルム税込1,730円
※OSは購入時はWindows10だったが、Windows11にアップデート済み
13.3インチの薄型ノートながら、4KディスプレイでGeForce MX450搭載というなかなかの変態仕様。
ゲーミングPCではないので過信は禁物だが、ある程度は期待が持てる。
今回は、さまざまなPCゲームの実際をプレイしてみることで、HP ENVY 13-baのゲーム性能を徹底解説だ!
【3D Mark】
■スコア
Fire Strike 3,831~4,978
Night Raid 10,536~15,314
……なんだこれ? 何回か測定したが、なんでこんなに幅があるんだ?
スコアがOffice LaptopとGaming Laptopの中間なことは予想通りだし期待通りだが……
いろいろ試してみると、内蔵GPU(Iris Xe グラフィックス)と外部GPU(GeForce MX450)のふたつグラフィックボードがあり、かつノートPCである、という仕様が関係していることが判明。
PCの排熱を抑えたりバッテリーを長持ちさせたりするために、低負荷処理時は内蔵GPU、高負荷処理時は外部GPUを優先的に使う、という処理がされており、そのせいでベンチマーク中も負荷が軽いと本気を出してくれないのだ。
また、Windows11は現状ではWindows10に比べ各種ベンチマークのスコアが安定しない(下振れしやすい)ともよく聞くので、その影響も若干あるかもしれない。
GeForce MX 450の性能はCore i7-1165G7内蔵Iris Xe グラフィックスの1.5倍程度らしいが、それをふまえると上記のスコアには納得感がある。
Night Raidを内蔵GPU主体で処理したら10,536、外部GPU主体で処理したら15,314。スコア差およそ1.5倍。ちょうど計算が合う。
なお、どちらのGPUをメインで使わせるかは、全体でも、アプリケーションごとでも設定が可能。
ただ、ベンチマークテストで限界を追求したいときはともかく、通常使用においては『Windowsでの自動決定』にしておくのが無難だろう。
中途半端にいじるとかえって動作が鈍くなるおそれがあるし、消費電力や排熱の観点から言っても必要以上に負荷をかけるのは考えものだ。
【FF14 暁月のフィナーレ ベンチ】
FF14の最新ベンチマーク(暁月のフィナーレ)では、スコアは下記の通りだった。
1920*1080 標準画質(ノートPC) 9,206(快適)
1920*1080 高画質(ノートPC) 5,893(普通)
スコアとしては、やはり一般的なノートPCとゲーミングノートのちょうど中間、といった感じ。
画面上は『GPU:Iris Xe Graphics』と表示されており、「あれ? GeForce MX450使われてないのか?」と思ってしまうが、タスクマネージャーで見ると両方のGPUがちゃんと併用されていた。
ほら、この通り。
FF14ベンチはGeForce MX450をフルに使って処理し、バックグラウンドのこまごまとしたアプリケーションはIris Xe グラフィックスでカバーしている、といった感じのGPU使用率になっている。
このあたりの併用が自動的に行われるので、マルチタスクに強いのはありがたい。
【Fall Guys】
Steamでいくつかのゲームも実際にプレイしてみよう。
まずはFall Guys(フォールガイズ)だが、これは最高設定で余裕。フルHDはもちろん、なんなら4K 60fpsでもヌルヌル動く。
ただ、そこまで高画質を求めるタイプのゲームではないと思うので、ほどほどの設定にして排熱を抑えるのがいいだろう。
【Wattam】
以前レビューを書いた、『Wattam(ワッタン)』。
これも3Dゲームだが要求スペックが高いわけではないので、最高設定でも余裕。ヌルヌル。
【シェフィ】
個人的に大好きなカードゲームであるシェフィ。
負荷の軽いゲームなので当然フルHDでも快適に動くが、これくらいならGPU使用率もかなり低いことを特筆しておきたい。GeForce MX450の使用率が30%前後。内蔵GPUはほぼ使わず。
軽めのゲームなら複数同時に動かしたり、ほかの作業と並行したりしても問題なさそうだ。
【Haydee】
アーーーーー!
アーーーーーーーー!!
というわけで、性能としてはスペック通り、通常のノート以上、ゲーミングノート未満、というところ。個人的には充分すぎるほどだ。
そして、GeForce MX450搭載による真の強みは、GPUが2個になることによるマルチタスク性能だと思う。目的にもよるが、ぼくのようにゲーム・動画編集・ブログなど多用途で使いたい人には強い味方になる。
懸念点としては、ゲーミングノートでないぶん高負荷処理が続いたときの排熱は心配なので、ゲームをがっつり遊ぶならこの記事で紹介したように排熱を促進する工夫をしてあげるとよいだろう。
よろしければ、ぜひ参考にしてください。
コメント
値段を考えれば素晴らしいPCですが、利用者が頻繁に熱暴走をおこすのがネックですね。
途端にIQを下げるな
PC記事で最終的に尻フェチ写真集を紹介してくるのはお前だけだよ
ケツケツケツケツケツケツ〜(関根勤)
FallGuysヘタクソ実況待ってます
ちゃんとした記事だと思ったら最後に勢いがあった
良い記事なのに
なんで途中で
賢者ア出すの?
HPの事はよく知らないけどHaydeeは買おうと思いました。
ラストオリジンからゲムぼく読者になったワイ「ゲムぼくさん、ハードウェアレビューもするのか」→(読後)「…いつも通りやったわ」
ノートは薄くても
ケツは分厚い
ケツマーケティングでHaydee買おうとしてるそこの君
クッソ難易度高いから覚悟してプレイするんだぞ
なんだいつものゲムぼくか
ゲムぼくさんの高負荷処理は
あっという間だから安心ですね