
無敵技のアイゼンシュトルムを読んでガードして、

カウンター!

すり抜け突進技のツヴァイト・カルタスゲシュトゥーバーをつねに警戒しておいて、

それっぽい動きが見えた瞬間に投げる!

ジャンプされたら、位置関係から考えて背中側に回る「めくり」狙いだろうと予測して、

背中側に対空の前パンチ!

ひさびさに帰ってきたぜ!
DR1600以上の「イグニス」に!

……という感じで、対戦格闘ゲーム『ギルティギア ストライヴ』を楽しくプレイしている。
2026年4月に「Ver 2.00」という超大型アップデートがあり、使用キャラであるエルフェルト=ヴァレンタインの性能がガラッと変わったのだが、それにもすっかり慣れた。
日々「きょうは○○を意識して試してみよう!」とテーマをある程度決めながら、ランクマッチを中心に自由気ままに遊んでいる。

現在は、強さのおおまかな指標となるDR(デュエルレート)は1500~1620くらいを行ったり来たりしている。1500台後半にいることが多く、1500を割ることはめったになくなった。
テーマを決めず目先の勝利だけに専念すればもうちょっと伸ばせるかもしれないが、それをやるとただでさえ疲れるランクマッチがより疲れるものになるのはわかりきっているので、短期的なDR増減はなるべく意識せず、テーマの達成を優先するようにしている。
……そう、「疲れる」。
ランクマッチは、疲れるのである。

いくら目先のDRは意識しすぎないとは言っても、ランクマッチは真剣勝負の場なのでつねに全力で挑むべきだし、やるからには勝ちたいので、気合いが入る。
そのうえ、ぼくがいる「闘神(とうしん)」という場所はいちおうゲーム内の最高ランク帯なので、試合のレベルが高い。ヒイヒイ言いながらついていっている。
さらに、ぼくはもともとアクションゲームが苦手なこともあって「反応」より「読み」で戦わざるを得ないタイプなので、頭をかなり使う。雰囲気や手クセだけではぜんぜん勝てない。
となるともう、すぐヘロヘロである。デスクワークよりよっぽど頭脳労働している。
こんなの、ぶっ続けで何十戦もできるものではない。連戦すればするほど勝率が下がりそうだ。高いパフォーマンスが出せるのはせいぜい……
……
せいぜい何戦なんだろう?

よし、調べてみよう!
自身のDRが1501~1620のときの直近174戦400試合(※)の戦績を可能な範囲で記録し、集計。本当はもっとサンプル数がほしいが、まあ個人が趣味で試しにやってみるものとしては充分だろう。
これを使えば、「連戦すればするほど勝率が下がるのでは?」も含め、いろいろなことが検証できるはず。やってみよう!
※本記事内での定義
「1試合」…2ラウンド先取(最大3ラウンド)で行われる戦いのこと。
「1戦」…ランクマッチで相手1人と連続して行う1~3試合のセットのこと。
検証1:「時間帯」で勝率に差はあるか?
朝・昼・夜とか、人が多い時間・少ない時間とかで、勝率に差は出ているのだろうか?
3時間ごとに時間帯を区切って集計した。

結論は、「差はあるにはあるが、有意とまでは言えなさそう」というところ。
400試合全体の勝率が51.5%で、そこから極端に離れている時間帯はあまりない。「00-02時台」が勝率69%と非常に高くなっているが、ここは試合数が少ないので偏りやすい。
あえてなにかを見出すとすれば、「09-11台」の勝率が高めなのは納得感がある。
平日の在宅勤務時は09:30から仕事を始めるのだが、09:00~09:20ごろに朝活気分で数試合だけやることがよくあり、そのときはたしかによく勝っている。
朝なので脳がスッキリしていて、かつ「数試合で終わる」と決めているので、集中しやすいのかもしれない。
検証2:「曜日」で勝率に差はあるか?
意味はあまりなさそうな予感がしているが、せっかく元データがあるので調べておこう。
曜日ごとに、勝率に違いはあるのだろうか?

うーん……やっぱり、これだけ見ると曜日はあまり関係なさそう。
日曜日だけ極端に高いが、これはサンプル数が少ないがゆえの偏りだろう。
……が、このデータはちょっと違うまとめ方をすると、ある可能性が見えてくる。
「週末」にあたる「金土日」と、それ以外の「月火水木」での比較だ。

こうやって比べてみると、どちらもそれなりのサンプル数があったうえで、「金土日」のほうが勝率が明確に高い。
これは、なにかあるかもしれない。
理由を推測すると、週末は精神または身体、あるいはその両方に余裕があることが多いので、よいコンディションで試合に臨めているのではなかろうか。
もちろん、対戦相手の多くにも同じことが言えるわけだが、「金土日にコンディションが整っていない人もいるから、それで勝てている」とか、「ぼくがコンディションによってパフォーマンスが大きく左右されるムラのあるタイプである」とか、可能性はいくつか考えられる。
検証3:連戦すると勝率は下がるのか?
今回、もっとも知りたかったテーマ。
「ランクマッチは疲れるから、ぶっ続けでやればやるほど負けやすくなるのでは?」というもの。
当然ながら日付ごとに試合数がぜんぜん違うので集計が大変だったが、どうにか完成させた。

結論は、「連戦すると勝率は下がる」。
グラフを見るとわかりやすいが、9戦目(9人目)あたりから勝率が目に見えて下がっている。
後半はどうしてもサンプル数が少なくなるが、一定以上連戦すると、試合数と勝率には負の相関が生まれると言ってよさそう。
ランクマッチは、1戦あたり2~3試合で終わることが多く、所要時間は約6分。待ち受け時間なども含めれば約7分。
9戦目から勝率が落ちているので、その時点で経過時間としては7×9=63分。ちょうど1時間。つまり、「1時間で集中力が切れているのでは?」という可能性が出てくる。
これは感覚的にも「まあ、そうかもな」と思う。
ふだん、仕事でも1時間作業したら立ち上がったりトイレに行ったりして休憩するようにしているので、1時間で集中を区切る脳になっているのかもしれない。
次に、この1~18戦目を、「前半(1~9戦目)」と「後半(10~18戦目)」にまとめて集計し直した。
もしかしたら、よりわかりやすくなるかもしれない。

よりわかりやすくなった。
サンプル数の違いこそあるが、その差は明白。なんと10%以上も違う。というか10戦目以降負けすぎである。なんだこれは。
個人的には、これはかなり有益なデータになった。
目先の勝ち負けを意識しすぎるつもりはないが、これだけ勝率が落ちるなら集中力も落ちていると考えたほうが自然であり、当然、そのとき練習・実践したいテーマの習得効率も落ちるだろう。負けるわ上達しないわで、いいことがあまりなさそう。
「ぼくの場合、ランクマッチはせいぜい1日1時間までだな」と自分なりの根拠を持って確信できたので、大満足。
おまけ:相手とのDR差で、勝率はどれくらい変わるか?
今回の趣旨とは関係ないが、せっかく元データがあるので。
「自分のDRが相手以上のとき」と「自分のDRが相手未満のとき」で、戦績を比較。

こうなった。自分≧相手だと勝率56.1%、自分<相手だと勝率45.3%。
まあそりゃそうだろ、という感じなのだが、思った以上にキレイに出るものだな、と感心した。DRシステムは「イロレーティング」と呼ばれるものの一種なのだが、なるほどよくできている。

いち個人の、多くないサンプル数での検証ではあるが、けっこうおもしろいデータが得られた。
結果を総合すると、ぼくの場合は「時間帯はいつでもよいが、週末(金土日)に、1日1時間以内でやる」のが、いちばん勝率が高くなりそうだ。
少しでも多く勝つため、今後はこれを徹底的に守り、それ以外ではランクマッチをしないように

うるせぇ! 知るかそんなもん!

データはデータ! 現実は現実!

ゲームは遊びたいときに遊びたいように遊ぶのがいちばん!










コメント
ゲムぼくさんが本気でそんな事気にする訳ないよなと思ったよ!
1時間で勝率ガクッと落ちるの面白いなぁ
自分もそれくらいかも
いいデータ分析だ…
逆に長時間やるほど勝率が安定する人もいるんだろうな
ついついぶっ続けでやっちゃうけど、一時間くらいで休憩挟んだ方がいいのはそうよね…
>ゲームは遊びたいときに遊びたいように遊ぶのがいちばん!
ゲムぼく。さんが楽しそうにゲームしてるの見るの好きだからこのスタンス助かる
>うるせぇ!
TCGのランク戦で時間帯によってデッキを変えた方がいいみたいな話があったけど、まさに「知るかそんなもん」だったよな。楽しむためにやってるのでな
めちゃくちゃ面白かったです
気にしても仕方なさそうなので好きに遊びます
私も(ゲームは違いますが)ランクマで20戦以上戦うと途端に勝率が下がるので、そういうもんなんだなあと感心しました
調べきるのほんとすごい
連勝で調子良いといけるとこまでとことんいくぜ!で気づいたらポイントとんとん。調子悪いと取り返さないと…で泥沼に。
この記事読んで試合数で終わりを決めたら調子良かったのでしばらくそうします。
区切りの時間を決める根拠があるのは良い事だと思います
自分はムキになってずっとやっちゃうので…
出掛ける用事あったのにやり続けたこともあります